台湾初心者やフリー旅行者必見の、台湾グルメと『千と千尋の神隠し』で有名な九份を満喫するモデルコース!台北の人気観光スポットを訪れ、九份で贅沢な宿泊や、十分名物のランタン上げも盛り込んでいます。必須グルメもばっちり!旅に必要な細かな情報やアクセスを記載していますので、ぜひ旅計画の参考にしてみて下さいね。
この記事の目次表示
1日目:台湾グルメと雑貨を満喫&九份へ
【13:00】台北に到着
羽田・成田空港発も関西空港発も、9時頃に出発の便があります。(LCCだと5時~7時台の便もあります。)行きは東京からでも約4時間~4時間半のフライトで、お昼前頃着いてしまいます。
台北近郊には2つの空港があり、台北中心部にほど近い台北松山空港と、少し離れた台湾桃園国際空港です。出発する空港や航空会社によってそれぞれ異なります。桃園空港は離れているといっても、空港直結の電車MRTで台北駅まで約35~50分程度です。
【14:00】鼎泰豊本店で小籠包
空港から台北駅に移動したら、まずは駅のロッカーに荷物を預けます。そして東門駅へ向かいましょう。
台湾と言ったら絶対食べたい小籠包ですが、台湾一の名店は「鼎泰豊(ディンタイフォン)」です。東門駅のすぐ傍には、その鼎泰豊の本店があります。
小籠包以外にもたくさんのメニューがあり、日本語メニューもあるので安心!
本場の小籠包は何個でも食べられてしまうおいしさです。手作りの薄皮に包まれた餡には、豚モモ肉や三星ネギ、ショウガなど10種類もの厳選された素材が使われています。
そしてなんといってもあふれ出すジューシーな肉汁がたまりません。パラパラの海老チャーハンもおすすめです。
大人気店なので混んでいますが、システムがしっかりしているので割とスムーズ。お店の外に待ち時間が表示されいるので、混み具合が一目瞭然です。混雑時は整理番号をもらい、待っている間にメニューをじっくり選べます。道路を挟んだ徒歩数分の所に支店(新生店)もあります。
- 鼎泰豐 信義店/本店
- 台北 / 中華料理
- 住所:台北市信義路二段194号地図で見る
- 電話:(02)2321-8927((02)2321-8928)
- Web:http://www.dintaifung.com.tw/jp/
【15:00】かわいい台湾雑貨選び
鼎泰豊本店がある東門駅のエリアは、「永康街(ヨンカンジェ)」と言われるショッピングエリア。ここではとっても可愛い台湾雑貨屋があるので女子は必見です。
1,000種類以上の品揃え「来好」
まずこちらが「来好(ライハオ)」です。プチプラ商品からハイセンスなものまで、なんと1,000種類以上ものアイテムを揃えています。まさに雑貨天国。
どれもセンスの良い「MADE IN TAIWAN」雑貨なので、お土産に最適です。雑貨の他にも、有名店の台湾茶やマンゴーケーキなど食品類まであります。
- 来好
- 台北 / 雑貨 / おみやげ屋
- 住所:106 台湾台北大安區永康街六巷11號1樓地図で見る
- Web:https://www.laihao.com.tw/
カラフルで可愛い雑貨が揃う「Bao gift Taipei」
来好から道路を挟んですぐの場所にあるお店が「Bao gift Taipei」。こじんまりとしたお店ですが、こちらも乙女心くすぐられるキュートな雑貨が揃っています。
小籠包やタピオカのイラストが描かれた台湾らしいお土産も。カラフルなデザインのものが多く、見てるだけで明るい気分になります。
他にも永康街で外せないのが、行列のできる蒽抓餅(ネギ餅)の有名店「天津蒽抓餅」。小籠包でお腹いっぱいかもしれませんが、良ければ食べてみて下さいね。モチモチふわふわ生地の蒽抓餅はとても美味しく、チーズや玉子のトッピングもできます。
- Bao gift Taipei
- 台北 / 雑貨・インテリア
- 住所:106 台湾台北大安區麗水街8號地図で見る
【16:30】高速バスで九份へ
東門駅から台北駅経由で荷物をピックアップし、西門駅へ移動します。西門駅前にあるバス965番に乗って九份へ向かいます。九份はあの『千と千尋の神隠し』のモデルと言われる人気の観光地です。
