ベルギーの首都ブリュッセルから電車でわずか1時間の距離にある水の都ブルージュ。まるでおとぎの国に出てくるようなメルヘンな街ですが、ここでぜひおすすめしたいのが観光客が繰り出す前となる早朝の散歩。キャナルに反射して映り込む歴史ある建物や建造物はとても幻想的で、思わず何枚も写真に収めたくなるほど。今回は、運河ボートツアーがはじまる前の時間帯におすすめな散策プランをご紹介します!
この記事の目次表示
ブルージュを散策するなら断然早朝がおすすめ!
水の都と言われるブルージュはベルギーを代表する観光都市です。まるで童話や絵本の世界に迷い込んだような建物や街の様子をゆっくり楽しみたいなら、観光客が通りに繰り出す前の早朝の散策がおすすめです。運河を走るボートクルーズがはじまる前に、まだ静かな水面に映り込む街や建物の様子を独り占めできますよ。
日中は観光客でごったがえするチョコレート屋さんや可愛いカフェ、ショップなどが並ぶ通りもまだ閑散としています。
旧市街を運河に沿って歩こう
ブルージュの旧市街はコンパクトなサイズなので、1時間もあれば十分に散歩が可能です。できれば旧市街に宿泊し、明るくなってきた朝7時頃から最寄りの運河に沿って歩くだけで、運河の水面に街並みが映り込むフォトジェニックな写真をしっかりカメラに収めることができますよ。
上の写真の場所が、運河ボートツアーの船着き場です。7時頃であれば人影はありませんが、その後1〜2時間もすればツアーに参加する観光客で溢れかえります。早朝の光を浴びて運河に映る建物がきれいです。
ブルージュの代表的な建築物であるゲーブル屋根。天気の良い日だったら運河に映る青空もしっかり写真に収めることができますね。
観光の名所ともなる通称「恋人の橋」と呼ばれるボニファシウス橋。1910年に作られたこちら、ブルージュではなんとまだ新しい方の橋とされています!
運河をまたぐ半円状の橋の上に建てられた家。赤い屋根と煉瓦造りの煙突がなんともメルヘンです。
運河に映る建物。水面が静かなのできれいに反射して幻想的な風景に。
水面の光が橋の裏に反射する様子。早朝は肌寒いぐらいでも、日が登るにつれ気温も上がり徐々に暖かくなってきます。
- 運河クルーズ チケット売り場
- ベルギー / 乗り物
- 住所:Dijver, 8000 Brugge, ベルギー地図で見る
- Web:http://www.nvstael.com/default.cfm?lang=E
朝ごはんは地元っ子に人気のベーグルサロンで!
朝の散策が終わって、熱いお茶やコーヒーでも飲みたくなったらぜひおすすめなのがSanseveria Bagelsalon。内装にも凝った小さなカフェは、日曜日以外は朝8時から営業しています。(日曜日は10時からオープン)
アメリカ発祥のベーグルを、まだあまり馴染みのないベルギーで出しているこだわりカフェです。普通のベーグルとはちょっと違って、フルーツとグラノーラをのせたベーグル(€8.5・約¥1,132)などヨーロッパらしいアレンジが光るおしゃれでユニークなメニューが魅力。
ベーコンや卵が使われた朝食用のメニューに加え、早朝でも洋梨やチーズを具材としたランチ用のベーグルも楽しめますよ。
- Sanseveria Bagelsalon
- ベルギー / カフェ・喫茶店
- 住所:Predikherenstraat 11, 8000 Brugge, Belgium地図で見る
- 電話:50 34 81 43
- Web:http://sanseveria.be
一息着いたらブルージュの鐘楼・ベルタワーに登ろう!
せっかく早起きして行動しているのだから、まだ時間に余裕があるならブルージュの鐘楼に登るプランもおすすめです。昼間は長蛇の列ができる観光スポットですがオープンする午前9:30前に着くとそれほど待たずに登れますよ。(入場料:€10ユーロ・約¥1,332)
タワーの内部に細い螺旋状に連なる366段の階段を登ります。石でできた建物でまるでヨーロッパのお城の屋根裏に続く長く細い階段を登っているかのよう。途中時計の内部を展示した階などもあり見所満載です。タイミングが合えばベルタワー内部から市内に鳴り響く47種類の鐘が奏でる音色を聞くこともできますよ。
でもなんといっても圧巻なのが、83メートルの高さにある展望所からの景色です。ブルージュの街並みを一望できるのはもちろん、真下にあるタウンスクエアの様子も見下ろせます。
こちらはタワー内にいる人数を制限するために入場できるのは出場した人数の数のみ。そこでオープンと同時に入場することで待ち時間を賢く節約できますよ!見どころいっぱいのブルージュ観光、朝からしっかり楽しんでください!