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②「楠川分かれ」から「縄文杉」(所要時間3:00)
「楠川分かれ」に到着したら、縄文杉コースに合流します!ここから、荒川登山口から登ってきた方(縄文杉を1日で見るコースの登山客)たちもたくさんいて、それぞれのペースで縄文杉を目指していきます。
トロッコ道を歩く!
白谷雲水峡の道は、ほぼ舗装されていない山道を進んできましたが、楠川分かれからの縄文杉コースでは、「トロッコ道」に変わります。フォトジェニックでもありますし、何より歩きやすいのが魅力です(笑)
筆者は、楠川分かれで出会った登山ツアースタッフの方に「今、縄文杉を登っている方の中でも最後方にいるので、帰りのバスの時間を考えても急いだほうがいいよ」と言われ、このトロッコ道を猛スピードで駆け上がりました。
トロッコ道の終点では、小さな休憩所があるので、そこでたくさんの方が休憩しておりました。
この後は、「ウィルソン株」を目指すのですが、そこからまた舗装されていない道(大株歩道)が続くので、必要に応じて休憩していくことをお勧めします。
ウィルソン株をカメラに収める!
大株歩道を40分ほど歩くと、木の中から見上げると「ハート型」に見えることが話題の「ウィルソン株」があります。屋久島の観光名所の一つともなってるほど、有名な場所です。
ここで、休憩する方も多かったです。この後は、縄文杉を目指して一気に300mほど登っていく、ハードなコースが続きます。
縄文杉は2つの角度から!
縄文杉に到着したら、展望台が2つあるので、それぞれ違う角度から縄文杉を眺めましょう!
こちらは「北側展望デッキ」から眺めた縄文杉です。横から眺めるような形になっており、その存在感には終始圧倒されます。長時間かけて登ってきたのは、この縄文杉を見るため。感動もひとしおです。
「南側展望デッキ」からは、写真のような正面からの縄文杉を眺めることができます。
記念撮影には南側の方が綺麗に撮ることができますよ!
③「縄文杉」から「荒川登山口」(所要時間3:40)
帰り道は、縄文杉からそのまま楠川分かれまで下っていき、その後は白谷雲水峡方面ではなく、「荒川登山口」を目指します。
楠川分かれから、荒川登山口までは全てトロッコ道なので、とても歩きやすいです。しかし、1時間半以上トロッコ道を歩くので、油断は禁物。適度に休みをとって下るようにしましょう。
荒川登山口からは、バスが出ており、それを使って屋久島市街まで向かうことができますよ。
この記事を書いたライターから一言
白谷雲水峡と縄文杉を1日で見るコースは、約19.8kmのコースで翌日は筋肉痛でした(笑)現実的に無理をしているコースではないものの、縄文杉コースよりもハードなことは間違いありません。
所要時間は、途中の食事休憩込みで9時間。休憩時間も往復各1、2回とかなりのハイペースで進んだので、皆さんは必要に応じて適宜休憩を取りながらトレッキングすることをお勧めします!
屋久島の景色は、たくさん歩いて、そして生で見て、初めて感動が伝わってくるものです!ぜひ日本人として、一生に一度は縄文杉や、白谷雲水峡の景色を見てほしいな、と心から感じます。(いちまろ夫婦)