ポッキーでお馴染みのお菓子会社グリコには、工場見学できる施設が日本国内に3ヶ所あります。今回は、3ヶ所のうちポッキーやプリッツの製造工程が見学できる埼玉県の施設についてご紹介します。
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グリコピア・イースト
グリコで工場見学ができる見学施設「グリコピア・イースト」は千葉県、埼玉県、兵庫県の3ヶ所にありますが、今回ご紹介する埼玉県にある施設では、ポッキーとプリッツの製造工程を見学する事ができます。
見学施設には見学開始10分前まで入館する事ができないので、時間迄は見学施設の手前にあるグリコの商品を扱っている建物もしくは建物前のベンチで待ちます。
入館すると目の前に巨大なグリコのシンボルマークが現れます。このマークは「ゴールインマーク」と呼ばれるものですが、ここはフォトスタジオゾーンとして、来館の記念に写真撮影する事ができます。
工場見学の内容
受付後、まずは「カレッジホール」で創業者・江崎利一物語とカカオからチョコレートができるまでの映像を見ます。
グリコは創業者が子供達がお菓子を食べながら健康促進できるようにとの願いから、キャラメルに牡蠣エキスを加えましたが、この牡蠣に多く含まれているエネルギー代謝に必要なグリコーゲンからグリコと名付けられました。カレッジホールはこの名前の由来の元ともなった牡蠣の殻の形をモチーフとしています。
映像を見た後は、ポッキーとプリッツの製造ラインを実際に見学します。製造ラインを見学した後はスタジアムホールに移動して、ペアでクイズに挑戦します。クイズは参加者の選択によって内容が変わりますが、見学してきた内容から7問出題され、正解率と回答までの時間で競い、見事1位になると景品をもらえます。
おもちゃ展示ミュージアム
一通りの見学が終わると、ホールにあるおもちゃ展示ミュージアムでアテンダントの方からグリコグループの歴史などを更に学びます。ミュージアムには1,500点ものグリコのおもちゃが展示されていて、子供は勿論、大人も自分たちの子供のころのおもちゃを見る事ができて楽しめます。
また、ミュージアム内には1931年(昭和6年)製の「発声映写装置つき自動販売機」があります。この自動販売機は10銭を入れると小型スクリーンで20秒間の映画を見る事ができ、終わるとお菓子が出てくる自動販売機で、当時はテレビのない時代でしたので、かなりの人気があったようです(2個目、3個目と追加で購入すると映像の続きが見れ、最後まで見る事ができる仕組みだったそうです)。
現在の貨幣ではもちろん動かすことはできませんが、アテンダントの方が見学中に実演をしてくれます。
見学後は、グリコのシンボルマーク「ゴールインマーク」のあるフォトスタジオゾーンでそれぞれ記念写真などを撮影して終了となります。
なお、館内のトイレマークもいつもと違うマークですので、実際に見てみると面白いかもしれません。
工場見学の概要とアクセス
開始時間:9時30分、11時、12時30分、14時
所要時間:90分
参加費:無料
インターネット(2~9名)もしくは電話で予約する事ができます。
工場見学の予約はコチラをご覧下さい。
アクセス
公共交通機関を利用する場合、JR「北本駅」からタクシーまたはバスの利用となります。
バスの時刻表はコチラをご覧下さい。なお、工場からJR「北本駅」へ行くバスは平日は12:52、土日祝日は12:57が最終となりますので、十分にお気を付け下さい。
ミニファクトリーと合わせて出かけてみませんか?
筆者は公共交通機関利用の為、時間の制約があって参加しませんでしたが、工場見学後はジャイアントポッキーにデコレーション体験ができるミニファクトリーに参加する事ができます。ミニファクトリーは以下のような内容で有料となりますが、お子様には特に良い思いで作りとして参加する価値はあるかと思います。
参加費:1人500円
体験年齢:4歳以上
はさみを使用する為に4歳以上からの参加となっていますが、4~6歳の未就学児のお子様の場合、保護者の方の参加(別途500円)も必要です。
身近なお菓子が製造される過程を、貴重な体験と合わせて見学できますので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。帰りには素敵なお土産ももらえますよ。
- グリコピア・イースト
- 埼玉 / 雨の日観光 / 工場見学
- 住所:埼玉県北本市中丸9丁目55番地地図で見る
- 電話:048-593-8811
- Web:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia...