徳島
徳島観光
”阿波踊り”が有名な、自然の名勝が豊富な地域

【徳島・鳴門】駅近で徳島の美味を堪能するなら!「和処 とみます」

取材・写真・文:

東京在住

2018年5月11日更新

664view

お気に入り

写真:Emily

徳島県鳴門市。渦潮や鳴門海峡大橋で有名なこの地の名物といえば、鳴門金時。しかし、もう一つ名物があります。それが「鯛」。鳴門の鯛はその名も「鳴門鯛」と呼ばれており、とても美味しいことで有名です。今回はその鳴門鯛、そして徳島のそのほかの名物を、落ち着いた雰囲気の中リーズナブルに堪能できるお店「和処 とみます」をご紹介します。

この記事の目次表示

鳴門鯛はなぜおいしい?

鳴門で獲れる鯛は「マダイ」です。マダイは魚の王様とも言われており、その中でもこの鳴門海峡で泳ぎ育った真鯛は一級品と呼ばれています。その理由は、鳴門の名物「渦潮」のおかげ。潮流の速いところで揉まれながら育ってきたので、身が引き締まり、適度に脂が乗っていてとても美味しいのです。

また、漁獲法にもおいしさの秘密が。鳴門市では「タイ網」という鯛漁のための定置網や、手釣りによって漁獲されているので、丁寧に扱われているのも鳴門鯛が美味しい理由の一つです。

  • 写真:Emily

特に美味しい時期は春。産卵を控えたマダイは脂を蓄えているので、より一層おいしいのだとか。春の季節にちなんで「桜鯛」とも呼ばれています。

鳴門鯛を味わうなら「和処 とみます」へ

鳴門駅から徒歩7分、閑静な住宅街にある「和処 とみます」は「四季の変化と共に移りゆく季節の旬の味を心を込めてお造りしています」というモットーの下、大変おいしい和食がいただけるお店です。

とってもすっきりとした和モダンな建物で、洗練された味を楽しめそうと建物に入る前から楽しみになります。

  • 写真:Emily

メニューにはメインとご飯や茶わん蒸し、小鉢などがセットになった「御前」やお寿司のセットもあり、また、お酒に合うような一品も数多くあります。

  • 写真:Emily

<メニュー一例>

  • 阿波御膳(2,500円):一番人気の御膳メニュー(汁物・小鉢・天婦羅・刺身・茶碗蒸し・飯物・香物・デザート)
  • にぎわい膳(2,100円):少量ずつ楽しめる女性に人気のメニュー(汁物・刺身・小天婦羅・酢物・蒸物・茶碗蒸し・飯物・香物・デザート)
  • 渦潮巻(海鮮太巻き)(1,050円)
  • 盛り合わせ寿司(1,050円)

「和処 とみます」で「徳島ディナー」を堪能しよう!

当然、徳島産のものを使ったお料理も数多くあります。今回はアラカルトメニューから鳴門産の鯛を使ったお料理を多くいただきました。徳島のお酒と合わせて、ご紹介します。

お酒:徳島名物 すだち酒(300ml 700円)

  • 写真:Emily

徳島名物の一つ、「すだち」。「すだち酒」も地元のスーパーなどに行くと多く並んでいるのが見受けられます。食事はこのすだち酒でスタート。爽やかな酸味が口の中でほんわりと広がります。強くはないお酒なので、飲み過ぎに注意!?

鳴門鯛を使った3品

鳴門鯛お造り(920円)

  • 写真:Emily

とてもきれいなお造りで、見た目から楽しめます。口の中に入れるとその歯ごたえと身の引き締まり方にビックリです。東京の回転ずしで「鯛」と呼ばれていた物は何なのだろう、と鯛の概念を覆すような触感でした。味もとても美味しく、付け合せのすだちを軽く絞ると、鯛の身の甘さがより引き立ちます。

鳴門鯛南蛮漬け(400円)

