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アメリカ・バージニア州はワインの名産地!おすすめワイナリーは【Three Fox Vineyards】

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年7月24日更新

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写真:まき子

アメリカのワインといったら西海岸のナパバレーが有名ですが、東海岸の【バージニア州】も実はワインの名産地!ワシントンD.C.からアクセスも便利で、1日だけでたくさんのワイナリー巡りができちゃいます。今回はその中でもピクニックや大自然の光景が楽しめるオススメワイナリー【Three Fox Vineyards】をご紹介します。

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ワイン造りが盛んなヴァージニア州ってどんなところ?

  • 写真:まき子

バージニア州は東海岸、アメリカの首都ワシントンD.C.のすぐ西隣にあります。

D.C.は首都とは言っても面積は東京23区の1/4ほどしかありません。なのでD.C.の玄関口「ワシントン・ダレス国際空港」や「国防総省ペンタゴン」、ケネディ大統領が眠る墓地で有名な「アーリントン国立墓地」も、実はバージニア州にあります。

また、D.C.内で働いている人のほとんどはバージニア州に家があり、そこから通勤しています。自然も豊かで土地が広大なので、政治家、軍の関係者、企業のトップなどの豪邸もたくさんあります。

そんなバージニア州は、ワインの生産量は全米で5本の指に入るほど! ここ数十年で急成長を続け、今アメリカのワイン業界でも注目されているんです。

バージニアワインは希少価値が高い!

  • 写真:まき子

注目度の高い理由の一つが、バージニアワインは美味しいのに、バージニアでしか飲めないこと。 国外に輸出しているのはごく僅か、それどころかほとんどが地元の人たちのために造られている、まさに “地産地消” のワインです。

地元の方たちの間では、“ワイナリーに行って、蔵出しワインを飲んで楽しむ” というスタイルが定番なので、どこのワイナリーもテラスが広々とあり、とってものんびり過ごせるのも特徴です。

とは言っても、トランプ氏が大統領になった2017年、トランプ家が所有するバージニアの「トランプ・ワイナリー」のごく一部のワインが日本に輸入されることになりました。アジア圏では初の出来事です。これに続く輸出も、もしかしたら増えるかもしれません。

10のエリアに分かれる生産地域

  • 写真:まき子

一言でバージニア州といっても その広さは北海道以上!

…という広さに関してはアメリカ全土の州にいえることですが、それでもバージニア州は全体にワイナリーがあり、生産地域は10エリアに分けられています。ご興味のある方は、バージニアワインを統括するHP を是非ご参照ください。ここから行きたいワイナリーを検索することもできます。

ワシントンD.C.からアクセス便利な【バージニア北部】に注目!

これら生産地域の中でも、特にワイナリーが集中しているのが、バージニア北部 Northern Virginia(写真MAPの赤いエリア)と バージニア中部 Central Virginia(写真MAPの緑のエリア)。

  • 写真:まき子

今回はワシントンD.C.から車で40分というアクセス便利な バージニア北部 Northern Virginia のお勧めワイナリー【Three Fox Vineyards】をご紹介します!

上記写真に○で囲ったワイナリーが密集してるエリアにあるので、隣のワイナリーへは車で15分間隔…という感じでいろんなワイナリー巡りも楽しめます。

なお、その道中はあまりにも田舎の光景、他の車もあまり見かけないので「こんなところに本当にワイナリーがあるの?」と不安になってしまうかもしれませんが、それがバージニア。ナパバレーのような有名地とは違う、バージニアらしい “田舎っぽさ” が楽しめます♪

【Three Fox Vineyards】広〜い芝生での〜んびり!

  • 写真:まき子

写真から伝わるでしょうか、この “の〜んびり感” 。空気も美味しいです。

  • 写真:まき子

入口も「え?ここ?ここを入って行くの?大丈夫?」と思ってしまうほど素っ気ない看板です(笑)こんな光景がワシントンD.C.から40分で広がっているんです。

  • 写真:まき子

入口からずんずん進んで行くと、ワイナリーの名前にもなっている“Three Fox 3匹のキツネ” があちこちに見られます。サングラス、なかなかお茶目。

かわいらしいテイスティングハウス

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

駐車場まで来るとかわいらしい建物が。この中で試飲やワイン販売を行なっています。周りには涼しげなテーブル席がいっぱい。

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

中に入っても、あちこちで Three Fox がお出迎えしてくれます。

  • 写真:まき子

テイスティングは$13(約1,400円)で何種類か楽しめます。テイスティング銘柄の紙があるだけではなく、メモが書けるように鉛筆を添えてくれるのは嬉しいですね。

そして、テイスティングでお気に入りのワインがあったら、ぜひ購入して外で飲みましょう!

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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