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【プラン2】アクティブファミリーにぴったり!岩礁トレッキング&温泉コース
一日のタイムスケジュール
- 10:00 京急「三浦海岸駅」からバスで「剣崎小学校」停留所へ
- 11:00 江奈湾の干潟散策
- 12:00 岩礁トレッキング開始
- 12:30 盗人狩&お弁当
- 14:15 バスで三崎港へ
- 15:00 「まぐろ食堂 七兵衛丸」で遅めのランチ【「まぐろまんぷく券」使用】
- 16:00 バスと電車で京急「三浦海岸駅」へ
- 17:30 「マホロバ・マインズ三浦」で温泉入浴【「三浦・三崎おもひで券」使用】
トレッキングは「三浦・岩礁のみち」ルートマップを参考に
今回歩くコースは、「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)」神奈川県コースの1番に指定されている【三浦・岩礁のみち】の一部分。コース全長は上記イラストマップの赤い線のルート(10.3km)で、大人でも3時間以上はたっぷりかかるため、子ども連れでは厳しいです。
そこで今回は、ルートのちょうど真ん中あたりの「江奈湾」から歩き始め、途中バスにも乗りつつ、「盗人狩」を中心にゆる~く楽しんでみましょう。気持ちよく歩いた後は、まぐろランチと温泉が待っています!
【10:00】京急「三浦海岸駅」から、バスで一気に海へ!
起点となるのは京急「三浦海岸駅」。バス乗り場の近くには海産物を販売する露天があり、一気に旅ムードが高まります。京急バス「海35 三崎東岡行」に乗車し、一気に海岸線を目指します。25分ほど乗車し、「剣崎小学校」バス停にて下車。
【11:00】徒歩で江奈湾の干潟へ。カニやハゼと存分にたわむれて❤
江奈湾に沿って10分弱歩くと、広~い干潟に到着。カニやハゼなどの水生生物がそこかしこにうごめき、つかまえ放題です!子どもはいつまでも遊びたがりますが、30分ほどで切り上げ、近くのバス停「江奈」から一つ先の「毘沙門天入口」までバス移動。バス乗り放題の特権を活かし、体力を温存しましょう。
【12:00】「毘沙門天入口」から岩礁トレッキングルートへ
「毘沙門天入口」バス停は畑の真ん中にあり、本当に海岸沿いに出られるのか不安になりますが、バスの進む方向に歩いて分岐を左手に進んでいくと、10分足らずで漁港が見えてきます。そのまま漁港沿いに歩くと、「関東ふれあいの道」の道標がぽつんと立っています。
道標に従って進んでいくと、粗大ゴミが放置された荒れた雰囲気で、これまた「合っているの?」と思うようなルートですがご心配なく。まもなく、下記のような開けた海沿いの道につながります。いよいよここから、岩礁トレッキングの始まりです!
大海原を眺めながらのトレッキングは爽快!
ルートには一応舗装された部分もありますが、大半が岩礁地帯をそのまま歩き回る感じです。波打ち際に近づきすぎない程度に、自由に歩いてみましょう。小さな岩を乗り越えたり、岩場の割れ目を飛び越えたり、冒険心がくすぐられます。太平洋の大海原を眺めながら歩くのは、爽快そのもの!
【12:30】コースの目玉「盗人狩」に到着
20分ほどで、本日のトレッキングの目玉である景勝地「盗人狩(ぬすとがり)」に到着。その昔、村人に追われた盗賊がこの崖の上に追い詰められ、あまりの急な断崖に足がすくんであえなく捕まった、という逸話がそのまま地名になったとか。
30mの断崖は、見上げるだけでもクラクラ。崖の上から見下ろしたらさぞかし恐ろしい光景でしょう…。太平洋の荒波が硬い岩盤を侵食して、このような断崖が生まれたそうです。一見危なそうですが、岩肌がデコボコしているので、案外子どもでも簡単に登れてしまいます。
この辺り一帯は切り立った崖が多く、景色が良いので、お弁当を広げながらのんびり過ごしましょう。あちこちに小さな洞窟があるので、探検ごっこもいいですね。
「盗人狩」から「千畳敷」へ。生き物の観察も
盗人狩の絶景を堪能した後さらに15分ほど歩くと、開けた岩礁地帯に出ます。「千畳敷」と呼ばれる場所で、磯釣りスポットとしても有名。岩の間に水たまりがたくさんあるので、小魚やカニの観察にもぴったりです。