オーストラリア
オーストラリア観光
日本の約22倍の広大な土地に広がる大自然

【オーストラリア】ブリスベン空港からサンシャインコーストへのアクセスはこれ一択! Con–X–ion

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2019年12月26日更新

1,103view

お気に入り

写真:Booboo56

サンシャインコーストを旅したい。でも、どうやって行けばいいの?そんな人も多いかと思います。で、今回は、サンシャインコーストの玄関口・ブリスベン空港から宿泊先まで、直接行けてすっごく便利なバスサービス「Con–X–ion(コネクション)」をご紹介します。

この記事の目次表示

サンシャインコーストはどこにある?

サンシャインコーストは日本人には馴染みのない名前ですが、人気観光地であるケアンズやゴールドコーストと同じ「クイーンズランド州」にある沿岸地域です。

州都ブリスベンからは北に約100キロ、サンシャインコーストにも空港がありますが、日本からの直行便はなく、日本からいく場合にはブリスベン空港が玄関口になります。

ブリスベン空港からのアクセス

電車

空港から市内へ向かう電車に乗り、イーグルジャンクション駅(Eagle Junction station)で、ナンボー(Nambour)行きの電車に乗り換え、ランズブラー(Landsborough)かナンボー(Nambour)で下車。残念ながら、駅は観光地から車で20分ほど離れた内陸部にあり、そこから、またバスに乗り換え宿泊先に向かう必要があります。

電車とバス合わせて、AU$35(2,600円)前後で行けますが、3時間以上かかる上、電車やバスにスーツケースなどを置ける場所がなく、大荷物を持っての移動は大変なので、全くお勧めできません。

タクシー

渋滞具合によりますが、所要時間は70~140分。料金AU$150~270(11,300円〜20,300円)(※空港利用料と高速料金は別途加算。深夜・土日祝は割増あり)です。

3人以上で順調に行けば、ものすごく高いということはありませんが、渋滞などに巻き込まれると大変な料金になるので、タクシーを使って移動するのはちょっと不安ですよね。

バス

「電車やタクシーより確実で安心して利用できる」ということでお勧めしたいのは、空港から宿泊先まで「ドア to ドア」で、直接行ける「コネクション(Con-X-ion)」のシャトルバスです(グレーハウンドの長距離バスもありますが、指定のバス停で降車しなければならないので、バス停から宿泊先まで移動が必要です)。

  • 写真:Booboo56

Con-X-ionの基本情報

運行時間と運行間隔

バスの運行時間は基本的に朝6時から夜23時30分まで、1時間に1本だそうですが、2019年12月現在は、運行時間が拡張されているようです(5:40am〜00:09am)。詳しくは予約時に確認できます。

所要時間と料金

料金は、降車するエリアによって違います。サンシャインコーストの中でブリスベン空港に最も近いカランドラ地区までは、所要時間は約1時間半。料金は片道AU$59(4,500円)、往復AU$99(7,500円)です。

最も遠いヌーサ地区までは、所要時間は約2時間半。料金は片道AU$65(4,900円)、往復AU$110(8,300円)です。この他に、子供料金、家族割引などがあります。

Con-X-ion オンラインでの予約方法

コネクションバスは、基本的に利用の24時間前までに予約が必要です。予約はオンラインか電話(24時間、英語のみ)になります。今回はオンラインの予約の方法をご紹介します。

まずはここをクリックし、ホームページを開きます。

上の左上の赤い囲み部分「Book a Transfer」に旅程と予約人数を入力します。

この欄は予測変換になっているので、最初の二、三文字を入力すると、選択肢が出てきますので、そこから自分の宿泊先や住所を探しクリックして入力します。

  • Pick upには「Brisbane Airport - International」
  • Destinationには英語で自分の宿泊先の名前(例 Mantra Mooloolaba beach)か住所(例Cnr Mooloolaba Esplanade & Venning St)を入力します。

その下の部分に予約したい人数を入力します。

  • Adult=大人 
  • Children=13歳以下の子供 

Concessionとあるのは障害者や高齢者割引ですが、外国人には適用されないので無視しても大丈夫です。

同一予約の人数が、大人二人、子供二人(かそれ以上)になると、自動的に家族割引が適応され、それぞれを別に買うより安い料金になりますので、同行者がいる場合、一緒に予約するとお得になるかもしれません。

人数を入力したら、その下の「Get Price and Book」をクリック。

すると、下の画面に変わりますので、一番上の「Airport Shuttle」の「One-way(=片道)」か「Return(=往復)」を選択。

往復を選択すると、帰国日に宿泊先の前までバスが来てくれるので、それに乗り込み空港へ行くことができます。

次にその下の「Flight Details」を入力。

「Arriving」には日本からブリスベンへの到着時間と便名を入力

  • Flight date=ブリスベンに到着する日付
  • Flight Time=ブリスベンに到着する時間
  • Flight Number=便名(日本→ブリスベン)

