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【新潟】「ピアBandai」で買う!新幹線旅におすすめな新潟土産23選

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アメリカ在住
訪問エリア:41都道府県

2021年11月3日更新

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写真:かなたあきこ

新潟市内にある、日本海エリア最大級の旬鮮市場「ピアBandai」。新潟が誇るお米や鮮魚、肉、日本酒などのグルメなお土産が購入できますが、新幹線を利用した旅行だと“生もの”は持ち帰りづらいもの。本記事では、新幹線利用の旅行や出張でも買いやすい新潟土産を、厳選して23品ご紹介します!

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旬鮮市場「ピアBandai」とは?

「ピアBandai」は新潟港に面した新潟市万代島にある観光市場で、前身の「新潟魚市場」だった時代から、新潟近郊のグルメが集う場所でした。お米や日本酒をはじめ、魚・肉・野菜・果実・生花に至るまで、新潟県の特産品が集結。ここに来れば買えないものはないという、日本海側最大級の旬鮮市場として知られています。

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

本記事では、「ピアBandai」の中でもひときわ大勢の買い物客でにぎわう「万代島鮮魚センター」で買えるおすすめのお土産を、食品を中心に23品ご紹介。二児の母でもある筆者が“主婦目線”で選りすぐった、どれもリーズナブルで美味しいものばかり♡ 新幹線旅でも持ち帰りやすい、をテーマに新潟の食の宝庫群から見つけ出した、おすすめのラインナップです!

おすすめの新潟土産~おかず・おつまみ編~

①「いかのいろり焼き」

  • 写真:かなたあきこ「いかのいろり焼き」(税込み648円)

新潟県沿岸域はイカが良く獲れることで有名で、とりわけ佐渡ヶ島沖は絶好のイカ漁場とされています。必然的に新潟では美味しくて新鮮なイカ料理が食べられることになりますが、生のイカをお土産として持ち帰るのは少し難しいもの。そんな時におすすめなのが、こちらの「いかのいろり焼き」(税込み648円)です。

  • 写真:かなたあきこ

店内ではパックごと冷凍した状態で売られていますが、新幹線で東京などに帰るまでの間くらいなら、保冷材も要りません。家に帰り着く頃には程よく自然解凍され、レンジで温めていただけば、佐渡沖産のイカの弾力ある噛み応えがたまらないおつまみに。ぜひ、新潟の日本酒と合わせていただいてみてください!

②豆撰「栃尾の油揚げ」

  • 写真:かなたあきこ豆撰「栃尾の油揚げ」(税込み280円)

「栃尾の油揚げ」は、新潟県長岡市栃尾地区で古くから食されてきた、大きな油揚げ(地元ではあぶらげ、と発音されます)のことです。普通の油揚げの3~4倍はある厚みが特徴で、さまざまなお店で製造販売されていますが、筆者のおすすめは老舗の「豆撰(まめせん)」のもの。

  • 写真:かなたあきこ

新潟県産大豆を100%使用し、一枚一枚手揚げされた上質な油揚げです。肉厚でジューシーな油揚げは、グリルで軽く温めてしょう油をたらすだけの、シンプルないただき方が一番美味しい♡ アツアツをザクっと噛みしめる瞬間は、至福です。一枚280円(税込み)。

③竹徳かまぼこ かまぼこ各種

  • 写真:かなたあきこ

「竹徳かまぼこ」は、新潟市内に創業してから80年を超す老舗のかまぼこ店です。農林大臣賞や水産庁長官賞、県知事賞などを何度も受賞している名店で、新潟の鮮魚を味わい深いかまぼこへと毎日加工。ピアBandai内にも常設店舗を設けており、バラエティ豊かなかまぼこ製品を取り揃えています。

  • 写真:かなたあきこ「甘海老しんじょう」(3個入り500円+税)など

とくにおすすめなのは、甘海老やずわい蟹を練り込んだ「しんじょう」です。一番人気は“南蛮海老”と呼ばれる甘海老を白身魚と山芋と共に練り込んだ「甘海老しんじょう」(3個入り500円+税)で、ふっくらとした食感となめらかな舌触りが絶品。新潟の海の幸を堪能できるしんじょうは、グルメな方へのお土産にぴったりです。

④竹徳かまぼこ「麸の惑星」

  • 写真:かなたあきこ竹徳かまぼこ「麸の惑星」(500円+税)

こちらも③と同じ「竹徳かまぼこ」の製品で、新潟の名産品・車麸(くるまふ)を使ったおばんざい「麸の惑星」(2個入り500円+税)です。車輪のような形をした車麸を水に戻してから、白身魚のすり身と一緒に蒸し、お出汁と一緒に炊き上げたもので、滋味深い味わいが特長。口に含むと香り高いじゅわっとお出汁が口中に広がり、至福のひとときが味わえます♡

⑤はたはた一汐干し

  • 写真:かなたあきこ「はたはた一汐干し」(800円+税)

日本海で獲れた「はたはた」の干物、「はたはた一汐干し」(800円+税)もおすすめの新潟土産です。真空パックにされていますので持ち運びやすく、ご家庭で揚げたり軽くあぶったりして、美味しくいただけます。おかずはもちろん、新潟産地酒のおつまみにもぴったり!

