アムステルダムは、世界的にも有名な見どころがたくさん。歴史的建造物から美術館など、中心部付近に集まるので、交通機関を上手に使えば1日でもかなり周れます。運河が張り巡らされた美しい街の観光スポットをご紹介します。
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【1】アムステルダム中央駅(Station Amsterdam Centraal)
スキポール空港から電車に乗り、約15分で到着する中央駅は、アムステルダムの玄関口。赤レンガ造りが美しい駅を中心に街や運河が扇形に広がり、ここを拠点に、電車やトラム、バスなど様々な交通機関が利用できます。建築様式は違いますが、東京駅のモデルとも言われているアムステルダム中央駅は、2006年に姉妹駅の関係も結んでいます。
- アムステルダム中央駅
- オランダ / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Stationsplein, 1012 AB Amsterdam, オランダ地図で見る
【2】運河クルーズ(Amsterdam Canal Cruise)
アムステルダムを訪れたら絶対に外せないのが、運河クルーズ。中央駅周辺には、クルーズを運行する会社がたくさんあります。各社で様々なコースが設定されていますが、主要な運河を巡る定番コースは1時間コース(€16/¥2,520)から、あるので、予算やコースによって選ぶと良いでしょう。
街歩き前に乗船すると、街の雰囲気が事前にわかって良いかと思います。水上から見る景色はまた違った美しさがあるので、ぜひトライしてみてください。上記写真の船ラバーズに関して言えば、日本語の音声ガイドにも対応していますし、船内にはトイレもあります。
- アムステルダム運河クルーズ
- オランダ / 乗り物
- 住所:Stadhouderskade 550, 1072 AE Amsterdam地図で見る
- ラバーズ 運河クルーズ
- オランダ / 乗り物
- 住所:Prins Hendrikkade 25, Amsterdam地図で見る
- Web:https://www.lovers.nl/
【3】ダム広場(de Dam)
アムステルダムのおへそとか、心臓と呼ばれるダム広場。アムステル川を堰止め、ダムが建設された場所で、ここから街が発展していった歴史のスタート地点です。「アムステルダム」という、都市名の由来にもなっています。広場は王宮や新教会など、歴史的建造物に囲まれ、中央には白い戦没者慰霊塔が建ち、レストランやホテルも建ち並ぶ賑やかな場所です。
【4】王宮(Koninklijk Paleis)
ダム広場の正面に威風堂々と建つのが、王宮。建設当時は市庁舎として建設されましたが、フランス侵略時代の1808年、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトが接収した時から、王宮として使われました。現在は迎賓館として使われています。王室関連行事がない日は、一般公開(大人€12.50/¥1,969)されています。
- アムステルダムの王宮
- オランダ / 建造物
- 住所:Dam, Amsterdam地図で見る
【5】新教会(Nieuwe Kerk)
王宮に向かって右隣に建っているのが、オランダ王室ゆかりの新教会で、15世紀に建てられたゴシック様式の教会です。歴代国王の戴冠式など、王室関連の行事が行われる場所でありながら、様々なイベント会場ともなる珍しい教会です。
- 新教会
- オランダ / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Markt 80, 2611 GW Delft地図で見る
- Web:https://oudeennieuwekerkdelft.nl/
【6】ショッピングセンター マグナ・プラザ(Magna Plaza)
王宮の真後ろにあるネオ・ゴシック様式の重厚な建物は、なんとマグナプラザというショッピングセンター。もともとは19世紀の中央郵便局だったこともあり、歴史を感じる内部も必見です。20以上の有名ブランド店や、カフェ、レストランがあるので、建物見学も兼ねて訪れてみましょう。
- ショッピングセンター マグナ・プラザ
- オランダ / ショッピングモール・デパート
- 住所:Nieuwezijds Voorburgwal 182I, 1012 SJ Amsterdam, オランダ地図で見る
【7】ムント塔(Munttoren)
15世紀には、町を取り囲んでいた城壁の一部として造られた門でしたが、17世紀に城壁は取り壊され、残った塔の上に時計台を増築したのが、ムントタワーです。ムントとは貨幣のことで、フランスがアムステルダムを侵略した時に、塔の中で貨幣を鋳造していたことから、この名がつきました。中世時代から街を見守っていた塔は、30分おきに美しいカリヨンの音色を響かせます。
【8】シンゲルの花市場(Singel Bloemen Markt)
ムントタワーから徒歩5分ほどの、シンゲル運河沿いにある常設の水上花市場です。生花はもちろん、球根や種、オランダ土産などが販売されています。ちなみに、球根を日本に持ち帰る場合は、日本の空港で検疫が必須です。