「Returning to」には日本帰国便の出発時間と便名を入力

  • Flight date=ブリスベンを出発する日付
  • Flight Time=ブリスベンを出発する時間
  • Flight Number=便名(ブリスベン→日本) 

その下の「Luggage Allowance」にバスに乗せる荷物について入力します。

一人当たり、飛行機の機内に持ち込みできる荷物と、機内預けにできるサイズのスーツケース一つまでは無料になります。自分の荷物がその範囲内だったら、上の「 I am within my luggage allowance」をクリック。

機内預けにしたスーツケースが二つ以上ある場合は下の「 I have additional and/or large luggage items」をクリックします。すると、下の項目が出てきます。

  • スーツケースなど普通の荷物 → 上の「Additional Luggage Items」に個数を入力
  • ゴルフバック、サーフボードなどの大型荷物 → 下の「Large Luggage Items」に個数を入力

全ての入力が終わったら、下の「Next」をクリック。すると、飛行機の発到着に合わせた、バスの乗車時間が出てきます。

写真のように、いくつかの乗車時間が出てきますが、飛行機に乗り遅れたり、空港で長い待ち時間を過ごさなくてもいいように、グリーンの文字「<- Recommended」が示す時間を選ぶことをお勧めします。

入力が終わり、また下の「Next」をクリックすると、この画面に変わります。

上の部分には予約、料金の詳細が出てくるので、再確認してください。

間違いがあれば、前の画面に戻って入力しなおしましょう。

間違いがなければ、下にクレジットカードの詳細を入力します。その後、その下の確認欄、赤の「Book My Transfers」をクリックすれば、予約完了です。

その後、入力したEメールアドレスに領収書と予約確認のメールが届きます。

次のページを読む

オーストラリアの旅行予約はこちら


オーストラリアのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

オーストラリアのホテルを探す

オーストラリアの航空券を探す

オーストラリアの現地アクティビティを探す

オーストラリアのWi-Fiレンタルを探す

オーストラリアのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【オーストラリア】ジブリだらけ!モデルスポットをめぐる最強の聖地巡礼リスト

オーストラリアはジブリファンにとって生唾モノのモデルスポットがいくつも点在しています!ジブリファンでなくても行きたくなってしまう、フォトジェニックなジブリの世界...


【オーストラリア・ロットネスト島】乗り降り自由なバスで島内を楽ちん周遊

世界一幸せな動物クォッカがいる事で有名な、ロットネスト島。一般の車が乗り入れできない島なので、周遊手段は自転車かバスを利用することになります。こちらの記事では、...

笑顔がキュートなクアッカワラビーに会える!オーストラリア・ロットネスト島

「世界一幸せな動物」の愛称で知られる、観光客の自撮りに笑顔で写ってくれるキュートなクアッカワラビーと、野生のクアッカワラビーに会えるオーストラリアのロットネスト...

豪華な列車でクイーンズランド州を縦断!スピリットオブクイーンズランド

ケアンズからブリスベンへと結ぶ列車・スピリットオブクイーンズランド(Spirit of Queensland)。この列車は約25時間かけてケアンズからブリスベン...

【シドニー】マンリーでビーチと自然とグルメを満喫

ボンダイビーチと人気を二分する、シドニー湾の北にあるマンリービーチ。松の並木が並ぶ長い砂浜と、大きな波が打ち寄せる美しい海岸、外洋からシドニー湾を一望する岬、グ...

この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

【オーストラリア】定番から、2020年流行中まで!スーパーで買えるお菓子20選

今回のテーマは「オーストラリアのスーパーで買えるお菓子」。お土産として日本人に人気のお菓子に加え、地元民にとっての「これぞオーストラリア」な定番お菓子、そして2...


【オーストラリア】「これが地球?」の景色が広がる地下都市、クーバーペディ

荒涼とした景色が好きな人なら絶対気に入る「クーバーペディ」。オーストラリア内陸部にある人口3千人あまりの街です。ここの魅力は風景だけではありません。この記事を読...


スペイン行ったら、これ食べよ! バルのおすすめタパス8選

スペインのグルメ体験といえば「タパス」。タパスと言ってもいろいろあって、何を食べるか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか?そんなあなたのために、スペイ...

1日で立山黒部アルペンルートを通り抜けるモデルコース!紅葉シーズンにもおすすめ

世界でも有数の山岳観光ルート、立山黒部アルペンルート。季節によって、いろいろな楽しみ方がありますが、今回は紅葉を楽しみながら、長野県側で前泊し、富山県側に通り抜...

【シンガポール】チャンギ空港の新施設「ジュエル」

施設・サービスの充実ぶりで「世界一の空港」の名をほしいままにしてきたチャンギ国際空港ですが、2019年4月17日に新施設「ジュエル」がオープンして更にパワーアッ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります