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③【夜行バス】費用を抑えたい場合は夜行バス一択!
「時期や移動時間にかかわらず、とにかく最安値で東京・大阪に移動したい」と考える人は、夜行バスがおすすめです。
料金相場
夜行バスの場合、平日であれば4,000~8,000円前後、休祝日・お盆・年末年始などの日程であれば約7,000円~で、東京⇔大阪間を移動できます。
ただし「3列シート」など、通常の4列座席でない場合は、上記の金額に+2,000~5,000円となるイメージです。
移動時間
高速バスにおける東京⇔大阪間の移動時間は、おおよそ約8~9時間となります。経由地が少ないと8時間ほどの移動時間となるケースが多いです。
メリット
・移動費が基本的に一番安い
・乗車・降車地が多い
・夜発なので遅くまで東京・大阪にいれる
・「女性専用」「3列」「4列ゆったり」など好みに合わせてバスを選べる
夜行バスは費用が安いだけでなく、「乗車・降車地が多い」という点は大きな魅力です。例えば、新幹線で東京駅に降りた場合、新宿駅まで行くためには15分ほど電車に乗らないといけませんが、夜行バスであれば「新宿降車」のバスを選べばOKです。
また、東京ディズニーリゾートやUSJ発・降車の夜行バスも多くある点も魅力でしょう。「東京駅・品川駅・新大阪駅」や「羽田空港・伊丹空港」などから目的地までの距離がある場合は、夜行バスの利用を検討することがおすすめです。
デメリット
・長時間の移動で疲労がたまりやすい
・4列シートを一人で利用する場合、隣に知らない人が座ることがほとんど
・朝の身支度を考えないといけない
夜行バスの最大のデメリットは、やはり長時間の移動や体勢が変えづらいため、疲労がたまりやすい点でしょう。
朝に東京・大阪に到着し、そのまま用事がある場合は、洗顔・メイク・シャワー・着替えなど、身支度を整える場所を考えないといけない点もネックと言えます。
④【電車・寝台列車】特別な旅をしたい場合におすすめ!
「東京⇔大阪間の移動自体を楽しみたい」という人は、電車・寝台列車を検討してみても良いでしょう。
料金相場
在来線を利用する場合の東京⇔大阪間の移動は、約9,000円~です。
寝台列車(特急サンライズ瀬戸・出雲 など)の利用の場合は、東京⇔新大阪間で、おおよそ25,000円です。一方で、特急サンライズ瀬戸・出雲の「ノビノビ座席」を選択した場合、運賃+指定席特急料金のみ(寝台料金が不要)となるため、約12,500円前後の運賃となる裏技チックな方法もあります。
移動時間
東京⇔大阪間の移動に関して、在来線利用の場合は約9時間、寝台列車を利用する場合は約6時間30分で到着します。
メリット・デメリット
在来線や寝台列車を利用するメリットは、「移動自体が思い出に残る」という点でしょう。また在来線であれば、名古屋・静岡・小田原…など、好きな駅で途中下車をして観光しながら移動できる点も魅力です。
デメリットは、やはり移動時間×料金面のコスパが悪い点であり、単なる移動手段としてはあまりおすすめできません。
⑤【車】複数人ならコスパ最強!
東京⇔大阪間は、東名高速や新東名高速道路などを利用して、車でも移動することができます。
一人あたりに運賃がかかる新幹線・飛行機・夜行バスなどと異なり、車移動でかかる費用は高速代・ガソリン代・駐車代など、車単位でかかるものだけなので、大人数で移動する場合は、お得になることが多いです。
料金相場
高速代・ガソリン代を考慮すると、東京⇔大阪間はおおよそ15,000~20,000円前後となることが多いようです。例えば4人で乗車すれば、単純に5,000円前後となるので、非常にお得といえます。
また高速代は、車種によって値段が異なるほか、深夜の走行であれば深夜割引もある点が特徴です。
移動時間
車での東京⇔大阪間の移動時間は、高速道路を使用して約7~8時間となります。運転者を途中で交代するなどして、SAでの休憩を多く挟まない場合は、7時間を切ることもありますが、安全運転で移動するように注意してください。
メリット
・複数人の場合、移動費が一番安くなることが多い
・ドライブを楽しみながら移動できる
・小さな子供がいる場合は、周りに迷惑をかけることも少ないので安心
ディズニーリゾートやUSJなどに行く際は、車を利用する人も少なくないでしょう。運転に慣れていて、かつ複数人での移動の場合は、ぜひ検討してみてください。
また、自宅や目的地が新幹線の駅や空港から遠い場合には、移動時間が新幹線や飛行機利用とそこまで変わらない場合もあります。
デメリット
・長時間の運転となるため疲労がたまりやすい・集中力が必要
・目的地で駐車場を探す必要がある
・渋滞にはまる恐れがある
・多くの場合で、新幹線・飛行機よりも移動時間がかかる
東京⇔大阪間の車移動に関して、一人の場合は、安全面・費用面・移動時間面から考えると、あまり積極的にはおすすめできません。