水の都・ベネチアや、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ナポリといった人気都市の観光名所、アマルフィ海岸に青の洞窟、アルベロベッロなど、イタリアで一度は行きたい、おすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。
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【1】トレヴィの泉(ローマ)
- 出典:tripnote.jp
1762年に完成した、人口噴水の「トレヴィの泉」。トレヴィとは「三叉路」という意味で、この泉の前から3本の道が伸びていることから付けられています。高さ25m、幅約20mとなっており、ローマに数多くある噴水の中でもその大きさは最大!その場に着くと、想像以上の大きさに驚くかもしれません。
泉の水は、ローマ市内から13キロ程離れたところから引かれている水路を通ってきます。ローマを代表する天才芸術家ベルニーニが手がけ、ニコラ・サルヴィが完成させました。噴水の彫刻は海がテーマになっていて、中央にはギリシャ神話の中で海を司る神である、ポセイドンの像があります。
トレヴィの泉の泉で欠かせない!コイン投げのおまじない
- 出典:tripnote.jpトレヴィの泉に沈む大量のコイン
トレヴィの泉の泉で多くの観光客が行なっているのが、あまりに有名な「コイン投げ」。
- 1枚:またローマに来られる
- 2枚:好きな人と一生一緒にいられる
- 3枚:嫌いな夫や妻と別れられる
というおまじないになっています。ローマ観光では、必ず訪れたい場所のうちの一つと言える超人気かつ定番スポットです。
【2】スペイン広場(ローマ)
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映画『ローマの休日』でも有名なのが、こちらの「スペイン広場」。17世紀、広場の南側にスペイン大使館があったためにスペイン広場と名づけられました。映画では、主演のアン王女がジェラートを食べるシーンが有名ですが、今では保全のために階段でジェラートを食べることは禁止されています。
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137段あるスペイン階段を上まで登っていくと、ローマ市内を一望することができます。また、スペイン広場近辺には高級ブティックが数多く軒を連ねているエリアでもあるので、観光と合わせて買い物を楽しむことも出来ますよ。
【3】コロッセオ(ローマ)
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ローマを象徴するシンボルの1つ「コロッセオ」!かつてローマ市民を熱狂の渦に巻き込んでいた巨大円形闘技場です。当時のローマ皇帝は、人気取りと政治への関心を市民から逸らすことを目的に、連日、闘技会を開催。捕虜である兵士が剣闘士として登場し、猛獣を相手にして戦ったり、剣闘士同士で戦ったりするプログラムで構成されていました。映画『グラディエーター』の世界そのままですね。この闘技会は5世紀の中頃まで、300年にわたって続けられていたそうです。
コロッセオ内部
- 出典:tripnote.jpコロッセオ内部
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コロッセオの収容人数は、なんと約5〜6万人!こんなにも多くの観客を収容できるように設計された、当時の建築技術に驚愕することでしょう。またコロッセオの内部は非常に広く、足を踏み入れると、その大きさに圧倒されるかもしれません。
コロッセオの開門時間は8時半となっていますが、8時頃には到着しておきましょう。また、インターネットで入場チケットを予約しておけば、比較的待たずに入場できます。内部見学時には、日本語音声ガイドのレンタルが可能です。入場後に貸し出しデスクがありますので、希望者はそこでレンタルを申し込んでください。
夜のコロッセオにも注目!
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夜になると、ライトアップされたコロッセを鑑賞することができます。朝、昼とはまた異なる、幻想的な雰囲気を醸し出しています。夜のお散歩に、コロッセオを外周するのもいいですよ。
※夜間は内部への入場はできません。
【4】バチカン市国(ローマ)
- 出典:tripnote.jpバチカン市国に続く道
バチカン市国は、ローマ市街地にある世界最小の独立国家。面積は、0.44k㎡しかなく、国民は約800人です。そしてその国民のほとんどが、枢機卿や司祭などの聖職者です。ローマ市街地に位置しますが、国境のようなものはなく、入国するのにパスポートも不要です。
- 出典:tripnote.jpバチカン市国の衛兵
- 出典:tripnote.jpバチカン市国のポスト
旅行者からするとローマ観光の一部のような扱いですが、カトリック教徒にとっては、聖域となるカトリックの総本山です。そんなバチカン市国の見どころは、大きく分けると以下の3つがあげられます。
- サン・ピエトロ広場
- サン・ピエトロ大聖堂
- バチカン美術館
これらはミケランジェロやベルニーニなど、イタリアを代表する芸術家たちの作品の宝庫でもあります。観光するには丸1日かけても足りないかもしれないので、事前に足を運びたい場所、見たい作品などを絞っておくと効率よく回ることができます。
- サン・ピエトロ広場
- バチカン / 観光名所
- 住所:Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, ローマ教皇庁 (バチカン)地図で見る
- Web:http://www.vaticanstate.va/content/vaticanstate/it...
- サン・ピエトロ大聖堂
- バチカン / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, ローマ教皇庁 (バチカン)地図で見る
- Web:http://www.vaticanstate.va/content/vaticanstate/it...
- バチカン美術館
- バチカン / 美術館
- 住所:Viale Vaticano, 00165 Roma地図で見る
- Web:http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/...
【5】パンテオン(ローマ)
- 出典:tripnote.jp
「パンテオン」は、高さと直径どちらも43.3メートルで、石で造られたドーム型建築物としては世界最大の傑作と言われています。紀元前25年頃、すべての神々の神殿として建設されましたが、火事で焼失し、現在の建物は西暦118年、ハドリアヌス帝によって28年かけて再建されたものです。
後にカトリックの聖堂となったこちらのパンテオンの内部には、イタリアの著名な画家であり建築家である、ラファエロのお墓があります。また夜間のライトアップによって浮かび上がる、神秘的なパンテオンの姿も人気があります。
【6】フォロ・ロマーノ(ローマ)
- 出典:tripnote.jp
紀元前753年、「パラティーノの丘」にローマが建国された後、その麓に整備された場所がこちらの「フォロ・ロマーノ」。かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地です。「フォロ」とは、政治、経済、宗教の中枢となる公共広場を意味し、かつては神殿や凱旋門、裁判所などに加えて、歴代の皇帝たちが権威と財力を誇示するために次々と巨大建造物を建設していました。驚くことに、今もなお当時の遺跡の発掘作業が続いています。
「すべての道はローマに通ず」が生まれた場所!
- 出典:tripnote.jpフォロ・ロマーノ
フォロ・ロマーノは、「すべての道はローマに通ず」という言葉が生まれた場所でもあります。ここがイタリアのすべての道の終着点となることを目指して、時の皇帝カエサル・アウグストゥスが、このフォロ・ロマーノに立てた石柱も確認することができます。
コロッセオやパラティーノの丘と合わせて入場できる
先に紹介したコロッセオへの入場とセットになったチケットを購入することで、こちらのフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘にも入場することが可能です。この3つのスポットは隣接しているので、時間があれば共通入場券を購入してまとめて観光するのがおすすめです。