ペルー
ペルー観光
行きたい世界遺産1位の空中都市マチュピチュ

【ペルー】日帰りツアーで行く世界遺産ナスカの地上絵

取材・写真・文:

オーストラリア在住

2018年11月9日更新

142view

お気に入り

写真:Yuri_etoile

ペルーにある「ナスカの地上絵」は、上空からしか見ることのできない土に描かれた大きな絵で、1994年に世界遺産にも登録されています。人生で一度は観たいナスカの地上絵、今回は、ペルーの首都リマから出発する日帰りツアーの様子ともに紹介します。

この記事の目次表示

ナスカの地上絵とは

  • 写真:Yuri_etoileサルの地上絵

ナスカの地上絵(Nazca Lines)は、ペルーの首都リマから車で南西に向かって約5時間のところにあるナスカで1939年に発見されました。赤褐色の土の上に、幅1~2m、深さたったの20~30cmの線で描かれた、空から観ないと把握できない程大きな絵です。

紀元前200年から紀元後800年のナスカ文化時代に描かれたと確認されており、ハチドリ、サル、クモなどの動物や、宇宙飛行士のようにもみえる人間など、そのバリエーションは多種多様になっており、今になっても続々新しい絵が発見されています。

  • 写真:Yuri_etoileコンドルの地上絵

全長46mある「クモ」、135mある有名な「コンドル」、大きなものでは285mの「フラミンゴ」など、空からでないと見ることのできない巨大な絵がなぜ描かれたのかは、大きな謎となっています。

この一帯が非常に乾燥していることから、雨乞いのための儀式説や、農作業用の季節を計算するカレンダー説、食料を供給するための社会事業説、はたまた宇宙人説など、真相は未解決のままのロマン溢れる古代遺跡です。

  • 写真:Yuri_etoile宇宙飛行士に見える地上絵

ナスカの地上絵を観るには、日帰りツアーの利用がお勧め

  • 写真:Yuri_etoileハチドリの地上絵

ナスカの地上絵は非常に大きい為、ナスカの地上絵を「絵」として観るにはある程度高い場所から観る必要があります。セスナから観るのが最も一般的で、短時間で幾つもの地上絵を観ることができます。

  • 写真:Yuri_etoileケチュア族

リマからセスナの飛行場があるイカに行くには車で南東に向かって約4時間掛かる上に、セスナを手配するのは日本語はおろか英語すらあまり通じないペルーでは中々大変です。そこでお勧めなのがツアーへの参加。首都のリマでは、ナスカの地上絵を見に行く日帰りツアーをたくさん見つけることができます。英語のツアーだけでなく、日本語のツアーもあります。


日帰りツアーの流れ

今回は筆者が実際に参加したミッキーツアーというツアー会社の「陸路で行く「ナスカの地上絵観光」」という日帰りツアーの流れを紹介します。ナスカの地上絵を観る以外にも、複数の観光スポットに立ち寄るプランとなっています。

  • 写真:Yuri_etoileイカはトゥクトゥクが走る質素な街

スタート地点の首都リマ

  • 写真:Yuri_etoileヨーロッパ調の街並み

日帰りツアーは朝、首都のリマからスタート。リマはスペインによる南米植民地支配の拠点として栄えたため、ヨーロッパ調の美しい建造物が並びます。植民地時代に建てられた建造物が数多く残る「旧市街セントロ地区」や、そこから車で30分の場所にある海辺の高級リゾート地「新市街ミラフローレス地区」など、見所満載です。

  • 写真:Yuri_etoileリマ

リマに滞在する観光客のほとんどは、比較的安全な高級リゾート地「ミラフローレス地区」に泊まっているので、ミラフローレスにあるホテルを中心に周って参加者をピックアップし、ナスカに向けて出発します。

  • 写真:Yuri_etoile大きなショッピングセンターも!
  • 写真:Yuri_etoile
リマ
ペルー / 町・ストリート
住所:Lima,Peru

幻想的なオアシス「ワカチナ」

リマを抜けると砂漠地帯が現れ、砂の山々を眺めながら飛行場のあるイカへと向かいます。途中トイレ休憩を挟みながら3時間半車を走らせると、ひと際大きな砂山が現れます。

  • 写真:Yuri_etoile

それが、イカの街から15分程手前の場所にある「ワカチナ」という、砂丘の中にあるオアシスです。リゾート地でもあるワカチナは、その美しさからナスカの地上絵を目指す観光客を魅了しているスポットです。なんと、人魚伝説もあるんだとか!

