台湾で食べたいグルメと聞いて、ほぼ確実に挙がってくるのが小籠包かもしれません。熱々の小籠包をほおばる瞬間はまさに至福のひと時です。台北には数多くの小籠包店が点在しますが、台北・中正紀念堂の近くにある「盛園絲瓜小籠湯包」というお店では、一風変わったへちま小籠包が名物となっています。他にもおいしいグルメが数多く提供されており、値段もリーズナブル。きっと大満足のお食事タイムとなりますよ。
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台北の人気観光スポット「中正紀念堂」近くの人気店
「盛園絲瓜小籠湯包(シェンユエンスーグアシャオロンタンバオ)」はお店の名前に「絲瓜(へちま)」という文字が入っている通り、へちま小籠包が名物のお店です。台北MRT東門駅や中正紀念堂駅から徒歩でアクセス可能です。
日本ではへちまを食べる機会って中々ないかと思いますが、台湾ではへちまは一般的な食材として使われています。市場やスーパーに行くと調理前のへちまがごろごろと並んでいるのを目にすることができるでしょう。
お店の横からは台北の人気観光地「中正紀念堂」が見えます。すぐ近くなので、午前中に中正紀念堂を見学してからお昼に「盛園絲瓜小籠湯包」でのランチを楽しむのも良いですね。
- 中正紀念堂
- 台北 / 博物館・美術館
- 住所:No. 21, Zhongshan S Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾地図で見る
- 電話:+886 2 2343 1100
- Web:https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003090&id=73
清潔感のある店内
店内は清潔感があり、安心して食事をすることができます。店員さんが席を案内してくれ、しばらくするとメニューを持ってきてくれます。
写真付きメニュー有りで注文楽々
メニューは写真付きのものと合わせて見ることができ、注文楽々です。カラフルな注文票に食べたいメニューを記入していきます。
このお店でまず欠かせないのは看板メニュー「絲瓜小籠湯包(へちま小籠包)」でしょう。何人かで訪れているのなら、へちまの入っていない一般的な小籠包「上海小籠湯包」との食べ比べを楽しむのも良いですね。
小籠包以外にも、蒸し物料理や炒め物、スープなどのメニューも豊富にそろっています。小籠包と一緒に台湾ならではのお料理を味わうと良いでしょう。
小皿料理「小菜(シャオツァイ)」が充実!
中でもおすすめは「小菜(シャオツァイ)」と呼ばれる小皿料理です。台湾の多くの食堂では店の一角に小皿料理がずらりと並んでおり、自分で好きなものを取ってきてメイン料理と一緒に楽しむことができます。
「盛園絲瓜小籠湯包」にも目に鮮やかな小皿料理がずらりと並んでいて、とてもおいしそう!1皿50元(約188円)のものと60元(約225円)のものがあります。「これ、おいしそうだな」と思ったものはぜひいろいろと試してみましょう。
筆者が選んだ小皿料理は、豆干(ドウガン)と呼ばれる干し豆腐と小魚を、唐辛子と一緒にあえたものです。1皿60元(約225円)。唐辛子のぴりっとした辛さがアクセントとなった干し豆腐と小魚は、おいしくて食べる手が止まらなくなってしまいます。お酒のつまみにもよさそうですね。
小籠包のたれや刻み生姜を準備
小籠包が到着する前にたれを準備しておきましょう。小皿料理のコーナーのすぐ横には、小籠包のたれや付け合わせの刻み生姜が置かれているコーナーがあります。自分好みのたれを調合して小籠包の到着を待ちましょう。
おまちかねのへちま小籠包!
こちらがおまちかねのへちま小籠包「絲瓜小籠湯包」です。1セイロに8個入って150元(約563円)。ほかほか白い湯気が立ち上る様子に期待が高まります。
薄い皮を破ってみると、中から肉汁がじゅわ~っと出てきます。そして豚肉と一緒に緑色のやわらかいへちまも顔を出します。へちまは柔らかくてみずみずしく、豚肉との相性が抜群!ぜひ、熱いうちにいただきましょう。
おわりに
「盛園絲瓜小籠湯包」は一風変わった「へちま小籠包」を味わってみたいという方にはぜひ訪れていただいお店です。お店に訪れている方の多くは台湾人で、観光客だけでなく地元の方にも愛されているお店です。ぜひ、おいしい小籠包を思う存分味わってくださいね。
- 盛園絲瓜小籠湯包
- 台北 / 中華料理
- 住所:台北市杭州南路2段25巷1號1樓地図で見る
- 電話:02-23973522
- Web:http://shengyuan.com.tw/
※記事内の元から日本円への換算は2017年12月現在のレートを利用しています。