初めて大阪を訪れるなら、まずは定番を抑えましょう。「ザ・大阪!」とも言うべき、ミナミエリアや新世界エリアをおさえるのが、初めの一歩。ちょっと離れているけれど、大阪城を訪れて、お馴染みの道頓堀に法善寺横丁、浪速のエッフェル塔、通天閣に登れば完璧。コテコテの観光スポットを歩きましょう。
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【1】まずは、大阪のシンボル大阪城へ
ミナミや新世界の前に、まず、ここは押さえましょう。大阪城は、江戸城、名古屋城とならび日本三大名城にも数えられる大規模な城跡です。羽柴秀吉、のちの豊臣秀吉によって築かれた居城でしたが、大阪夏の陣で廃墟同然となった城は、1620年に徳川秀忠の命により、10年かけて再築されました。
現在ある天守は、1931年に復元されたものですが、櫓や門などは江戸時代のものが残っています。内部は博物館などを備えており、毎年多くの観光客が足を運ぶ人気スポットです。高石垣の上に建つ巨大な大阪城は、遠くから見ても威風堂々として、圧巻です。
- 大阪城
- 大阪 / 城 / 観光名所 / パワースポット
- 住所:大阪府大阪市中央区大阪城1-1地図で見る
- 電話:06-6941-3044
- Web:http://www.osakacastle.net/
【2】みんな知っている、あの繁華街・道頓堀
大阪には、「梅田周辺のキタ」と、「難波周辺のミナミ」と、大きな二つの繁華街があります。地元では、心斎橋から難波、日本橋辺りをミナミと呼ぶようです。コテコテの大阪観光なら、まずはミナミに。おなじみのド派手な看板やネオンが光る道頓堀は、歩いているだけでワクワクします。
グリコのランナーに巨大蟹にフグ。「これぞ大阪!」の景色が広がる道頓堀は、大阪・ミナミの代表的な繁華街。大阪に来たんや~♪と、一番実感できる場所かも?
道頓堀という名前は、慶長1612年に、私財をなげうって川を開削した安井道頓(やすい どうとん)の名前に由来しています。幕府の都市計画が始まり、道頓堀の南側に芝居小屋が集められ、お茶屋の営業を許されて以降、芝居の本場として栄えました。その賑わいが今日まで引き続いているのですね。
- 道頓堀
- 大阪 / 町・ストリート / 観光名所
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目地図で見る
- 電話:06-6211-4542
- Web:http://www.dotonbori.or.jp/ja/
【3】ノスタルジックな雰囲気の法善寺横丁
道頓堀から歩いて2~3分の場所にある法善寺横丁。昭和の小説で映画にもなった『夫婦善哉』の舞台です。東西に延びた80mほどの路地に、高級割烹からカジュアルなお好み焼き屋まで、飲食店がびっしり。横丁に灯りが灯りはじめるとノスタルジックな雰囲気が漂い、その頃から多くの人でにぎわいだします。
その一角にあるのが「水掛不動さん」と呼ばれる西向不動明王。商売繁盛、夫婦円満、恋愛成就にご利益があるとされています。
法善寺横丁の東の入り口には3代目桂春団治氏、西の入り口には藤山寛美氏の手による「法善寺横丁」と書かれた看板が掲げられています。
【4】ディープな町、新世界と通天閣
どこかレトロな雰囲気を漂わせる新世界。歩いてみると昭和な喫茶店や立ち飲み酒屋、将棋クラブに集まる人々など、下町風情に浸れます。新世界のほぼ中央まで進んだら、ナニワのエッフェル塔、高さ103mの通天閣に登って、大阪の景色を堪能しましょう。
景色を堪能した後は、5階に鎮座しているビリケンさんの足の裏をなでるのを忘れないでくださいね。縁結びや合格祈願など、願いが叶うと言われています。
- 通天閣
- 大阪 / 展望・景観 / 観光名所 / パワースポット / 展望台
- 住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6地図で見る
- 電話:06-6641-9555
- Web:http://www.tsutenkaku.co.jp/
【おまけ】困ったら地下へ!なんでも揃うなんばウォーク
大阪市中央区・千日前通りの地下街で、東は堺筋から西は四つ橋筋までの間に続いています。2本の通路が東西に長く伸びており、西から一番街、二番街、三番街と分かれています。飲食店の他、ファッション、雑貨その他、ATMから接骨院まで、あらゆる職種の店舗が入っており、その数240ほど。
有名土産店も数多く出店しているので、お土産購入にも便利です。また、なんばウォーク地下街通路全域でWi-FiおよびWiMAX使用可能なのも嬉しいですね。
- なんばウォーク
- 大阪 / ショッピングモール・デパート
- 住所:大阪府大阪市中央区千日前2丁目1−15地図で見る
- 電話:06-6643-1866
- Web:http://walk.osaka-chikagai.jp/