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タイとミャンマーの二つの文化を体験!メーソートで国境越え

取材・写真・文:

タイ在住
訪問エリア:9ヶ国

2019年12月9日更新

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写真:瀬奈

ミャンマーとの国境に接したタイの小さな町メーソート。多くのミャンマー人が住んでおり、タイとミャンマーの文化が入り混じった独特の魅力ある街です。メーソートでは日本では経験することができない、陸路での国境越えを体験できます。

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山道を抜けた先に広がる、国境の町メーソート

  • 写真:瀬奈

メーソートは、タイ北西部にあるターク県にある郡の一つです。チェンマイからは車で約5時間、およそ300キロ南西に下ったところに位置しています。メーソートへは、レンタカーまたはバスを使って行くのがおすすめです。

ターク県まではバンコクまでまっすぐ延びている国道1号線を下って快適に行くことができますが、ターク県に入ってからは曲がりくねった勾配の険しい山道を1時間ほど走る必要があります。

  • 写真:瀬奈
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  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

山の峠には、地元の少数民族が開いているマーケットがあり、山岳地方で栽培されている野菜や果物、お土産類が販売されています。

  • 写真:瀬奈

メーソートに入ると急に道路が広くなり、国境へのルートを案内する大きな看板が目に付くようになります。

まずはメーソートを観光

ミャンマーとの国境に位置するメーソートでは、多くのミャンマー人が生活しています。そのため、ミャンマーの文化の影響を受けた寺院やミャンマー人が多くいる市場があり、ほかのタイの都市とは違う雰囲気と文化を体験することができます。

ワット・タイ・ワッタナラーム

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

ミャンマースタイルの金ぴかな建物が特徴的なお寺です。タイでは金色と白色で彩られたお寺が多いのですが、こちらは金色の間が赤や緑で彩られていて、タイのお寺よりも深みのある色合いに感じます。

  • 写真:瀬奈

建物の裏に回ると、全長40メートルの大きな寝釈迦仏があります。

  • 写真:瀬奈

タイの仏像はすべて金色一色のことが多いのですが、ミャンマーの仏像は写真のように肌の部分は乳白色で、きっちりとお化粧をしたような顔をしています。この顔のせいか、写真で見るよりも迫力があります。お祈りしている人と比較すると、その大きさが分かるかと思います。

ワット・タイ・ワッタナラーム
タイ / 社寺・教会 / 寺
住所:วัดไทยวัฒนาราม, 12 ทางหลวงสายเอเชียหมายเลข 1, Tha Sai Luat, Mae Sot District, Tak 63110地図で見る
Web:https://m.facebook.com/WadthiywathnaramMaesod/

ワット・チュムポンキリー

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

メーソートの町の中心部にある、活気のあるお寺です。それほど大きくないお寺ですが、金色に輝くミャンマー風の仏塔が印象的です。多くのミャンマー人が、お供え物を携えて次から次へと訪れます。

ワット・チュムポンキリー
タイ / 社寺・教会 / 寺
住所:วัดชุมพลคีรี, 31 Prasatwithi Rd, Mae Sot, Mae Sot District, Tak 63110地図で見る
電話:055 535 177

地元の市場を見学

  • 写真:瀬奈

ワット・チュムポンキリーの裏にまっすぐ伸びた道路沿いには、タイ語で「タラート」と呼ばれる市場が開かれています。地元に住んでいる人々だけではなく、ミャンマーから国境を越えて買い物に来るミャンマー人も多く訪れ、ミャンマーの雰囲気も味わえるとても活気がある市場です。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

歩いて国境を越えてみよう!

メーソートでの観光を終えたら、いよいよタイとミャンマーの国境を越えていきます。陸路を歩いての国境越えは、飛行機でほかの国に行くのとは違ったワクワク感と緊張感があります。

  • 写真:瀬奈

まずは、タイ側のゲートで出国手続きをします。ゲート入り口では、ミャンマー向けの荷物をたくさん積んだ大きなトラックが列を作っています。いくつかの番号が振られた窓口がありますが、近くにいる係官に日本のパスポートを見せれば、どの窓口に行けばよいか親切に案内してくれます。

  • 写真:瀬奈

タイとミャンマーは、モエイ川という小さな川で隔てられているので、橋を渡って国境を超えることになります。道路の両脇が歩道になっているので、安全に歩くことができます。

  • 写真:瀬奈

こちらが国境となっているモエイ川です。川の左側がタイ、右側がミャンマーです。乾季には歩いて渡れそうなほど小さな川ですが、この川一本を隔てて国も言語も通貨も文化も異なってしまうというのは、なんとも不思議な感覚です。

