ライデンは、日本が鎖国をしていた頃から交流があった街です。首都のアムステルダムよりもコンパクトで、1日あればじっくり観光しオランダらしい景観を楽しめます。この街のフォトスポットを、筆者が撮影した写真と併せてご紹介します。
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フォトスポット7選
【1】Leiden Centraal Station(ライデン中央駅)
運河や風車、木靴、チューリップのイメージが強いオランダですが、駅は近未来的なデザインのものが多いです。ライデン中央駅もそのうちの一つで、キューブが連なったようなデザインです。低めのアングルから空が映るように撮影すると、白いパイプに青い面がついたキューブのような写真が撮れます。
【2】Molen de Valk(デ・ヴァルク風車)
運河沿いにある風車です。周りに高い建物がないので、近未来的な作りの駅からそれほど離れていないにも関わらず、のどかな風景を写すことができます。
- デ・ファルク風車博物館
- オランダ / 建造物
- 住所:Molen de Valk地図で見る
- Web:https://molenmuseumdevalk.nl/en
【3】Hooglandse Kerk(ホーフランセ教会)
ゴシック式の教会です。前の道が狭いこともあり、その大きさには圧倒されることと思います。真正面に立つと、大きすぎて全貌を写すことはできないのですが、【4】でご紹介するライデン要塞の入り口から撮影すると、アーチ型の入り口の先にホーフランセ教会が覗く写真を撮ることができます。
【4】Burcht van Leiden(ライデン要塞)
かつて要塞として使われていたライデン要塞ですが、現在はここからの眺めが良いため、観光客が訪れる展望台のような場所になっています。展望台というと坂道や階段をかなり登るイメージかもしれませんが、それほど体力を使うことなく行くことができます。木に遮られるところもありますが、360度街を一望できますので、必見です。
【5】City Hall Leiden(ライデン市役所)
日本の役所は地味な建物が多いですが、海外の役所はおしゃれなものが多いですよね。ライデン市役所もそれに同じく、煉瓦造りの建物に塔があり、一際目立っており、写真映えします。
【6】Rembrandtplaats(レンブラント生誕地)
レンブラントはライデン出身の画家です。レンブラントの像、書きかけのキャンバス、完成した絵の3つが飾られています。「アトリエの画家」というレンブラントの絵があるのですが、カンバスの裏手側から写真に撮ると、まさにその絵のような構図で写すことができます。
【7】Rembrandtbrug(レンブラント橋)
跳ね橋と風車を一緒に写真に写すことができる場所です。この橋は跳ね橋ではあるものの開閉はしないもので、風車についてもレプリカだそうですが、いかにもオランダらしい風景を写真に収めることができます。
おまけ
ライデンの街では、建物の壁に世界各国の詩をその国の言葉で書くプロジェクトがあるそうで、中には日本語のものもあります。筆者が見つけたのは、松尾芭蕉と新国誠一のものです。場所は冒頭で紹介した地図上にオレンジ色のマークをつけています。
外国の街並に立つ建物に日本語が書いてある様子は不思議な感覚ですが、どこか少し嬉しくなるものですので、ぜひ訪れてみてください。
ライデンへの行き方
アムステルダムから行く場合
Amsterdam Centraal Station(アムステルダムセントラール駅)からIntercity(電車)で約35分です。
スキポール空港から行く場合
Schipol Airport(スキポール空港駅)からIntercity(電車)で約15分です。