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季節ごとの楽しみ方
蔵王の山のなかを走る自然豊かなドライブコースである蔵王エコーラインは、季節によって異なる景観が楽しめます。訪れるのに特におすすめの季節と、その季節ごとの楽しみ方をご紹介します。
春(4月下旬〜5月上旬)
4月下旬の開通直後は道路の両脇に高い雪の壁が残っており、5月中旬頃まで雪の壁を見ながらのドライブが楽しめます。その年の積雪量によって前後しますが、最も高いところでは10mを超えることも。なお道路はしっかりと除雪されているので、ノーマルタイヤでの走行が可能です。
初夏(6月上旬〜下旬)
新緑が深まる夏の時期は、窓から吹き抜ける風も心地のいいベストドライブシーズン。森林浴も楽しめるので、ドライブルート途中の見どころを歩いて散策するのも気持ちがいい季節です。
秋(9月下旬〜10月中旬)
標高の高い蔵王エコーラインでは、9月下旬には紅葉が色づき始めます。見ごろを迎える10月中旬頃には、蔵王ハイラインへと続く道が大渋滞するほどで、終点のお釜付近の駐車場への入庫待ちでかなり待たされることも。
混雑を避けたい方は、この時期だけは山形県側からお釜を目指すのもおすすめ。宮城県側と違いほとんど混雑することはありません。お釜へは無理に車で行かず、蔵王ハイラインの分岐点手前にある「蔵王ライザワールド」内の「蔵王刈田リフト」を利用しましょう(往復750円/人)。お釜近くまでリフトが運行しており、6分程でお釜へとたどり着くことができます。
バスでも行ける!蔵王エコーラインドライブ
ここまでは自分で車を運転して向かう方法をご紹介しましたが、実は蔵王エコーラインはバスで行くこともできます。車の免許を持っていない方や、車の手配が難しい方は参考にしてみてください(※2018年10月現在の情報です)。
宮城県側からのアクセス
JR東北線「白石駅」あるいは東北新幹線「白石蔵王駅」から
宮城県側からは、JR東北線「白石駅」あるいは東北新幹線「白石蔵王駅」バス停から「蔵王刈田山頂」バス停まで、宮城交通バスの路線バスが運行しています。運行期間は6月下旬〜11月上旬までの土・日・祝日のみ、乗車料金は片道1,800円。バスの時間は以下の通り。
- 【行き】①「白石蔵王駅」9:38発→「白石駅」9:46発→「蔵王刈田山頂」11:12着
- 【行き】②「白石蔵王駅」10:30発→「白石駅」10:38発→「蔵王刈田山頂」12:12着
- 【帰り】①「蔵王刈田山頂」12:00発→「白石駅」13:28着→「白石蔵王駅」13:37着
- 【帰り】②「蔵王刈田山頂」13:00発→「白石駅」14:28着→「白石蔵王駅」14:37着
電話:0224-25-3204
山形県側からのアクセス
JR「かみのやま温泉駅」から
山形県の「かみのやま温泉駅前交番前」バス停から「刈田駐車場」バス停まで、無料のマイクロバスが運行しています。期間は4月下旬から11月初旬まで毎日運行。「刈田駐車場」バス停からお釜までは、蔵王刈田リフトに乗車して向かいます(料金別途要:往復750円/人)。バスの時間は以下の通り。※途中の蔵王ライザワールド(ライザレストラン)にて休憩時間があるため、所要時間は変動します。
- 【行き】①「かみのやま温泉駅前交番前」9:20発→「刈田駐車場」10:20着
- 【行き】②「かみのやま温泉駅前交番前」13:25発→「刈田駐車場」14:25着
- 【帰り】①「刈田駐車場」11:15発→「かみのやま温泉駅前交番前」12:50着
- 【帰り】②「刈田駐車場」15:30発→「かみのやま温泉駅前交番前」16:37着
電話:023-679-2311
JR「山形駅」から
「山形駅前」バス停から「蔵王刈田山頂」バス停まで、山交バスの路線バスが運行しています。期間は4月下旬から10月下旬まで、4月28日~7月31日の間は土・日・祝日のみ、8月1日~10月28日の間は毎日運行します。乗車料金は片道2,050円。バスの時間は以下の通り。
- 【行き】「山形駅前」9:30発→「蔵王刈田山頂」11:06着
- 【帰り】「蔵王刈田山頂」13:00発→「山形駅前」14:38着
電話:023-632-7272