海外のビールといえば、ドイツ!チェコ!ベルギー!いやいや、台湾にだって美味しいビールがあるんです!世界的にも流行っているクラフトビールですが、中でも台湾のクラフトビールはちょっと一味違います!今回は、台湾で人気が広がっているクラフトビール「啤酒頭」をご紹介します。
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台湾のビール=台湾啤酒ではない
台湾のビールといえば台湾啤酒!様々なフルーツのビアカクテルもあって飲みやすいので、女性にも人気です。
しかし、最近ではスーパーでも多くのクラフトビールを見かけるようになってきました。
オシャレで種類も豊富なクラフトビールバーが次々とオープンし、台湾のビール=台湾啤酒は過去の概念となってきました。この流れに乗り遅れないためにもチェックしましょう!
啤酒頭 (Taiwan Head Brewers Brewing Company)
2015年に誕生した啤酒頭。特定の醸造所を持たず、様々な醸造所へ委託してビールを製造する、いわゆるファントムブルワリーのビールブランドです。北台灣麥酒有限公司(北台湾ビール)という台湾で最も歴史のあるクラフトビールブルワリーも、啤酒頭のビール醸造を担っている醸造所の一つです。
特に人気なのが、種類豊富な中国茶を使用したお茶味のビールの二十四節気シリーズ(Solar Term Series)。「穀雨」「立夏」など中国古来の暦、二十四節気にちなんだネーミングがユニークです。
Tea Ale2
- 使用茶:東方美人茶
- スタイル:English Pale Ale
インターナショナルビアカップ2015で銅賞に輝いたこちらのビール。ハニーやフルーツといったユニークな味わいの東方美人茶(オリエンタルビューティー)をブレンドしたビールです。すっきりとしたフルーティな味わいで飲みやすいのが特徴です。
Tea Ale3
- 使用茶:鉄観音茶
- スタイル:Belgian Dubbel
World Beer Award2016にノミネートされたこちらのビールは、鉄観音茶を加えた重めのダークビールです。ほのかに残るお茶の苦みが後味さっぱりとした口当たりです。
Tea Ale4
- 使用茶:金萱茶(きんせんちゃ)
- スタイル: Scotch Ale
Tea Ale3とともにWorld Beer Award2016にノミネートされ、World Best Experimental Beerに選ばれたこちらのビール。ミルクのような甘い香りが特徴の金萱茶をブレンドすることでクリーミーな味わいになっています。
お茶味以外も見逃せない!
数多くのユニークなビールが展開されているこちらのビールブランドですが、お茶味以外も美味しいビールがたくさんあります!
筆者のおすすめはチョコレートスタウト!黒ビールの深い味わいの中にビターチョコのコクと苦味のあるチョコのほのかな甘さがビールにマッチしています。
数多くある黒ビールの中でも、特にチョコレートがプラスされているものが最近の流行なのですが、こちらもご多聞にもれず、かつしっかりとビールの美味しさをキープした大人な味わいです。
お土産にするには?
現在日本へ持ち込み可能な免税範囲の酒類は760ml×3本までです。それ以上は課税対象となり、日本へ持ち込みする場合は別途納税する必要がありますのでご注意ください。
スーツケースに入れたり、別送品にする場合も、ビニール袋に入れるなどしてパッキングをちゃんとしましょう。瓶を持ち帰る場合、エアパッキンが海外で簡単に調達できるとも思えませんので、事前に準備していくかタオルや洋服などで頑丈に保護するようにしましょう。
現地で飲もう!
現地では1本120~140台湾元(約440~515円)でスーパーなどで手に入れることができます。でも、その前に飲んでみてからお土産用に買いたい!そんな方にはバーがおすすめです。
おしゃれなカフェやバーで飲めるので是非試してみてください!
- 出典:www.flickr.comPhoto by:羽諾 諾咪, 作品名:MysKaffe 睦偲咖啡115
まとめ
世界各地でクラフトビールが流行っていますが、台湾のクラフトビールも見逃せません!南国ならではのトロピカルフルーツを使用したビールもたくさんあるので、是非飲み比べしてみてください!
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