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【旅行ハック】旅の荷物の最適解=軽いは正義!おすすめアイテム

取材・写真・文:

神奈川在住

2021年1月18日更新

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写真:えいぶゆう/TossyPhoto

旅には何を持っていきますか?最低限必用なものに加えて、快適で楽しく過ごすために、人それぞれのこだわりもあるはず。さらに、旅を重ねるにつれて持ち物に対する考え方も変わっていくもの。今回は、旅への持ち物の一例をご紹介します。

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日帰り旅行の場合

思い立ったら、ちょっと出かけてみる。新しい刺激に出会えれば、近所であってもそれは立派な日帰り旅行です。さて、そんな日帰り旅行に筆者が持っていく、選りすぐりのアイテムをご紹介しましょう。

ちょっと近所をぶらり

近所を歩いていて、何気なく知らない路地がある、こんなところに知らない建物が建っているなどなど、見知ったと思い込んでいる近所にも新しい発見が何かとあるもの。すぐに家に戻れる距離だからこそ、最小限の荷物で軽快に歩きたいですよね。

最低限の荷物は財布・スマホ・家の鍵

近所へのお出かけをする場合、最低限、財布・スマホ・家の鍵さえあれば、事足りるのではないでしょうか。キャッスレス決済が普及した現在は、財布を持ち歩かない方もいるかもしれませんね。このくらいのアイテム数であれば、ポケットに入れてぶらりというのもありでしょう。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto近所は最低限の荷物を体にフィットするベルトバックに

上の写真は、筆者が近所へお出かけする際の持ち物です。財布や鍵をポケットに入れて持ち歩くのが心配であれば、体にフィットするコンパクトベルトバックに入れて外に出てみるのはいかがでしょう。バックは伸縮性が高く、体に密着するタイプがおススメ。体に荷物の重心が近くなることで、体と一体となって重さを感じず、軽快に動くことができます(ブラブラしないので、走ることもできます)。

財布は、小さくてポケットにも入れられる折り畳みタイプがおススメ。特に写真の財布は、コンパクトながら、開くとお札も小銭もカードも一目で確認できることに加え、大きな「かぶせ」があるため、相手からは財布の中身が見えません。海外旅行の支払いシーンでの不安も軽減する旅行用の財布で、便利です。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto旅に特化した財布

キャッスレスが浸透したことで、現金を持ち歩かないということも可能になりました。それでも、まれに現金のみの支払いの店でウッカリ買い物してしまう時もあるのでは。筆者は、絶対に持ち歩く家の鍵のキーホルダーに、現金を隠し持てるタイプのものを利用しています。ウッカリのお守りとして導入してみてはいかがでしょうか。写真のキーホルダーは、最大でコイン10枚の収納力があります。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto機能的なキーホルダーがあると便利

その他、一緒にストラップ付の小型のハサミも持ち歩くと便利ですよ。例えば、買い物したときに、タグを切り取ったり、ちょっと空きにくい袋を切ったりと何かと便利。上の写真に写っているもう一つの黒い物体は、この小ささで定規、レンチ、段ボールのテープを切る、栓抜きの機能を持っています。ご当地ビールが好きな筆者は、旅先では、ほぼ栓抜きとして活用しています。

ちょっと遠出

日帰りでも、交通機関を使って移動するような、ちょっとした遠出の場合、「ちょっと近所をぶらり」の所持品に以下のものをプラスします。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto近所の装備にプラスするものたち

イヤホン

移動時間は自己啓発に語学の勉強をするもよし、撮りだめたビデオを見るのもよし、音楽を聴くのもよしと、イヤホンは欠かせません。最近は、ノイズキャンセリング機能を有したものが多くなりましたね。そのままでも、電車や飛行機などの乗り物の音をびっくりするほど消してくれますが、イヤーピースをポリウレタンのものに変えると、さらに静かな環境を手に入れることができます!

ポリウレタンのイヤーピースは、耳栓によく似ています。イヤホンと耳の隙間を耳栓でみっちりふさぐような感じなので、余計な音が入ってきません。びっくりするほど遮音性があがるので、激しくおすすめですよ。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoポリウレタンのイヤーピースに変更すると遮音性UP

バッテリー

調べものや、ナビや、移動中の娯楽などスマホは常時大活躍。そんなわけでバッテリーを持ち歩くのがデフォルトという人も多いでしょう。立ち寄ったカフェ、新幹線の座席などプラグがさせる場合に備えて、USB-ACアダプターも小型のものを持ち歩きます。USB対応の機器が増えてきたことで、高速バスや飛行機ではUSBケーブルをそのまま挿せる乗り物も当たり前になってきましたね。

薬類

乗り物に弱いひとは、酔い止めや、万が一の痛み止めなど薬類を持ち歩く人も多いでしょう。そのまま透明ビニールに入れてもいいですが、持病などのセンシティブな情報が薬でわかってしまう場合も。

