
数ある横浜の観光スポットの中でも、ファミリーでも楽しめる場所をお探しなら「カップヌードルミュージアム」はいかがでしょう。世界で初めてインスタントラーメンを発明した、安藤百福の功績をたたえる記念館です。ここでの目玉は「自分だけのオリジナルカップヌードルがつくれる」こと。小さい子でも遊びながら楽しく製作できると評判も上々です。みなとみらい地区にあり、ほかのアクティビティや食事にも困らない、便利な立地も嬉しいポイント。横浜方面へのおでかけにぜひ組み入れてみてくださいね。
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マイカップヌードルファクトリー
マイカップヌードルづくりをせずに、ミュージアムは去れないといっても過言ではないほどのメインイベント。週末は人も多くごった返していますが、スタッフがテキパキと誘導してくれるので、45分ほどで全ての工程が終了します。
参加のしかた
3階の整理券配布場所で、希望時間の整理券をもらいます。券に表記されている時間になったら、列に並びましょう。混雑していても午前中なら「整理券が終了してしまった!」ということはあまりないようですが、心配な方はローソンチケットで入場券+参加券の前売りセット販売もしています。
カップをデザインしよう
専用自動販売機で空のカップを300円で購入したら、手を消毒します。そのあとは椅子に座って、お絵かきタイム。マジックを使ってカップを自由にデザインしていきます。絵を描こうと字を書こうと全て自由。つくる人の個性が光ります。また賞味期限は約1か月なので、当日の日付もかならず記載しておきます。
麺をセット
ベルトコンベアの上に流れている乾麺を、ハンドルを回してカップにセットします。「カップの上から麺を入れるのではなく、カップを麺に覆いかぶせることで、ズレずに麺が所定位置に入る」という方法も安藤百福が発明したそうですよ。
お待ちかね、スープと具材を選びましょう
スープは「カップヌードル」「シーフードヌードル」「カップヌードルカレー」「チリトマトヌードル」の4種類から1つを、具材は12種類の中から4つ選びます。背の低いこどもにも見やすいように、麺と具材のカウンターにはステップが設けてありますので、みんなで楽しみながら選べます。
パッキングして出来上がり
スタッフがカップに蓋をして、おなじみのセロファンで包装してくれます。持ち運び用のエアパッケージに入れたら完成です。味の組み合わせは5,460通りもあるのだそう。どんな味のカップヌードルになるか楽しみですね。
カップヌードルミュージアムでは、マイカップヌードルファクトリーのほかにも、家族で楽しめるブースがたくさん。少しずつご紹介していきます。
チキンラーメンファクトリー
小学生以上なら、チキンラーメンを手づくりするブースがオススメ。小麦粉からの生地づくりや、安藤百福が発見した「瞬間油熱乾燥法」で麺を乾燥させる工程などを体験して、できたてのマイチキンラーメンを持ち帰ることができます。
予約は3か月前の同日午前10時からインターネットで受け付けています。1日8回開催されており、所要は約90分です。平日は比較的空いていますが、週末や学校が休みに入る期間は、既に満員の時間も。体験したい方はかならず予約してから向かいましょう。
カップヌードルパーク
こども連れにオススメしたいのがこちら「カップヌードルパーク」。いわゆるプレイグランドですが、コンセプトが面白いんです。こども自身がカップヌードルの麺になりきって、製めんから出荷されるまでの工程を遊びながら体験するというもの。
最後はカップがベルトコンベアから出てくるがごとく、滑り台から颯爽と降りてくるこどもたちの姿はなかなか可愛いですよ。
3歳以下のこども、またビーチサンダルやヒールがある靴では入場できません。入場料は1回30分300円で、時間ごとの入れ替え制です。
NOODLES BAZAAR
アジアの屋台街のような空間で、8か国の麺を楽しめるフードコート。イタリアの「パスタ」やカザフスタンの「ラグマン」、インドネシアの「ミーゴレン」などは辛くなく、こどもたちにも大人気です。
すべての麺はハーフサイズで300円とお手頃なので、何種類もチャレンジできますよ。またチキンラーメンの屋台も出ており、ミニラーメンが1杯150円でいただけます。
そして館内あげて推されているのが「カップヌードルソフト」。ソフトクリームにカップヌードルの具がそのまま入っています。お味の方は・・・ご自身でチャレンジしてみてくださいね。