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オーストラリア観光
日本の約22倍の広大な土地に広がる大自然

【サンシャインコースト】オーストラリア動物園が人気の5つの理由

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2021年5月25日更新

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写真:Booboo56

サンシャインコーストには、オーストラリアでは知らない人がいないほどの人気を誇る「オーストラリア動物園(Australia Zoo)」があります。大都市にあるわけでもないのに、どうして人気なのか、その理由をお話しします。

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人気の理由その1 『クロコダイル・ハンター』の動物園

日本のアニマルプラネットで放映されていた『クロコダイル・ハンター』をご存知ですか?この番組のホストだったのが故スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)氏。

番組のなかで凶暴なワニ、蛇などを素手で捕まえる彼の大胆さが話題になり、それと共に彼の経営するこの「オーストラリア動物園」も『クロコダイル・ハンター』の家として世界的に有名になりました。

  • 出典:commons.wikimedia.org彼の名前を冠した豪華寝台特急「The Gun」の特別車。Photo by Nachoman-au, CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

残念ながら、彼は2006年ケアンズで番組撮影中にエイに刺されて命を落としましたが、彼の偉業⁉︎を称えて、この動物園に続く国道は「スティーブ・アーウィンウェイ(Steve Irwin Way)」と名付けられています。

日本でも彼の出演した映画のDVDが手に入りますので、来訪前に見ておくと楽しみが倍増するかもしれません。

人気の理由その2  迫力満点のショー

  • 写真:Booboo56

『クロコダイル・ハンター』で有名になった動物園ですから、クロコダイルのショーは絶対に外せません。ワニのショーはもちろん、鷹や大きなオウムが飛び交うバードショーも迫力があります。

  • 写真:Booboo56

「クロコセウム(Crocoseum)」という大きなスタンドで行われ、だいたいどこに座ってもよく見えますが、ショーの時間を逃さないよう、入場したら、まず開演時間をチェックしましょう。

人気の理由その3  広大な敷地!でも効率的に回れる

オーストラリア動物園の広さは700エーカー!といってもピンと来ませんが、東京ドームが60個ぐらい入る大きさで、1,200匹を超える動物が飼育されています。

歩いて回ったら1日あっても足りない大きさですが、園内にはシャトルバスが走っているので、効率的に回れます。

人気の理由その4  無料でいろいろな動物に触ることができる

オーストラリアといえば、カンガルーとコアラ。特にコアラは見るだけの動物園も多いのですが、ここは触らせてもらえます。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

触るだけじゃなく、コアラを抱っこしたい!という人は有料($29.95=2,500円・デジダルダウンロード込み)になりますが、抱っこして写真をとってもらいましょう。

実は、オーストラリアでもコアラが抱っこできるのは、このクイーンズランド州と南オーストラリア州、西オーストラリア州の三つの州だけなので、この機会をお見逃しなく!

また、1日に3回(10:45am、12:30pm、2:00pm)フォトスタジオで写真のセッションがあります。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

園内にはこのほかにもオーストラリア固有の動物が飼育員と散歩していて、お願いすると触らせてもらえます(無料)。左は「ハリモグラ(Echidna)」、右は「ワライカワセミ(Kookaburra)」。

左は「ミドリニシキヘビ(Green Tree Python)」、右は「ウォンバット(Wombat)」。ウォンバットは日本に持って帰ってペットにしたくなるような可愛さです。

人気の理由その5  小さな子供でも飽きずに回れる

小さな子供だと動物の見学に飽きてグズリ出すこともありますが、ここは動物の他にも、いろいろな恐竜やワニのレプリカがあったり、巨大トランポリンやコーヒーカップなどの遊具、ウォーターパークなどの施設もあり、全て無料で使うことができます。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

筆者も小さい子供を連れていくことがありますが、これらの施設で子供が遊んでいる間、大人は休憩できるので助かります。

オーストラリア動物園で何を見る?

広大な園内はいくつかのエリアにわかれています。1日かければ全て回れますが、そんな時間や体力がないという方のために、参考までに筆者のオススメを、、、。

かわいい小動物

それぞれの動物の飼育場は、飼育される動物の大きさに合わせてあるので、キリン、サイなどの大型動物になると、日本のサファリパークのような遠い距離感で見ることになります。それに対して、小動物だとかなり近くで見られますし、動きも可愛いものが多いので、楽しめます。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

筆者のオススメNo1は、この「ミーアキャット(Meerkat)」。忙しない動きがとにかく可愛くて、見飽きません。

もう一つオススメしたいのが「カワウソ(Otter)」です。でも、カワウソは現金なことに餌がないときは動きが鈍いので、餌付け時間を狙っていきましょう。「When is otter feeding time?」とインフォメーションセンターで聞くと教えてもらえます。

  • 出典:www.flickr.comPhoto by Paul Balfe CC BY-SA 2.0
  • 写真:Booboo56

写真左の「ワオキツネザル(Ring-tailed Lemur)」も可愛いです。「アフリカエリア」の「ビンディーアイランド」にいて、手に触れるぐらいの至近距離で見ることができます。右はオーストラリア固有の「タスマニアンデビル(Tasmanian Devil)」。こんなにかわいい姿ですが、凶暴な動物なので、ガラス越しに見ることになります。

タイガーテンプル

アフリカエリアにある「タイガーテンプル」は名前の通り、トラの飼育場なんですが、その中の池の一部が水族館のようになっていて、トラが泳ぐ姿が見られます。

  • 写真:Booboo56

泳ぐ姿も面白いのですが、この中でトラが飼育員さんと遊ぶ姿も見られるんですよ。サーカスとはちがってトラは鎖なんかにつながれていません。まるで大きな猫みたいに遊ぶ姿、見てみたいと思いませんか?

オーストラリア動物園
オーストラリア / 動物園 / 子供が喜ぶ
住所:1638 Steve Irwin Way, Beerwah QLD 4519地図で見る
Web:https://www.australiazoo.com.au/

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

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