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【横浜】大人気の崎陽軒工場見学!シウマイの美味しさの秘密とは?

取材・写真・文:

神奈川在住
訪問エリア:33都道府県

2019年4月29日更新

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写真:ソマ

関東近辺では、シウマイといえば崎陽軒を連想する方も多いのではないでしょうか。特に創業の地、横浜では、崎陽軒のお弁当やシウマイを販売するお店が多く、横浜スタジアムでもシウマイ片手に野球観戦ができるほどです。こんなに愛されている崎陽軒のシウマイ、その美味しさの秘密を探りに、崎陽軒横浜工場の見学に訪れてみませんか?

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美味しいシウマイ崎陽軒

シウマイが誕生するまで

  • 写真:ソマ

1908年に横浜駅構内で営業を始めた崎陽軒。創業100年以上の老舗店ですが、当初からシウマイを販売していたわけではありません。1928年に初代社長が、「何か横浜の名物を」と、中華街で付きだしとして出されていたシュウマイをヒントに、冷めても美味しいシウマイを開発したのがきっかけです。

焼売は、「シュウマイ」と表記するのが普通ですが、崎陽軒では「シウマイ」。これは初代社長が、「シュウマイ」と上手く発音できずに、「シーマイ」と呼んでいたことが変化して、「シウマイ」となったと言われています。

シウマイブームの火付け役、シウマイ娘

  • 写真:ソマ歴代シウマイ娘のコスチューム

シウマイは当初、横浜駅の東海道線ホームで駅弁形式で売られていました。東京駅から近い横浜駅は、駅弁販売に不利だったそうです。そこで崎陽軒は、真っ赤なチャイナドレスを着た美しいシウマイ娘が駅弁の販売を担当するという、奇抜な手段に出ます。それを機に人気が広がり、崎陽軒のシウマイは有名になっていきました。当時、シウマイ娘は身長153センチ以上と決められており、花形の仕事だったそうです。

工場見学の前に崎陽軒について学ぼう

  • 写真:ソマ

レトロなシウマイ娘の看板が出迎えてくれる、崎陽軒横浜工場。専用のサンダルに履き替えたら、実際に工場見学をする前に、まず会議室で崎陽軒の歴史や、製造工程の説明を受けます。普段何気なく食べているシウマイの奥深さを、わかりやすい映像を通して知れる興味深い時間です。

こどもも楽しめる施設

  • 写真:ソマシウマイ弁当パズル
  • 写真:ソマ

座学は飽きちゃうよ、というお子さんも安心。会議室内には、シウマイ弁当のパズルや、シウマイや月餅の模型で自由に遊べるようになっています。醤油入れの「ひょうちゃん」の顔を描くコーナーがあったりと、こどもも十分に楽しめるので、ぜひ一緒に連れて行ってあげてくださいね。

みんな大好きシウマイ弁当

横浜の人には馴染み深い、崎陽軒のシウマイ弁当。発売以来変わらぬ美味しさを保ち、ファンの心を掴んで離しません。でも時代とともに、このシウマイ弁当も少しずつ変化しているんです。

  • 写真:ソマ

左は昭和39年、右が現在の包装紙。ブルーの円に描かれた横浜の街並みに注目してください。現在の包装紙は、ベイブリッジやみなとみらい周辺が加わって、今の横浜らしい景色になりました。

  • 写真:ソマ発売当初のシウマイ弁当
  • 写真:ソマ現在のシウマイ弁当

左が発売当初、右が現在のお弁当内容です。シウマイが1つ増えたり、エビフライから唐揚げになったりと変化はあります。しかし当時から全く変わらない一品は、タケノコの煮物。上部右端にある、このタケノコの煮物、シウマイをしのぐ勢いを持つ人気のおかずなんです。

シウマイ娘になりきって記念撮影

  • 写真:ソマ

会議室前には、当時の東海道線ホームを模した撮影スポットがあり、シウマイ娘のコスプレや、シウマイ箱のレプリカも撮影小道具として用意されています。ぜひ記念に1枚撮ってみてくださいね。

さぁ、いよいよ工場見学へ!