中身が見えにくいポーチに入れるのがベターですが、こだわるならシリコーンコーティングされたナイロン生地のものがおススメ。その軽さと生地の薄さ・強さには、一度所持してしまうとやみつきになる魅力があります。ちなみに写真のものはジップ付きにもかかわらず、たった10gしかありません。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoたった10gのポーチ

タオル類

筆者はこれまでに、様々なタオルを購入しては旅に持っていきました。たぶん、旅をテーマに世の中のあらゆる人がおススメしたタオルを一通り買ったと言っても過言ではないほど、各種メーカーのタオルを使ってみました。その中で最終的に落ち着いたのが2つ。綿でできた手ぬぐいと、化学繊維でできた登山用のタオル。

どちらもポイントは「速乾」。一般的に綿は乾きにくいものです。例えば、タオルを洗って乾くまでに自然乾燥だと1日かかりませんか?一方、同じ綿でできた手ぬぐいは、薄く通気性がよい作りで、水キレがよく、布の両端が切りっぱなしになっていることもあって、水が生地の端にたまらないので早く乾きます。

もう一つの化学繊維でできたタオルは、化学繊維そのものは水を吸わず、繊維と繊維のすき間で水をすいあげて、空気中に拡散して早く乾きます。また絞ればすぐに乾くという利点があります。

そして2つを持つようになったのは理由があります。

  • 行動中の汗の処理用と、予備→2枚必要
  • 温泉街に行ったとき、足湯を利用したりすると足を拭かなければならない。さらにその後、温泉に入った後、乾いた布で体を拭きたい。→2枚必用
  • 温泉に入る時に、体を洗う際の肌触りがやさしいものが良い(綿)、風呂上りに乾いた布でお湯をぬぐいたいが、体全体と髪の水分をぬぐうためには、絞って繰り返し吸水するものがよい(化学繊維)

結果として、綿の手ぬぐいと化学繊維の登山タオルの2枚持ちに落ち着きました。

ちなみに化学繊維のタオルにはコンパクトに作れるという利点もあります。例えば、黄色に水色の模様が手ぬぐい、真ん中の水色、右側の黄色が化学繊維のタオルです。畳んだ状態ではどれも同じようなサイズですが、広げて比較してみましょう。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto手ぬぐいと化繊のタオル(畳んだ状態)

まずは手ぬぐいと水色の化学繊維タオルの比較。なーんだ同じくらいじゃん、と思うでしょう?

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto手ぬぐいと化繊のタオル

次が、黄色の化学繊維のタオル(水色のタオルと同じ素材)と、手ぬぐいのサイズ比較です。畳んだ状態ではほとんど同じサイズですが、広げるとこんなに違いがあります。女性の場合は、お風呂上りに体を覆ってくれるサイズだと安心ですよね。このように、化学繊維タオルにはサイズを節約できるメリットもあります。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto手ぬぐいと化繊のタオル

ヘッドランプ

自然公園や、夜景がきれいな隠れスポットなど、街灯が少ないところに行く場合、ヘッドランプがあれば足元を照らせて安心ですし、暗い場所でのバックの中の確認、カメラの設定の確認など、何かと持っていると便利です。手に持つ棒タイプのライトやスマホでもいいのですが、両手が空いているほうが行動時便利なので、ヘッドランプを一つ購入してみるのがオススメです。

人がいないときはガッツリ頭に巻きますが、人がいるときは(ちょっと恥ずかしいので)、首にぶらさげるという使い方もできます。光量の切り替え、角度の調節、防水など様々なタイプがあります。

光量の切り替えができるタイプは、たいてい点滅させることもできるので、街灯のない道で、対向車に自分の存在を知らせるために使うこともできます。もし暗い道で黒い服、黒いリュックで歩いていたら、ドライバーからは歩行者がほとんど見えないはずです。万が一が起こる前に、自分の存在を知らせることも大事です。

ちなみに、ヘッドランプ用のランタンシェードも売られていて、組み合わせて使うと、即席のナイトランタンとして利用することもできます。宿泊先で枕元に読書灯がないときなどに、役立ちますよ。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoヘッドランプとシェード
  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoランタンとして

水筒

夏は冷たいものを、冬は暖かいものを飲みたい方は、水筒を。家でいれた飲み物がなくなったら、お店やカフェで買った冷たい、または温かい飲み物を入れて飲みます。特に熱中症の危険がある猛暑の時は、氷入りのドリンクがそのまま持ち歩けるので、体温を下げるための一つの策として必須かもしれません。

カメラ

スマホで良いよ派、アクションカメラで動画を撮る派、一眼レフでファインダー越しの景色を楽しむ派、といろいろ流派があると思いますが、何かしらの撮影する機材は誰しもが持ち歩いているのでは。ということでカメラも必須の持ち物として挙げてみました。

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この記事を書いたトラベルライター

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えいぶゆう(文)とTossyPhoto(写真)の2人で、心のまんなかにある「旅」を切り取っていきます。

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