  • 写真:Emily

まず驚くべきはその価格。400円なのに、とってもしっかりした鯛の身が4切入っています。お刺身とはまた別の触感です。南蛮漬けにしても身が引き締まっているのが分かる感じで、噛めば噛むほど鯛のうまみと南蛮漬けの酸味が合わさり、いいハーモニーを口の中で奏でてくれます。これが400円とは!とてもお得な一品です。

阿波地鶏のくわ焼き(700円)

  • 写真:Emily

こちらも徳島名物の阿波地鶏をくわ焼きにしたものです。くわ焼きとは、肉や野菜などをたれにつけ、鉄板で焼く料理のこと。農作業の合間に、野鳥をとり、鍬(くわ)の上で焼いたのが始まりなのだとか。濃いたれが地鶏にとてもよくからんでいて、お酒がすすむ一品です。

鳴門鯛の釜めし(800円)

  • 写真:Emily

約ご飯茶碗3杯分の分量、そして鯛もしっかり入っているのにこのお値段。炊き上がりに15分くらいかかるので、ぜひ、お食事の最初の方にオーダーをして、〆のタイミングにちょうど持ってきてもらうようにしましょう。

テーブルに運ばれてからも、しっかりと蒸らすことが大切。鯛の身をほぐしながらご飯とよく混ぜていただきましょう。味がしっかりしたご飯にふっくらとした鯛の身を一緒に頬張れば、鳴門に来てよかったなぁ、と思うこと間違いなしです。

最後に

いかがでしたでしょうか。「和処 とみます」では、このほかにも鳴門の他の名物わかめやアジを使ったメニューもあります。今回ご紹介したメニュー以外に「本日のおすすめ」もありますので、季節ごとに美味しいものが味わえること間違いなしです。

  • 写真:Emily

また店内は落ち着いた雰囲気なので、お友達やパートナーと行く旅行はもちろん、親子旅、家族旅でも使えるお店です。鳴門に行った際にはぜひ、「和処 とみます」で徳島名物を美味しく味わってください。

  • 写真:Emily

※記事中の価格は全て税抜です。

和処 とみます
徳島 / 和食 / ご当地グルメ・名物料理
住所:鳴門市撫養町斎田字大堤322地図で見る
電話:088-686-0203
Web:https://tomimasu.jp/

徳島の旅行予約はこちら


徳島のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

徳島のホテルを探す

徳島の航空券を探す

徳島の現地アクティビティを探す

徳島のレンタカーを探す

徳島の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


全国の人気ご当地グルメ47選!お取り寄せもできる都道府県別の名物グルメ特集

旅行の楽しみの一つ「ご当地グルメ」。この記事では全国47都道府県ごとに、人気の名物グルメを厳選してご紹介します。いずれのご当地グルメもお取り寄せもできますよ。


【徳島市】徳島って何があるの?は大間違い!濃ゆ~い魅力沢山の「徳島土産25選」

徳島と言えば渦潮や阿波踊り!美しい自然や歴史を感じる町並みも豊富で、観光スポットには事欠きません。今回はそんな徳島の人気お土産を25品、ご紹介します。すべて、徳...

かずら橋から一足のばして【徳島・奥祖谷二重かずら橋】に行こう♪

徳島県・祖谷のかずら橋は、あまりにも有名ですが「奥祖谷二重かずら橋」の存在はご存知でしょうか?祖谷のかずら橋からちょっと足をのばして、更に秘境へ行ってみませんか...

【道の駅うずしお】で買える徳島名物の「鳴門金時土産」オススメ9選!

兵庫県淡路島と、徳島県の境に位置する「道の駅うずしお」。道の駅の中にあるお土産店「ショップうずのくに」では、徳島県名産のサツマイモ「鳴門金時」を使用したお土産が...

【保存版】 四国(愛媛・高知・徳島・香川)のおすすめ観光スポット15選!

四国一周プランの参考に!四国旅は、女子ひとり旅にもおすすめです♡今回は、四国の人気観光スポットから穴場、さらにグルメも含めてご紹介。一度は行きたい道後温泉や四万...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...

【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります