ヨーロッパの大聖堂は息をのむほどの美しさと存在感があり、観光のメインになることも多いでしょう。今回は街の中にあり訪問しやすく、それでいて見応えのある大聖堂をいくつかピックアップしてご紹介します。
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1.ヘルシンキ大聖堂(フィンランド)
ヘルシンキ大聖堂は白く清楚な姿が特徴的で、街の象徴ともいえる建物です。ヘルシンキ中央駅からは徒歩10分くらいの距離にあり、人気のある観光スポットであるため、目の前の広場(ヘルシンキ元老院広場)は常に人々で賑わっています。
さらに10分くらい歩いた場所には生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー寺院)と呼ばれるレンガ作りの教会があり、ヘルシンキ大聖堂とは対照的なイメージであるため、合わせて訪問すると面白いかもしれません。
2.聖ヴィート大聖堂(チェコ)
プラハの代表的な建造物であるプラハ城内の聖ヴィート大聖堂は、高い天井とミュシャが手がけた数々のステンドグラスが目を引きます。チェコには芸術性の高い建物がたくさんありますが、中でも聖ヴィート大聖堂の美しさは格別であり、必ず一度は立ち寄ってほしい観光スポットだと思います。
入場券無しでも入れますがその場合は入口付近から中を覗く形となり、ミュシャのステンドグラスを近くで見ることができません。入場の際は「Aコース350CZK(約1,700円)」か「Bコース250CZK(約1,300円)」のチケットを買う必要があり、このチケットでプラハ城内のほかのエリアも回ることができます。
- 聖ヴィート大聖堂
- チェコ / 観光名所 / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Hrad III. nadvori 119 00 Praha地図で見る
- Web:https://www.katedralasvatehovita.cz/en
3.ベルリン大聖堂(ドイツ)
川のほとりで優雅な雰囲気を漂わせているベルリン大聖堂は、114メートルもの巨大な建物とドーム型の屋根が特徴的で、ドイツ語では「Berliner Dom」と呼ばれています。
そのドームの部分には内部階段から上ることができますが、270段もあるので少々ハードかもしれません。ですがベルリンの街をぐるっと見渡せるので、ぜひ上ってみることをおすすめします。入場料は7€(約880円)です。
4.セビリア大聖堂(スペイン)
スペイン南部のアンダルシア地方、フラメンコの発祥地として知られるセビリアにある大聖堂は、世界第三位の大きさといわれており、茶色の外壁がスペインらしい独特な雰囲気をかもし出しています。
すぐ隣には高さ98メートルのヒラルダの塔があり、大聖堂内部から塔の上まで上ぼることができます。階段途中の窓からは大聖堂の屋根が見え、セビリアの街の趣のある景色を眺めることができます。