九份へは電車又はバスで行けます。電車は乗り換えがありますが、ローカル線の平溪線に乗って途中「十分」(後に紹介)という観光スポットにも行けます。
時間がない方、九份だけで良い方は高速バス利用がおすすめ。2つのバス会社があり、「基隆客運1062」は忠孝復興駅や松山駅から、「台北客運965」は台北駅に近い西門駅や北駅から出ています。所要時間(約1時間半)、料金(約300円程度)、本数(20分~30分間隔)はほぼ差はありません。1062番のほうがわずかに本数が多く、965番の方がわずかに所要時間が短い印象です。
【18:00】九份グルメを味わう
九份(ジィウフェン)はかつて金の採掘により栄えた山あいにある小さな街です。昔ながらの商店街や建物、風情ある石段など、日本人もどこか親しみと懐かしさを感じる街並みです。
九份には商店街(基山街)があり、古いお店が建ち並びとてもレトロな雰囲気。
日本では見たことのない食べ物もあり、つい『千と千尋の神隠し』の映画を思い出してしまいます。見て歩くだけでも十分楽しめますが、九份ならではのグルメを楽しみましょう。
魚スープの「九份傅統魚丸」
必須なのがこちら魚のすり身をお団子にしたスープ「魚丸湯」です。ガイドブックにも載っているのがこちらのお店「九份傅統魚丸」です。
色々な種類を楽しめる綜合魚丸湯がおすすめ。もっちりしたお団子と、旨味たっぷりのスープはとても美味しいです。体全体が温まります。
商店街は屋根が付いているエリアもありますので雨の日も安心。ただ、お店は18時半頃に閉まり始め、19時には閉まってしまうお店が多いので注意してください。
【19:00】美味しいスイーツを堪能
スイーツでおすすめは行列のできる「安蘭草仔粿」の草餅。三代続く老舗店で、紅豆粿(小豆)は日本人にも親しみのあるお味。もちもち柔らかな草餅の中に、甘さ控えめの小豆餡が入っています。
他にも見た目もカラフルでかわいい芋団子のスイーツ「芋圓」や、タロイモ餡とさくさくのパイ生地が美味しい台湾伝統菓子「芋酥頭」などもあります。
草餅を販売している「安蘭草仔粿」は20時半、芋圓の人気店「阿柑姨芋圓」は20時まで営業しています。
【19:30】九份フォトスポットへ
たっぷり台湾グルメを堪能したら、写真スポットへ。夕暮れ時になると赤提灯が灯り始め、街の雰囲気が一気に変わります。
写真左はあの『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルと言われる建物です。鍛冶屋だった築100年の建物を改装した茶藝屋になり、独特の雰囲気があります。
そして右の風情ある石段「豎崎路」も素敵で、人気の写真スポットです。九份らしい写真を撮ることができます。
ライトアップは21時頃まで見られます。ただ、日帰り観光の場合は帰りのバスの混雑に注意です。皆がライトアップを見に来るので台北行きのバスは大行列し、なかなかバスに乗れないことも。時間がかかること覚悟で帰るか、夕暮れだけ堪能して早めに帰るか、事前の計画が必要です。またはモデルプランのように宿泊をおすすめします。
おすすめ九份絶景宿「日光涵館」
九份は日帰り観光の人がほとんどですが、ぜひ一泊することをおすすめします。素敵宿に泊まり、朝は誰もいない九份を贅沢にお散歩することができます。宿泊時にオススメなのがこちらの宿「日光涵館」。
なんとお部屋は一面が窓の絶景宿。お部屋はとても広く、どのお部屋に泊まっても抜群の眺望が期待できます。遠くに基隆湾を見渡せ、夜はテラスで夜景を見ながらのんびりとした時間を過ごせます。
日光涵館は「台湾ナビ」や「Booking.com」から予約可能。B&Bのようなイメージで、朝食はカフェ「涵館咖啡廳」でいただきます。そちらの眺めも素晴らしいです。日本語を話せるスタッフがおり、色々相談できるので安心です。
- 日光涵館
- 台湾 / ホテル
- 住所:224新北市瑞芳區基山街200號地図で見る
- Web:https://windsorbnb.com/index.html