アフリカ

アフリカサファリ!押さえておきたい憧れの【ビッグファイブ】とは?

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年4月24日更新

7,373view

お気に入り

写真:トラベルライター

アフリカといえば、サファリ!というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?実際に、壮大なサバンナのなかで本来のあるべき姿を魅せてくれる野生動物たちに出会えるサファリは、人生1度は経験すべき!と言い切れるほど心に残る経験です。そこで今回は、アフリカサファリに出掛ける前に必ず押さえておきたい「ビッグファイブ」と呼ばれる5種類の動物をご紹介します。野生動物だからこそ出会えるかどうかは運次第なサファリで、出会えればラッキーと憧れられる野生動物とは?

この記事の目次表示

アフリカサファリの憧れ「ビッグファイブ」とは?

  • 写真:トラベルライターsafari

サファリへ出掛ける前に、必ず知っておきたいのが「ビッグファイブ」と呼ばれ、誰もがこの目で1度はお目にかかりたいと願う、憧れの野生動物たち。かつて野生動物のハンティングを楽しんでいた時代に、仕留めるのが手強かった大きな獲物として「ビッグファイブ」と呼んだところからきています。

そして、ハンティングではなくサファリゲームを楽しむようになった現在でも、アフリカサファリへ出掛ける人たちのあいだで憧れとしてよく耳にする「ビッグファイブ」。

実際にサファリをしていると「ビッグファイブに出会えた?」などと会話を交わすことも多い言葉だからこそ、アフリカサファリへ出掛ける前にビッグファイブとはどの野生動物のことなのか知っておきましょう!

1.陸上で生きる最も大きな哺乳類「ゾウ(Elephant)」

  • 写真:トラベルライターbig five

ビッグファイブの1つ目は、陸上で生きる最も大きな哺乳類である「ゾウ」

アジアゾウとは異なり、アフリカゾウは高さ4m、オスの体重は6トンにも及ぶ大きさを誇ります。とはいえ、壮大なサバンナで出会うからこそ小さく見える!なんていうのも、サファリならではの光景です!

  • 写真:トラベルライターbig five

通常群れで行動するゾウですが、実は群れをなすのはメスのみ。成長したオスのゾウは群れを離れて単独行動をとる習性があるため、1頭だけのゾウを見かければオスである可能性が高くなります。

また、メスの群れのなかで最も大きな体のゾウが最年長であり、ボスです。ゾウは死ぬまで成長を続ける個体であるため、体の大きさと年齢とが比例しているのが特徴でもあるのです!

2.百獣の王「ライオン(Lion)」

  • 写真:トラベルライターbig five

ビッグファイブ2つ目は、百獣の王とも呼ばれる「ライオン」アフリカ大陸最大の肉食動物であり、オスであれば体重が250kgを超えることも!

通常、5~6頭のメスと1~2頭のオスでプライドと呼ばれる群れをなし、運が良ければ実際にライオンがハンティングしている姿を見ることもできます。

  • 写真:トラベルライターbig five

また、群れをなして行動しているライオンだからこそ、親子の群れに遭遇したときには可愛らしい子どもライオンに出会えることも◎

3.生きる化石とも呼ばれる「サイ(Rhino)」

  • 写真:トラベルライターbig five

ビッグファイブ3つ目は、体重が2トンにも及び、まるで鎧のような皮膚で覆われていることから生きる化石とも呼ばれる「サイ」

木の葉を食べるクロサイと地面に生える草を食べるシロサイの2種類があり、特にクロサイは絶滅の危険に脅かされているほど数が少ないうえ、非常に臆病であるためビッグファイブのなかでも滅多に出会えない、まさにレアものです!

  • 写真:トラベルライターbig five

想像以上のスピードかつ鎧のような大きな体で突き進む姿は、サバンナならではの光景。そんなサイの角が、古くからベトナムをはじめとするアジア諸国では伝統薬の成分として価値があることから密猟が後を絶たず、いつの日かこの光景を見られなくなるかも…と思うと胸が痛みます。

4.美しい斑点模様を誇るネコ科の大型動物「ヒョウ(Leopard)」

  • 写真:トラベルライターbig five

ビッグファイブ4つ目は、茂みのなかで暮らし夜行性なうえ、非常に用心深い性格なため滅多に姿を見せない「ヒョウ」

ヒョウ柄で知られる美しい斑点模様は必見です!一見、チーターにも似ているけれど、ヒョウのほうが頭が大きくずんぐりとした体型と、斑点模様の違いも見分けるときのポイントです。

5.群れの迫力は圧巻の「バッファロー(Buffalo)」

  • 写真:トラベルライターbig five

ビッグファイブの最後5つ目は、最も出会える確率の高い「バッファロー」

オスメスともにガッシリと立派な角を持ち、ライオンに襲われるとこの角を使って撃退することもあるほど、実は暴れ者として知られるバッファロー。オスが従える群れは大きなものであれば100頭以上もの群れをなし、一同にサバンナを移動する姿はまさに圧巻です!

いざ「ビッグファイブ」を求めてアフリカサファリへ

  • 写真:トラベルライターsafari

人生で1度は経験すべきアフリカでのサファリ。そんなサファリで出会えればラッキーな「ビッグファイブ」を求めて、いざアフリカサファリへ出掛けてみてはいかでしょうか。壮大なサバンナだからこそ見られる、野生動物たち本来の姿は一生の思い出として残るはずです。

  • 写真:トラベルライターSerengeti National Park
  • 写真:トラベルライターSerengeti National Park

ビッグファイブをはじめとする野生動物たちはもちろん、果てしなく続く壮大な景色も必見です!

アフリカの旅行予約はこちら


アフリカのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

アフリカのホテルを探す

アフリカの航空券を探す

アフリカの現地アクティビティを探す

アフリカのWi-Fiレンタルを探す

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


日本と異なるモロッコのコンセント・プラグ・電圧を解説!変圧器は必要?

モロッコ旅行の前に知っておきたい、コンセント・プラグ・電圧について日本との違いを徹底解説!変換プラグや変圧器がどんな時に必要か、また持っていくと便利なおすすめ電...


海外の人気滝TOP12!旅行者が行っている世界の滝ランキング

カナダ・アメリカにまたがるナイアガラの滝や、オーストラリアのバロン滝をはじめとする海外の滝を、トリップノートの8万8千人のトラベラー会員(2023年5月現在)が...

ガーナ人ってどんな人?3つの意外な国民性とは

明るく陽気。太鼓をたたいて、いつも歌って踊っている――ガーナ人に対して、なんとなくそんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。それも間違ってはいません...

棺桶に命をかける国?!葬式天国ガーナで葬式&棺桶工房を見学しよう!

西アフリカのガーナ。目立った観光資源のないこの国ですが、世界中でガーナでしか見られない珍しいものがあります。それは、独特な葬式スタイルとユニークな棺桶!ガーナで...

【アンゴラ】世界一物価が高い?アフリカ大陸のダイアモンド都市ルアンダ

アフリカの中西部に位置するアンゴラは、2002年の内戦終結後、豊富な地中資源により目覚ましい発展を遂げた国です。特に、首都ルアンダは世界一物価の高い都市として注...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります