アメリカのペリー提督が率いる黒船艦隊が来航したのを皮切りに、下田港には、ロシア、イギリス、フランスと、次々に海外からの船が姿を見せるようになります。下田は日本開国の歴史が始まった地であり、様々な文化が交錯し、幕末の著名な人物が訪れた町でもあります。ここには、そんな歴史を垣間見られる場所が点在しています。下田を訪れて、どっぷりと幕末の歴史に触れてみませんか?
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【1】道の駅・開国下田みなと / 下田市観光案内所
伊豆急下田駅から徒歩15分の場所にある道の駅開国下田みなとには、レストランや土産店もあるほか、下田観光案内所も併設されているので便利です。
1階西側においては、下田漁協直営の直売所もあり、新鮮な魚介が安価で購入できるのも魅力です。2階には、開放的なウッドデッキがあり、気持ちの良い空間が広がります。
- 道の駅 開国下田みなと
- 下田・南伊豆 / 道の駅・サービスエリア / 雨の日観光 / ツーリング / おみやげ屋
- 住所:静岡県下田市外ヶ岡1番地の1地図で見る
- 電話:0558-25-3500
- Web:http://www.kaikokushimodaminato.co.jp/
【2】伊豆クルーズ
現代に蘇った黒船サスケハナに乗船して、下田港を一巡りするのはいかがでしょうか?海岸沿いの街並やペリー艦隊投錨の地、吉田松陰が密航を企て、身を潜めたとされる弁天島などを楽しむことができます。1周約20分です。乗り場は、道の駅前の下田港外ヶ岡桟橋になります。
- 伊豆クルーズ
- 下田・南伊豆 / 乗り物 / クルーズ / 遊覧船
- 住所:静岡県下田市外ケ岡19番地地図で見る
- 電話:0558-22-1151
- Web:http://www.izu-kamori.jp/izu-cruise/
【3】ペリー艦隊来航記念碑
1853年、黒船を率いて来航したマシュー・カルブレース・ペリーの胸像。日本開国へと導き、1854年5月25日に下田条約を締結させた、アメリカ海軍の東インド艦隊司令長官の上陸を記念して建てられています。胸像と共に置かれている錨は、アメリカ海軍からの寄贈だそうです。
- ペリー艦隊来航記念碑
- 下田・南伊豆 / その他スポット
- 住所:静岡県下田市三丁目地図で見る
【4】安直楼(あんちょくろう)
開港当時江戸幕府に命じられ、アメリカの総領事ハリスに仕えた芸妓さんお吉。実際に仕えた期間は3日間ほどでしたが、周囲から好奇の目にさらされ唐人お吉と蔑まれました。日本開国の歴史の裏で17歳の少女が人生の歯車を狂わされたのです。安直楼は、お吉が、晩年に営んでいた小料理屋跡です。現在は内部見学不可となっています。