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【5】初期のピカソ作品を収蔵する「ピカソ美術館」
写真：Mayumi Iwasaki
カフェで一息ついた後は小径をFerran通りに出て北東に真っ直ぐ進むこと約10分。
- 写真：Mayumi Iwasaki
Montcada通りにある小さなアーチ型の入り口を抜けると「Museu Picasso de Barcelona（バルセロナ・ピカソ美術館）」があります。大規模な美術館と違い派手な看板はないので、ボーッと歩いていると見過ごしてしまうかもしれません。
- 写真：Mayumi Iwasaki
こちらではピカソが青の時代を迎えるまでの青年期、後々の作風を形成する前の重要な時代の作品約4,000点以上を所蔵しています。展示もさることながら、16世紀に建てられた歴史あるタウンハウスを利用した建物も必見です。
- 写真：Mayumi Iwasaki
残念ながら館内写真のネット掲載は禁止されていますが、開放的な中庭（パティオ）までにも歴史を感じます。因みに木曜日の18:00〜21:30と、毎月第一日曜日は入場料が無料になります。かなりの混雑が予想されるので、是非ネット予約してから訪れましょう。
- 写真：Mayumi Iwasakiカタルーニャ地方伝統の排便人形「カガネル」のピカソ版（※美術館の展示品とは関係ありません）
- ピカソ美術館
- バルセロナ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所：Carrer Montcada, 15-23, 08003 Barcelona地図で見る
- 電話：+34 932 56 30 00
- Web：http://www.museupicasso.bcn.cat/
【6】ゴシック地区有数の美味しいバル「タペオ」
- 写真：Mayumi Iwasaki
ピカソ美術館で美術鑑賞を終えたら、いい感じにお腹が空いてくるはずです。美術館の側にあるバル「TAPEO（タペオ）」で、スペインに訪れたら必ず訪れたいバル料理「タパス」を堪能しましょう。
- 写真：Mayumi Iwasakiワインベースのサングリア（Wine Sangria 1/2L）（€7.00 / ¥825）
乾燥したスペインでは、とにかく喉が乾きます。まずはフルーツたっぷりの爽やかなサングリアで乾いた喉を潤しましょう。
- 写真：Mayumi Iwasakiウニのコクが麺と絡むSea urchin and prawn “Fideuá”（€18.00 / ¥2,120）
メニューはとてもリーズナブルで、1つ1つのポーションが小さいので様々な種類のタパスを試すことができます。ウニと海老のフィデウア（パスタのパエリア）は、定番のアイオリ（ガーリック・マヨネーズ）を付けていただきます。ウニのコクがしっかり染み込んだ、細く柔らかい独特の食感のパスタは絶品です。
- 写真：Mayumi Iwasakiワサビソースが美味しいDressed potatoes with salmon and wasabi（€7.50 / ¥885）
- 写真：Mayumi Iwasaki甘さと辛さのバランスが良いIberian pork ribs with honey and mustard（€8.00 / ¥940）
ワサビ風味で少し和を感じるポテトとサーモンの和え物や、ハチミツの甘さとマスタードの辛さのバランスが絶妙のスペアリブなど、どれも繊細でとても美味しく、お酒に合います。
- 写真：Mayumi Iwasaki
店内はカウンターと小さいテーブル席が並ぶ小ぢんまりした作りですが、手入れが行き届いていてとてもモダン。カジュアルに入れて、ちゃんとしたお料理が楽しめるオススメのバルです。
- タペオ
- バルセロナ / 居酒屋・バー
- 住所：Calle Montcada, 29, 08003 Barcelona, Spain地図で見る
- 電話：933-101-607
- Web：http://www.tapeoborn.cat/tapeo-del-born-en.html
【7】ステンドグラスが美しい「サンタ・マリア・ダル・マール教会」
タパスとワインでお腹がいっぱいになったらホテルに帰る道すがら、近くにあるゴシック様式のバシリカ教会「Basilica of Santa Maria del Mar（サンタ・マリア・ダル・マール教会）」を訪れてみましょう。
- 写真：Mayumi Iwasaki
バルセロナ大聖堂（カテドラル）と比べると小規模で小ぢんまりした教会ではありますが、華美な装飾を極力抑えたシンプルな作りが独特の厳かな雰囲気を醸し出しています。
- 写真：Mayumi Iwasaki
スペイン内戦時に消失した名残で、内部の装飾がほとんど無く、壁や天井には未だ煤が残っています。仰々しい装飾が無い分、ステンドグラスの美しさが映えて、石の壁と光が織りなす凛とした空間です。
- 写真：Mayumi Iwasaki
因みにこちらのステンドグラスは17世紀に作られた歴史ある「最後の晩餐」だけでなく、カタルーニャの紋章やサッカーチーム「FCバルセロナ」のエンブレムという珍しいものもあるので、是非探してみてください。入場料も無料なので、是非ゴシック地区巡りの締めに訪れてみてはいかがでしょうか？
- サンタ・マリア・ダル・マール教会
- バルセロナ / 社寺・教会 / 教会
- 住所：Plaça de Santa Maria, 1, 08003 Barcelona, Spain地図で見る
- 電話：933-102-390
- Web：http://www.santamariadelmarbarcelona.org/home/
ゴシック地区でバルセロナの歴史を感じる
- 写真：Mayumi Iwasaki
古い石積みの建物、建物の隙間から覗く青い空、少し薄暗い狭く入り組んだ路地。他の街では出会えない唯一無二の空気感を感じることができるバルセロナ旧市街。
バルセロナを訪れたらガウディ建築ももちろん外せませんが、ゴシック地区を歩いてまるで中世にタイムスリップしたような感覚を味わってみてはいかがでしょうか？
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