  • 写真:Yuri_etoileバギー

サンドバギーに乗り変えてデコボコの砂丘をドライブすると、ワカチナが見えてきます。山あり谷ありの丘を速いスピードで駆け抜けます。まるでジェットコースターのようでスリル満点です。斜面のある場所で、サンドボードを楽しむこともできますよ!

  • 写真:Yuri_etoile砂漠を4WDで爆走

サンドボードを楽しんだら、ワカチナがキレイに観えるスポットに連れていってくれて、記念写真を撮る時間を設けてくれます。

  • 写真:Yuri_etoileワカチナ
ワカチナ
ペルー / 町・ストリート
住所:Huacachina,Peru

セスナに乗って地上絵を観よう!

  • 写真:Yuri_etoile小型セスナ

ワカチナから10分ほど車を走らせるとセスナの飛行場に到着します。いよいよここから、このツアーのメインイベントであるセスナに乗って地上絵の鑑賞が始まります。飛行場は小さく、何機かのセスナが待機しています。飛行場に着くと、予めセスナが飛行するルートが書かれた紙を貰えるので、どの順番にどの地上絵を観るのかが分かります。

  • 写真:Yuri_etoileセスナが通るルート

パイロット2人を含めても12人乗りの小型のセスナなので、必ず窓際に座ることができ、地上絵を見逃すことはありません。また飛行中は、パイロットがどこに何の地上絵があるのかをアナウンスしてくれます。有名なコンドルやサルなど、計16個の地上絵を観ることができますよ!

  • 写真:Yuri_etoileセスナは一人一つ窓が付いています。

右側に座る人と左側に座る人両方に地上絵を見せるために、右側を下にして旋回したあと、左側を下にして旋回してくれるのですが、地上絵に気を取られて夢中で写真を撮っていると、乗り物酔いになる人が多くいます。筆者が参加した際も、乗っていた人の大半はぐったり。乗り物酔いにかなり強い筆者でも少し酔ったので、セスナに乗る前に予め酔い止め薬を飲むことをお勧めします。

  • 写真:Yuri_etoile地上絵に気付かず道路が建設されてしまった
ナスカの地上絵
ペルー / 観光名所
住所:Líneas de Nazca

ランチとペルー土産を物色

  • 写真:Yuri_etoileアヒ・デ・ガジーナというペルー料理のクリーム入りのカレー

地上絵の鑑賞を終えたら、飛行場から15分の場所にあるレストランでランチを取ります。ペルー料理の伝統料理に舌鼓。ペルー料理は日本人にも合う味付けのものが多く、伝統料理を味わうのも旅の醍醐味としてお楽しみいただけます。

  • 写真:Yuri_etoileツアーはランチ付
El Catador
ペルー / 中南米料理
住所:El Catador, Fundo tres Esquinas, # 104, Ica, Peru
Web:https://www.elcatador.pe/

ランチの後はお土産屋さんにも立ち寄ってくれます。ケチュア族の民族衣装や、風呂敷としても使われている発色がとても良い布製品、マラサの塩など定番のお土産を手に入れることができます。お土産を見る時間の無い弾丸旅行の人には、ありがたいプランですね。

  • 写真:Yuri_etoileビビッドな色が素敵なお土産がたくさん

お土産屋さんを出た後はトイレ休憩を挟みながら、リマやミラフローレス地区に約3時間半掛けて帰ります。ミラフローレスには夜6時頃到着し、ツアーの全日程が終了です。

  • 写真:Yuri_etoileマラサの塩

最後に

多くの謎が残る「ナスカの地上絵」や、砂丘に現れる美しいオアシスである「ワカチナ」を、一日で観ることのできる日帰りツアーを紹介しました。日帰りツアーを利用して、世界遺産のナスカの地上絵を観てみてはいかがでしょうか。

【関連記事】【ペルー】クスコから日帰りで行ける話題の絶景!レインボーマウンテン

ミッキーツアー
ペルー / 体験・アクティビティ
住所:Mickey Tour, Av. Jose Galvez Barrenechea 186, Corpac, San Isidro, Lima-PERU
Web:https://www.mickeytourperu.com/Nazca.html

ペルーの旅行予約はこちら

ペルーのホテルを探す

ペルーの航空券を探す

ペルーのパッケージツアーを探す

ペルーの現地アクティビティを探す

ペルーのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2018年11月8日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事

【ペルー・クスコ】街並み一望!王道&穴場な絶景スポットや観光ポイント5選!