⑥のどぐろ味噌汁(インスタント)

  • 写真:かなたあきこのどぐろインスタント味噌汁(1袋5食入り500円+税)

こちらも日本海で獲れたお魚「のどぐろ」を具材にした、生味噌タイプのインスタント味噌汁(1袋5食入り500円+税)です。口の中が黒いことから「のどぐろ」と呼ばれるこの魚、とろけるような濃厚な食味が特長で、地元でも味噌汁にするのはかなり贅沢なことだとか。新潟産米の炊き立てごはんに合わせて、ぜひどうぞ。

⑦おさしみぎばさ

  • 写真:かなたあきこ「おさしみぎばさ」(190円+税)

「ぎばさ」とは、ワカメやコンブと同様に褐藻類に属する海藻「アカモク」の別称で、新潟をはじめとする東日本の沿岸に多く生息しています。本商品は新潟ではなく三陸産のぎばさですが、新潟県民にとっては日常的に食すおなじみの味。栄養価に優れ、スーパーフードとして注目を集めている食品でもあります。

  • 写真:かなたあきこ

「おさしみぎばさ」(190円+税)は、その名の通り生食ができる「ぎばさ」をパック詰めしたもので、ポン酢等をかけてそのままいただけます。筆者は野菜と合わせてサラダ仕立てにしましたが、味噌汁やおそばのつゆに入れていただくのも◎。もずくやめかぶ以上のネバネバ食感が楽しめますよ♪

⑧佐渡産いごねり

  • 写真:かなたあきこ「いごねり」(250円+税)

続いてもちょっと珍しい海藻シリーズ、佐渡産の「いごねり」(250円+税)です。いごねりは、いご草(えご草)という海藻を水に入れて煮込んだ後に漉して固めたもので、こんにゃくや九州の「おきゅうと」のような食感です。海藻だけでできているため、低カロリーかつ水溶性の繊維が豊富で、佐渡島民にとっては、食卓には欠かせないソウルフードといえます。

食べ方は、短冊切りにして酢味噌でいただいたり、刻んでサラダに加えたりと様々です。プチプライスなので、たくさん買って帰ってお好みのアレンジ方法を見つけるのも楽しそう!

⑨髙木屋「佐渡わかめ」

  • 写真:かなたあきこ髙木屋「佐渡わかめ」(200g 430円+税)

次はおなじみの海藻・わかめですが、高木屋「佐渡わかめ」(200g 430円+税)は普通の物とは一味違います。髙木屋は、新潟県南魚沼市に工場を持つ海藻加工専門のお店で、当地の雪解け水を用いた天然水で海藻類を洗浄し、良質な製品を生み出しています。佐渡ヶ島近海で育った天然わかめは肉厚で、しっかりした歯触りが特長的。新潟土産にも最適です。

⑩生造りかつお酒盗

  • 写真:かなたあきこ「生造りかつお酒盗」(190g 500円+税)

「生造りかつお酒盗」(190g 500円+税)は、万代島鮮魚センターの中でも人気の高い商品で、瓶詰のため持ち運びがしやすくお土産に向いています。丁寧に仕上げられたかつおの酒盗は、ごはんのお供の他に、和製アンチョビとしてチーズやパスタにも合う万能な発酵食品。お酒を飲まない方でも、イタリア料理用の調味料の一つとして購入するのもアリです。

⑪宮村製麩所 車麩各種

  • 写真:かなたあきこ「宮村製麩所 車麩11枚入り」(税込み396円)
  • 写真:かなたあきこ

車輪のような見た目からその名がついた「車麩」は、北陸地方で昔から食されてきたお麩です。だしを含みやすい上に適度な弾力もあり、煮物などの家庭料理によく使われています。ピアBandaiでは、創業明治35年という老舗である宮村製麩所の車麩を主に取り扱っており、種類も豊富。お麩の大きさや厚み、パッケージデザインなども様々ですので、お好みで選んでみては。

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この記事を書いたトラベルライター

フリーランスライター
◆◆トラベルライターアワード 2018年上半期・2018年年間・2019年上半期
◆◆「国内記事部門 アクセストップ賞」三期連続受賞!
◆◆https://tripnote.jp/minna/award/2019/1



学生時代のダイビング、社会人からのトレッキングを経て、海も山もあらゆる旅行&アクティビティが好きです。過去には夫の海外勤務に帯同し、2年半ほどドイツ・ミュンヘンで暮らしたことも。どこまでも地続きであるヨーロッパの利点を活かし、休みのたびにいろいろな国や街へ強行ドライブ旅を敢行していました。(1歳・3歳の子連れで、土日でミュンヘン⇔ミラノ往復など無茶もしました・・・)
帰国後数年間の東京暮らしを経て、2021年夏からアメリカへ移住。アメリカならではの大自然を満喫するのが楽しみです!

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