【大阪】参道には多数のお店も！「石切劔箭神社」に参拝しよう

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• 石切劔箭(いしきりつるぎや)神社とは
• 参道を歩いてみよう
•    串揚げ いのうえ
•    石切つけもの横丁
•    魚竹
•    おせんべいの大晴堂
•    味噌煎餅　宝玉堂
•    占いの店
• 「石切さん」に参拝しよう
•    初詣やお百度参りで賑わう御本社
•    上之社へも参拝を
• 石切劔箭神社へのアクセス
•    電車の方
•    車の方

石切劔箭(いしきりつるぎや)神社とは

石切劔箭神社は、大阪府東部の東大阪市にある神社です。石切劔箭という神社の名前は、石を切る、剣や矢を意味しており、御祭神の力が非常に強いことを表しているそうです。祭神として、饒速日尊（にぎはやひのみこと)と、その子の可美真手命(うましまでのみこと)が祀られています。

全国的には、腫れ物、できものを治す神様として知られており、近年ではがんの治癒を祈願する人も訪れているそうです。初詣スポットとしても人気があり、お正月には非常に多くの人で賑わいます。

参道を歩いてみよう

• 写真：ゆきたか

近鉄奈良線の石切駅から、神社までの長い参道には、多数のお店が立ち並んでいます。カフェや食事処、和菓子店などがあり、歩くのが楽しいですよ。

串揚げ いのうえ

• 写真：ゆきたか

近鉄電車の石切駅を降り、大鳥居の方向に歩いたところにある、串揚げ店です。こちらでは、旬の野菜や魚を使った串揚げや、一品料理がいただけます。

古い建物の1階にありますが、お店に入るとおしゃれで快適な空間が広がります。カウンター席がメインですが、奥にはテーブル席もあり、窓からは大阪平野の町並みを眺めることができます。

• 写真：ゆきたか
• 写真：ゆきたか

こちらの串揚げ、揚げ物は、サクッと軽く揚がっており、素材の風味や甘みも感じられます。創作串揚げとなっており、めずらしい食材が使われていることもあります。筆者が訪れた際には、写真のようなランチが提供されていましたが、公式SNSによると、現在は夜のみ営業されているようです。

夜の予算は3,000円～となっています。夕方17時30分からオープンしているので、神社の参拝後に立ち寄るのも良いかもしれませんね。なお、席数が少ないので、事前の予約をおすすめします。

石切つけもの横丁

• 写真：ゆきたか

石切つけもの横丁は、日本の伝統食「つけもの」に親しむことができる、複合施設です。漬物作りを体験できる「つけもの道場」、おつけもの定食などの各種定食、甘味やドリンクがいただける「つけもの茶屋」、占いや雑貨の店が並ぶ「横丁小店」があり、散策途中に立ち寄りたいお店です。

• 写真：ゆきたか

地元の食品会社の直営店もあります。奈良漬けやキュウリの漬物など、豊富に取り揃えられているので、お土産にも良さそうですね。

魚竹

• 写真：ゆきたか

魚竹は、参道の中央付近にある、食事処です。人気の巻き寿司、バラ寿司のほか、麺類や丼、定食まで揃っています。

• 写真：ゆきたか

間口の狭さに比べて店内は広く、奥には庭園もあります。テーブル席のほか、お座敷もあり、一部は掘りごたつになっているので、ゆっくりとくつろげます。

• 写真：ゆきたか魚竹定食
• 写真：ゆきたかおでん定食

お昼は定食がおすすめです。魚竹定食(1,080円)は、天ぷらうどんとご飯、だし巻き卵がセットになっています。出汁の効いた天ぷらうどんと、少し甘めの出汁巻き卵は、ほっとする味です。冬は、味が良く染み込んだおでんとご飯がセットになった、おでん定食もおすすめです。

おせんべいの大晴堂

• 写真：ゆきたか

おせんべいの大晴堂は、せんべいや豆菓子を製造販売しているお店です。店内には、昔懐かしいせんべい、豆菓子が種類も豊富に並んでいます。

ピーナッツが入った、香ばしく甘いせんべい「ピーナッツ玉子せんべい」(300円)など、手ごろな価格で売られているので、ちょっとしたお土産にも良いでしょう。色々な味のせんべいが一度に味わえる「ふきよせ」もおすすめです。

味噌煎餅　宝玉堂

• 写真：ゆきたか

宝玉堂は、石切参道で長年せんべいの製造販売をしています。味噌せんべい、卵せんべいなどを多数販売しているのですが、ちょっと変わった商品もあるんです。それがこの「石切せんべいおみくじ」(100円)です。

アルファベットのUの字に曲げられたせんべいの間におみくじが挟まれているので、おせんべいとおみくじが一度に楽しめます。おみくじは、神社やお寺にあるような、本格的なものであるのも、うれしいですね。

占いの店

• 写真：ゆきたか

参道を歩いていると、占いのお店を多く見かけます。神社の参道にこれほど多くの占い屋が並ぶ場所は、関西ではほとんどないでしょう。占いの料金は、1,000円～2,000円程度からと、良心的な所も多いようですよ。

「石切さん」に参拝しよう

参道を散策したら、神社に参拝しましょう。石切劔箭神社は、御本社と上之社の二つの神社からなっており、御本社は、市街地に近い場所に、上之社は、生駒山の中腹にあります。

初詣やお百度参りで賑わう御本社

• 写真：ゆきたか

こちらは、御本社の本殿です。新年の初詣の時期には、非常に多くの参拝客が訪れますが、普段からも病気平癒などの祈願に訪れる人も多くいます。こちらでは、お百度参りをする人も多く、本殿前のお百度石を回りながら、祈願する様子がよく見られます。

本殿横には、御神木のクスノキがあります。とても大きなもので、樹齢は約500年にもなるそうです。

• 写真：ゆきたか石切劔箭神社の絵馬殿

本殿南側にある、立派な門のような建物は、絵馬殿です。写真には残念ながら写っていませんが、屋根には社号にもなっている、剣と矢が飾られています。

上之社へも参拝を

生駒山中腹にある、石切劔箭神社の上之社は、現在の御本社(下之社)よりも、古くに創建されたそうです。こちらにも御本社と同じ祭神が祀られており、お百度石もあるため、お百度参りをすることができます。

上之社には、独特の形をした社殿が特徴の登美霊社、小さな滝「石切の御滝」、願いが叶ったことに感謝するための「御礼池」などがありますので、時間のある方は訪れてみると良いでしょう。

石切劔箭神社へのアクセス

電車の方

石切劔箭神社へは、近鉄けいはんな線「新石切」駅から徒歩約7分、近鉄奈良線「石切」駅から徒歩約15分です。御本社へは新石切駅の利用が便利ですが、「石切駅」から参拝される方も意外と多いです。

神社参道は、やや急な坂道となっており、新石切駅や神社側から歩くと、上りになりますが、石切駅から歩くと下りなので、楽に歩くことができます。出発地にもよりますが、行きは「石切」駅から神社を目指し、帰りは「新石切」駅から戻るという方法も良いでしょう。

車の方

大阪市内からは、阪神高速13号東大阪線「水走」出口、奈良方面からは、第二阪奈有料道路「西石切ランプ」の利用が便利です。一般道では、国道170号線(大阪外環状線)を利用すると分かりやすいでしょう。駐車場は北と南にありますが、台数に限りがあります。