マチュピチュに行かれる際に訪れる都市、クスコ。メインはマチュピチュ!という観光客も、せっかくクスコに立ち寄るのであれば楽しまなきゃ損!ということで、今回は、歩い...

【ペルー】クスコから日帰りで行ける話題の絶景!レインボーマウンテン

ペルーといえばマチュピチュやナスカの地上絵が有名ですが、近年徐々に人気を博している絶景ポイント、レインボーマウンテンをご存知でしょうか。標高は約5,100mとマ...


【ペルー・ナスカの地上絵】遊覧飛行で上空から観る!

教科書の中ではよく見たことのあるペルーの【ナスカの地上絵】。これは相当高い場所からでないと全容が見えないほど大きな絵です。だからこそ!現地に行くなら遊覧飛行に乗...

コーヒーじゃないよ!標高5,200mの絶景!ペルー・レインボーマウンテン

「レインボーマウンテン」。その言葉で多くの人が缶コーヒーを思い浮かべるのではないでしょうか。これから紹介するのは、もちろんコーヒーではありません。「虹の山」。そ...


工夫次第で快適に!秘境・マチュピチュへの行き方&楽しみ方のコツ

その構造と歴史に不可解な点が多く、世界中の人々をとりこにし続けるペルーの古代の空中都市、マチュピチュ。日本からはまさに秘境に行く旅になりますが、工夫次第で快適な...

この記事を書いたトラベルライター

オーストラリア在住フォトグラファー
オーストラリア、シドニー在住!
シドニーのビーチと自然とカフェ文化に惚れ込んで気付いたら4年経ってました!
シドニーと日本でバリスタの経験があり、シドニーの美味しいコーヒーを毎日飲んでいます。カワイイカフェ巡りと写真を撮ることが大好きで、洋服を買うよりカメラ機材や旅行費にお金を費やしています。フォトジェニックな風景やカフェの写真を撮って、できるだけ沢山の写真を記事に載せる予定です。またフォトスポットや写真撮影のコツ等もお伝えできればと思っています。
海外旅行はアフリカや南米、ヨーロッパなど28ヶ国制覇!シドニーやオーストラリア国内のみならずその他海外旅行についても書いていくので、よろしくお願いします!

在住者オススメ!女子ウケもするオーストラリアのカワイイお土産8選

オーストラリアのお土産と言えば、ティムタムやひっつきコアラが有名。またお土産屋さんには、コアラやカンガルーやアボリジニーアートをモチーフにしたキーホルダーやTシ...

2泊3日で周遊可!ニュージーランド北島のおすすめ観光スポット6選

南北二つに分かれる島国ニュージーランドは、自然の雄大さから映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地として至る所で撮影がされており、中でも北島にはかわいいホビット...


シドニーの人気No.1ビーチ、憧れのボンダイビーチの楽しみ方!

シドニーといえばオペラハウスやハーバーブリッジが有名ですが、数多くの美しいビーチも存在します。今回は、その中でも観光客が必ずと言っていいほど訪れる人気No.1の...

オシャレ満載!シドニーの大人気カフェ複合施設The Grounds of Alexandria

シドニーにあるアレクサンドリアは工業地帯とカフェ文化が入り交じったエリア。そこに2012年4月にオープンした、カフェを中心とした大人気の複合施設「ザ・グラウンズ...


シドニーの人気観光名所のワンランク上のフォトスポット15選

観光名所を訪れたらほとんどの方が必ずすることといえば写真撮影!その土地のランドマークを写真に収めるべく、観光名所では多くの観光客がカメラや携帯電話で写真を撮って...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?