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⑤クリスチャンボー城
コペンハーゲン市庁舎から東へ向かうと、クリスチャンボー城があります。
この城は、デンマーク王室および政府の迎賓館として使われているほか、国会議事堂や内閣府、最高裁判所など、デンマークの三権に関する施設も置かれています。
過去に2度の火災に遭って再建されているため、バロック様式、新古典主義様式、ネオ・バロック様式の3つの建築様式が共存しています。尖塔は重厚感があってとても凛々しいですね!
- クリスチャンスボー城
- デンマーク / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Prins Jørgens Gård 1, 1218 København地図で見る
⑥旧証券取引所(Borsen)
クリスチャンボー城から東に進むと、Borsenと呼ばれるコペンハーゲンの旧証券取引所が見えてきます。
この際立つ尖塔は高さ56mあり、4頭のドラゴンの尾部を形作って編み上げられています。どのように作ったのだろう?と、とても興味深いですね。非常に美しいだけでなく、天から降りてきた龍の尻尾を表現するという、その感性にも感動します。
⑦救世主教会
旧証券取引所前の大通りをそのまま進むと、またしてもユニークな尖塔をもつ建物が見えてきます。
こちらは救世主教会です。高さ90m、何とも珍しい螺旋状の尖塔が目を引きますね!まるで貝殻のよう。
こちらの塔は上ることができ、400段以上の階段の先にある尖塔のてっぺんまで行くことができます。
おまけ:コペンハーゲンに泊まるなら!一風変わったフローティングホテル
救世主教会を南西へ向かい、Langebroという跳開橋を渡る手前の川沿いに、船が浮かんでいます。
写真右手に小さく写っているのがお分かりになるでしょうか?
実は、この船はコペンハーゲン川に浮かぶ「Hotel CPH Living」というホテル。コペンハーゲン中央駅から歩いて数分というコペンハーゲン中心部にありながら、静かで観光にも便利な一風変わったホテルです。
部屋は至ってシンプルです。フェリーやボートが川を通過すると、微妙にフワーッと揺れるため、一瞬「地震か!?」と思ってしまいます。慣れると、その揺れがとても心地よいですよ。
屋上は、宿泊者のみ使用できるテラスとなっており、読書をする人や持ち込んだワインで食事を楽しむ人もいます。
対岸にはクリスチャンボー城を眺めることができます。
川面を泳ぐ鴨や練習中のカヌーの人々と、部屋から目が合う近さです。(写真はテラスより)
ここはなぜか男性客のシングルユースが多く、宿泊客の8割は男性で、地元の男性ビジネスマンが目立ち、しかもリピーターが多いとのこと。理由をホテルのレセプションに聞いてみると、「ロマン」があるからなのだとか…。コペンハーゲンには数多くのホテルがありますが、是非一度泊まっていただきたいおすすめのホテルです。
- ホテル CPH リビング
- デンマーク / ホテル
- 住所:Langebrogade 1C, 1411 København K地図で見る
おわりに
いかがでしたでしょうか。徒歩範囲のコペンハーゲン中心部だけでも、ユニークな尖塔をもつ素敵な建築物が数多く点在していますよね!ご紹介したもの以外にも、目を惹く建物は沢山ありますので、コペンハーゲンへお寄りの際はぜひご覧ください。