1980年に経済特区に指定されて以来、急激な成長をしている深圳。商業地帯というイメージが強く、安い衣料品や日常雑貨の調達のために訪れる方の多い地域でしたが、実はとってもおしゃれな地区がたくさんあり、観光目的に訪れても楽しいエリア。今回は特におすすめの3地区をご紹介していきたいと思います。
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オシャレさん必見☆「OCT-LOFT(華僑創意文化園)」
少し前まで工場や倉庫街だった地域に、アトリエやデザイン設計事務所等が入りおしゃれに生まれ変わった「OCT-LOFT(華僑創意文化園)」。
おしゃれが大好きな地元の人や、観光に訪れた西洋人で終日にぎわっています。ミュージックフェスティバルやアートの展示会などの期間限定イベントも度々行われているので、日程を合わせて行ってみるのも楽しいですよ。
広々とした空間で、のんびりお茶ができる場所がたくさんあります。緑がたくさんありリラックスできるカフェなど、自分好みのお店を見つけて素敵な時間を過ごしてみて下さい。
こちらは花屋さん。色鮮やかで斬新なデザインのフラワーアレンジメントがたくさんあります。花を用いた緑のある空間作りも上手です。店内には大きな木で出来た雰囲気あるシェアテーブルや、形や色の異なるソファーを集めて作った個性豊かな空間のカフェもあり、おしゃれ感たっぷり。入るだけでもワクワクするようなお店です。
- OCT-LOFT
- 中国 / 建造物
- 住所:Kaiping St, HuaQiaoCheng, Nanshan Qu, Shenzhen Shi, Guangdong Sheng地図で見る
- Web:http://www.octloft.cn/about/oct-loft/
世界の複製絵画のなんと60%が作られている村!Defen Oil Paining Village「大芬油画村」
NHK『地球イチバン』でも取り上げられたこともある「大芬油画村」。輸出用の油絵の卸売を行う地域として知られ、世界市場の60%の複製画がここDefen Oil Paining Village「大芬油画村」で作られているんです。この小さな村は、画家を夢見る人たちの修業の場になっていて、たくさんの絵描き(画工)や画家が全国から集まってきています。
自分の肖像画や好きな風景画などの写真を持っていくとその通りに描いてくれるので、大切な人へのプレゼントに、世界で一つだけのオリジナルの絵を描いてもらうのも良いかと思います。
街並みがアーティスティックで、つい入りたくなるアトリエや、足を止めて写真を撮りたくなる場所がたくさん。小さい村とはいえ気になる小道がたくさんあるので、ぜひ歩き回ってみて下さい。
アーティスティックなカフェもたくさんあり、どこに入るか迷ってしまう程。お店へ一歩入れば、アートとカフェがこんなにしっくりくるものなんだと感じる事ができるかと思います。手作りのケーキやこだわりのコーヒーを飲めるカフェで一休みしながらアートに触れる、そんなお洒落な時間がゆっくり過ごせます。
町では、時間がとてもゆっくり、平和に過ぎており、買い物も落ち着いて楽しめます。キャンパスや絵の具など絵に関する材料も豊富に取り揃えているので、買い物にもよい場所です。
激安商品を買うならここ!買い物のメッカ「老街(Laojie)」
原宿を連想させる若者でにぎわう町。若者でにぎわっているけど街の名前は“老街”。老街駅のA出口を出ると、老街と言う名前をそのまま現すような、古い中国風の建物が建っています。
服飾、雑貨、美容など、いろいろなものがとても安く手に入り、買い物好きにはたまらない街で、立ち並ぶビルの中には小さなお店がたくさん入っているのでついつい目移りしてしまいます。
フードコートの一角にある「昆虫宴」では、様々な虫の料理を試すことができ、終日、地元の人や観光客で混み合っています。中国本土には虫の料理を試せるお店がたくさんあるので、勇気のある方は、旅の記念に試してみるのも楽しいと思います。
最新トレンドに乗った様々な服が激安で購入できるのも、ここまで足を運ぶポイントです。ショップによって値段も雰囲気もまったく違うので、いろいろなところを歩き回って、好きなお店を見つけてみるのも楽しいですね。
香港から深圳への簡単な行き方
香港・東鐵線の最終駅「羅湖」から中国本土に入国するのがいちばんメジャーな方法。香港国際空港から直接行く場合は、空港から「羅湖」の一つ手前の「上水」駅まで行けるバスが出ているので、上水まで行ってから東鐵線に乗り換える方法もあります。
香港から日帰りで簡単に行ける深圳。地下鉄が張り巡らされているので、ぜひ利用していろいろ探索してみて下さい。思いも寄らないような発見があり楽しいですよ。