座学を終えたら、さっそく工場見学へ向かいます。15名ほどが1グループになって、スタッフの説明を聞きながらまわります。質問にも丁寧に答えてくれますよ。

いい味出してる干帆立貝柱

  • 写真:ソマ干貝柱だけは本物が展示されています

ここで遂にシウマイの美味しさの秘密が明かされます。崎陽軒のシウマイに使われる原材料は、豚肉や玉ねぎなど9種類。その中でも注目は、干帆立貝柱。豚肉と貝柱がお互いのウマミを引き立て合い、冷めても美味しいシウマイが出来上がるのだそうです。

もちろん崎陽軒のシウマイには化学調味料や保存料は使われておりませんので、安心して食べられますね。

機械化された工場内を眺める

  • 写真:ソマ

工場の内部は、上層階の窓から眺めることができます。内部の撮影は禁止なので、ここではお見せできないのが残念ですが、原材料を混ぜる、成型、蒸す、箱詰めと、ほとんどの工程が機械化されています。移動ロボットが15個ずつシウマイを持ち上げて、箱に詰めていく作業は圧巻です。

崎陽軒のアイドル!醤油入れの「ひょうちゃん」

  • 写真:ソマプレミアひょうちゃん

何から何まで機械が働く工場ですが、ひとつだけ「ひょうちゃん」をシウマイの箱に入れる作業は人間の手によって行われています。「ひょうちゃん」とは愛らしい姿が特徴の、白い磁器の醤油入れのこと。

初代ひょうちゃんは、漫画家横山隆一氏の手によって描かれ、48種類ありました。現在は、初代ひょうちゃんの復刻版として、3代目ひょうちゃんが入っています。他業種とのコラボや、イベント時には、金色ひょうちゃんなどのプレミアものが入っている場合も。数はごくごく少ないので、当たったらラッキーですよ。

工場見学最大の楽しみ、試食

  • 写真:ソマ

工場見学を終えると、お楽しみ試食タイム!普通のシウマイ2個と、ホタテ多めでちょっと大きい特製シウマイ1個がいただけます。工場で出来上がったばかりの、熱々シウマイのお味はもう格別です。シウマイのイメージばかりが先行する崎陽軒ですが、中華菓子の製造・販売もしているということで、月餅やパイナップルタルトも一緒に試食できます。

見学以外の方も自由に入れる、ミュージアムショップ

  • 写真:ソマ

美味しいシウマイの試食をしたら、自宅にも買って帰りたくなるもの。1階のミュージアムショップでは、シウマイや肉まん、シウマイ弁当、月餅、オリジナルグッズなどのお土産が買えます。工場でつくられたばかりのアツアツ商品を買って、電車の座席に見立てられたベンチシートで食べることも可能です。

ミュージアムショップは、工場見学に訪れた方以外も自由に入れます。座席横に設けられたタッチパネルでは、工場見学の一端も見ることができ、短時間で崎陽軒の魅力を知れると好評です。

予約は3か月前から

これだけ充実した内容の崎陽軒、横浜工場見学。実は予約はかなり困難と言われています。その理由は、まず実施日が水曜・木曜・金曜・土曜(午前・午後2部制)と曜日が限られていること。また3か月前の月初(1日)から電話のみでの受付ということにあります。

1日の朝から電話をかけ続けても、昼過ぎまで繋がらず、つながったところで、希望日は満席ということもしばしば。狙い目は、やはり平日です。満席になってしまっても、「キャンセル待ち」ができるので、辛抱強く待ってみてくださいね。

詳しくは崎陽軒のホームページでご確認ください。

崎陽軒 横浜工場
横浜 / 工場・施設見学
住所:神奈川県横浜市都筑区川向町675番1号地図で見る
電話:045-472-5890
Web:http://www.kiyoken.com/factory/

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※この記事は2016年11月8日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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