  • 写真:瀬奈

注目したいのが、橋の真ん中で交通ルールが変わるということです。タイは左側通行、ミャンマーは右側通行なので、道路が交差します。交差で車がぶつからないように信号機がついているのですが、消えてしまっているので、車が混乱してしまっていました。

  • 写真:瀬奈

橋を渡ったら、ミャンマー側で入国審査をします。こちらも、パスポートを見せて一日だけの入国だと伝えると、小さな部屋に通され、簡単な書類に必要事項を記入して入国完了です。

第2タイ・ミャンマー友好橋(タイ側国境ゲート)
タイ / その他スポット
住所:สะพานมิตรภาพไทย-พม่า แห่งที่ 2 (New Project)地図で見る

ミャワディーの街を散策

  • 写真:瀬奈

国境を越えたミャンマー側には「ミャワディー」という町が広がっています。タイ側のメーソートと比べると、コンクリートの高い建物が多い印象です。ミャワディーに入ると、ロンジーという巻き布を巻いた男性や、頭に物を乗せて歩いている女性、キンマという噛みタバコを噛んでいる人など、タイとは全く違った景色・文化が広がっています。ミャンマー人の多くは、タナカと呼ばれる白い粉を顔に塗っています。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

街はごみが多く、雨が多いせいかぬかるんでいて、タイよりも汚いです。ミャンマーの人々は熱心な仏教徒なので、比較的治安は良いです(最低限の注意は必要ですが)。歩いて行ける範囲に、ミャンマーらしい文化を感じられる見どころがあります。

シュエミン・ウォン・パゴダ

  • 写真:瀬奈

町の中心にある、とても大きな仏塔があるお寺です。

  • 写真:瀬奈

仏塔の周りには小さなお堂が点在し、ミャンマースタイルの仏像が祀られています。

シュエミン・ウォン・パゴダ
ミャンマー / 社寺・教会 / 寺
住所:Shwe Myin Won Pagoda, Myawaddy Myanmar地図で見る

クロコダイル・モナステリー

  • 写真:瀬奈

大きなワニの上にお堂が建てられているのが特徴のお寺です。

  • 写真:瀬奈

筆者はユーモラスな風貌を想像していましたが、予想以上に大きなワニで、大きな口に鋭い歯が並んでいて少し怖いです。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

後ろの建物には、仏陀の生涯がレプリカで展示されています。多くのミャンマー人観光客が訪れる、格式あるお寺のようです。

クロコダイル・モナステリー
ミャンマー
住所:Crocodile Monastery, Myawaddy Myanmar地図で見る
電話:09 42532 2013

ミャワディーでの見どころはそれほど多くないので、数時間滞在すれば十分です。また、カフェやレストランなどもあまりありません。水分補給には十分注意して街歩きを楽しみましょう。

メーソートでのおすすめのホテル

  • 写真:瀬奈

メーソートの宿泊地としてお勧めしたいのが、「センタラ・メーソート・ヒルリゾート(Centara Mae Sot Hill Resort/Centra by Centara Hotel Mae Sot)」です。メーソートの入り口付近にあり、向かいにはロビンソンという大きなショッピングモールがあるので、とても便利です。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

部屋はとても清潔で、大きなプールもあり、ホテルに戻ってゆっくりくつろぐことができます。陸路での国境越えは少しハードな旅になりますので、くつろげるホテルを選ぶことをおすすめします。

センタラ・メーソート・ヒルリゾート
タイ
住所:Centara Mae Sot Hill Resort, 100, Intarakree Road Soi 5, Tambon Mae Sot, Mae Sot District, Tak 63110地図で見る
Web:https://www.centarahotelsresorts.com/

一日で二つの文化が味わえるおすすめのエリア

メーソートは、タイの中でも小さな町ですが、国境があるだけあって、二つの文化が混じりあったとても魅力的な街です。また、陸路での国境越えも貴重な体験になるでしょう。いつもと一味違う旅がしたい方にはおすすめのエリアです。

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※この記事は2019年10月24日に公開した情報です。
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この記事を書いたトラベルライター

旅はまだまだ終われない☆東南アジア放浪中♪
タイに魅せられ、2015年より夫婦でチェンマイに移住。
チェンマイを拠点に、東南アジアを旅しています。
高級ホテル滞在からバックパッカーまで、幅広いスタイルの旅を楽しんでいます。
日本人にはあまり知られていないレアな情報をお伝えしていきます!

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