せっかくの海外旅行。旅行前に、ガイドブックなどで、行き先について調べる人が多いですが、旅行にトラブルはつきもの。実際に現地に行って、お目当てのレストランが見つけられなかったり、タクシーで高い金額を請求されてしまったり。そんな経験をお持ちの方も多いのでは?旅行を最大限に楽しむために、現地の便利なサービスを活用することで、より便利に、快適に旅を満喫できることも多々あります。そこで今回は、アメリカ在住者が教える、アメリカ旅行にあると便利なWEBサービスをご紹介します。
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旅の必需品!まずは、時間と場所を正確に把握!
旅行の期間は、有限。せっかくの旅行は、時間の許す限り最大限楽しみたいものです。移動時間や目的地の場所の把握ができずに、お目当のものを見逃してしまった、、、。そんなことが無いように2つのアプリで、気をつけましょう。
王道地図アプリ「Googleマップ」
言わずと知れた、グーグル社が提供する地図アプリ。目的地までのディレクションはもちろん、お気に入りスポットや、行ってみたい場所のマーキングもできるので、とても便利です。旅行者だけでなく、現地在住者も活用するアプリです。
アメリカは日本のようなカーナビは主流ではなく、ドライブのナビゲーションも地図アプリを活用する人が多いです。無料で使うことができます。
世界の時間を把握できる「世界時差時計」
世界時差時計は、無料の世界時計アプリです。各国の時差を一覧で確認できます。操作も簡単で、横のバーを動かすだけで、1分単位で確認したい国の時間を変更できます。日本を飛び立ってしまうと、時差がわからなくなりがちですが、このアプリを使えば、一発で解決してくれます。
レストランサービスを活用して、現地のグルメを満喫!
旅の醍醐味の一つは、なんといってもグルメ!おいしいレストランや、地元のグルメに巡り合いたいものです。ガイドブックの情報ももちろんいいですが、オンラインのサービスでリアルタイムにグルメ情報をゲットしておいしい思い出を作りましょう!
周辺のグルメを満喫したいなら「Yelp」
Yelpはアメリカ版の食べログのようなレストラン情報サービス。旅先の周辺のグルメ選びに役立つアプリです。ガイドブックには載っていない地元で人気のレストランの情報も入手できます。口コミや写真も豊富です。また、レストラン以外にも、スパやヘアサロン、弁護士事務所まで、あらゆるお店の口コミ情報が載っています。
レストラン予約を簡単に「Open Table」
OpenTableは、レストランの予約ができるサービスです。お店を決めたのはいいけど、英語で予約の電話をするのは心配、、、そんな方には、OpenTableがおすすめ!オンラインで簡単にレストランの予約を取ることができます。導入していない店舗もありますが、人気のお店は、事前に予約をしてから行くことをお勧めします。
旅先でありがちなタクシートラブルは配車アプリで解決!
- 出典:unsplash.com
海外旅行で、タクシーでぼったくられた!そんな話をよく耳にしますが、そんなお悩みは、この配車アプリが解決してくれます!ドライバーの名前、写真、評価、車の情報が表示され、アプリを通して、連絡をとることも可能です。クレジットカードを登録し、キャッシュレスで乗車します。チップの計算も不要なので、明瞭な会計で安心です。
便利な配車サービス①「Uber」
Uberとは、アメリカで主流の配車サービスです。全世界633都市でサービス展開しています。日本でも、Uberの姉妹サービス、UberEatsが流行っていますが、もともとは、この配車サービスからスタートしました。
専用アプリで、目的地をセットすると、金額が表示されます。その金額で了承をすると、周辺にいて、対応可能なドライバーが確定します。
- 出典:unsplash.com
あとは、設定した、ピックアップ先で待っていれば、ドライバーが迎えに来てくれて、目的地まで連れていってくれます。タクシーのように、街で走っている車を見つける必要がなくなります。
便利な配車サービス②「Lift」
Liftは、Uberと同じく、アメリカで主流の配車サービスです。アメリカでのみ展開しています。初回のクーポンや、紹介キャンペーンなどをよく実施しており、うまく活用できれば、無料で利用できることも!
サービス内容は、Uberとほとんど変わりませんが、ピーク時の値段のレンジが、少しUberよりも安くなっています。配車アプリの車は車体に、UberやLiftなど対応しているサービスのステッカーを貼っていることが多いです。乗る車を間違わないよう、乗車前にドライバーの名前を確認するなどして、トラブルを避けましょう。
キャッシュレス大国、アメリカの便利な金融サービス
キャッシュレス化が進んでいるアメリカでは、友人間のお金のやり取りも、キャッシュレスです。お店での買い物もクレジットカードのほかにも、電子決済を使えるお店も多く、アカウントも無料で作れるため、便利です。
便利なWEB決済サービス①「Paypal」
Paypalは、オンライン決済サービス。クレジットカードや、銀行口座の登録をしておけば、お金の支払いや受け取りが簡単にできるサービスです。アカウントは無料で作ることができます。クレジットカード大国のアメリカですが、スキミングなど、トラブルが発生することもしばしば。
Paypalの場合、相手がアカウントを持っていればPaypal内でお金のやり取りが可能。クレジットカード情報を提供せずに送金ができるので、安心です。
便利なWEB決済サービス②「Venmo」
Venmoは、個人間の送金が便利にできる金融サービス。Paypal傘下のこのサービスで、アメリカの若者を中心に利用されています。割り勘時や家賃の支払いなどに、利用することが多いサービスです。クレジットカードを登録したアカウントを持っていれば、個人間のお金のやり取りがキャッシュレスで行うことができます。
現地の人と触れ合う機会を作れる!
安く快適な宿が見つかる「Airbnb」
Airbnbとは、現地の人から宿泊施設を借りられるWEBサービス。日本で話題の民泊サービスです。ホームステイ型と呼ばれるホストが住んでいるところに一緒に滞在する形と、丸貸しと呼ばれる部屋を丸ごと提供するタイプがあります。
ホテルよりも安価に泊れたり、現地の人と触れ合ったりすることができるので人気です。ホームステイ型の魅力は、ホストやほかのゲストとの触れ合いができる点です。泊る部屋のホスト次第ですが、中には、パーティーに参加させてもらったり、地元を案内してもらったりと、現地の人と触れ合う機会に恵まれることもあります。
家を丸ごと提供するタイプは、鍵を渡してもらって滞在するスタイルが一般的です。キッチンやシャワーがついていたりするので、旅のコストを軽減できたり、滞在時間を自由に使いたい人にはお勧めです。
現地のコミュニティやイベントが見つかる「Meet UP」
少し上級者向けですが、地元の人と触れ合うのに最適なサービスをご紹介します。Meetupは、共通の趣味や、興味関心を持ったコミュニティを探せるプラットフォームです。世界で展開していて、2700万人もの会員がいるといわれています。
互いの言語で交流する異文化コミュニティや、観光地に一緒に行く人を募るもの、イベントを一緒に楽しむコミュニティなど、様々なグループがあります。参加費無料のものも多いので、気軽に地元の人と交流ができます。
おわりに
今回は、アメリカ在住者が教える、アメリカ旅行にあると便利なWEBサービスをご紹介しました。キャッシュレスや、ITサービスの最先端を行くアメリカには、無料で使える便利なサービスがたくさんあります。どれも、アメリカでは主流のサービスです。英語で展開しているサービスですが、操作は、簡単です!アメリカ旅行の際は、ぜひご活用されてみてはいかがでしょうか。