宮城蔵王山麓にある”宮城蔵王キツネ村”。100頭を超えるキツネが飼育されており、キツネをすぐ近くで見られるテーマパークとして、海外からの観光客も多い人気観光地です。今回は、そんな蔵王キツネ村の楽しみ方をご紹介します。
この記事の目次表示
宮城蔵王キツネ村とは?
”宮城蔵王キツネ村”は、放し飼いをメインとしたキツネのテーマパーク。年中無休でオープンしているので、いつでも好きな時にキツネに会いに行くことができます。
外に逃げ出さないよう柵で仕切られた放し飼いエリアでは、すぐ近くでキツネを見ることができ、指定の場所からのエサやり体験も可能です。ただし、手を出すと噛まれてしまうこともあるので、放し飼いエリアのキツネに直接触ることは禁止されています。実際に触ってみたいという方は、キツネの抱っこ体験を利用しましょう(費用別途400円)。
キツネ村では、他にもうさぎ、やぎ、ミニホースが飼育されています。それぞれエサやりなどのふれあい体験が可能なので、ぜひ触れ合ってみてください。
宮城蔵王キツネ村の楽しみ方
放し飼いエリアはまさにキツネのパラダイス!
キツネの放し飼いは、「キツネ専用場内」と名付けられた敷地のなかで行われています。その中を人間が自由に見て回ることができる仕組みです。
入るとすぐ、早速たくさんのキツネがお出迎え!入り口付近にいるキツネたちは、比較的人をあまり気にしないのか、かなり接近しても、逃げずにいてくれます。
敷地内にはアスファルトが敷かれた人間用の道が縦横に走っており、見学者はその道を歩いて回ることになります。とにかくどこを歩いていても、キツネが目に入ります。まさにキツネのパラダイスです。
設置された小屋や棚状に組まれた板の上で休むキツネや、岩の上に登っているキツネなど、思い思いに過ごすキツネのいろんな姿を楽しんでください。
キツネの餌やり体験ができる!
放し飼いエリア内に設けられた「キツネさんの専用エサ場」から、キツネにエサやりの体験ができます。テラスのようになっており、少し高い場所からキツネにエサを投げてあげる形です。
エサを目当てにたくさんのキツネが寄ってきてくれます。一斉に見上げる様子がかわいらしいので、ぜひ体験を。なお、エサは入場受付のところで購入できます。
キツネの抱っこ体験ができる!
年中行われている抱っこ体験ですが、おすすめは春〜初夏の時期。その年に産まれた子ギツネを抱っこすることができます。キツネ村にいるキツネはすべて、エキノコックスなどの寄生虫に対する防疫対策を施されているので、安心して触れます。
全部で7種類のキツネに会える!
キツネ村にいるキツネは、ケージに入れられているキツネも含めて全部で7種類。キタキツネ、十字キツネ、ギンギツネ、プラチナキツネ、茶プラキツネ、ホンドギツネ、ホッキョクギツネ(白、青)に会うことができます。それぞれ個性があって、異なるかわいさを見せてくれますので、ぜひ全種類探してみてくださいね。
動くキツネは朝、丸まって眠るキツネは午後に見られる!
キツネは、朝は活発に動き、午後になると寝ていることが多くなります。元気なキツネを見たい方は早めの時間に、丸まるキツネをじっくり眺めたい方は午後にどうぞ。
モフモフを見たかったら冬に訪れよう!
蔵王の山が色づく10月頃から、キツネの毛が冬毛に生え変わり始めます。モフモフの姿が見たい方は、ぜひ冬の時期に。ただし標高の高い場所にあるキツネ村は、冬は想像以上に冷え込みます。十分な防寒対策を。
うさぎにヤギ、ミニホースとの触れ合いも!
キツネ村では、キツネ以外にうさぎ、ヤギ、ミニホースが飼育されています。いずれもエサやりの体験が可能で、受付にてエサを販売しています。うさぎは抱っこ体験(費用別途200円)も可能。とてもおとなしいので、お子さんでも安心して触れられます。