ヨーロッパ

海外旅行のお土産にも!ヨーロッパの美味しいお酒4選

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神奈川在住
訪問エリア:19ヶ国

2018年9月6日更新

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写真:まきまき

海外旅行の楽しみは観光だけでなく、現地のお酒を味わうのもひとつでしょう。世界には珍しいお酒がたくさんありますが、今回は旅の土産にもおすすめの、ヨーロッパの美味しいお酒を4つ選んでみました。

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1.ブラックバルサム【ラトビア】

  • 写真:まきまき

まず最初は北ヨーロッパ・バルト三国の真ん中の国「ラトビア」のお酒です。こちらはブラックバルサム(Riga Black Balsam)といって、24種類のハーブと様々な材料からできた薬用酒です。アルコール度数が高いことで知られていて、ラトビアではギフトショップ・スーパーマーケット・コンビニなど、あちこちで見かけます。

ブラックバルサムは4種類の味があり、アルコール度数も30度、40度、45度とそれそれです。それだけでなくボトルのサイズも色々あるので、まずは小さなボトルで飲み比べして、気に入ったものをお土産にするのもいいアイデアです。値段はサイズや購入場所によって様々ですが、どれも300~1,800円くらいの間で買えると思います。

紫ラベルのBlack Currant

  • 写真:まきまき

一番人気の紫のラベルはベリーやブドウのような甘みがあり、アルコール度数は30パーセントもあるにもかかわらず、ストレートでクイクイいけてしまう魅惑のドリンクです。お酒の弱い方は注意してください。

ストレートで飲むのがおすすめですが、強いのはちょっと…という場合はジュースなどで割ってカクテルにしてもいいでしょう。実は筆者はヨーグルトドリンクを入れて飲んでみましたが、まるでブルーベリーヨーグルトのような味わいになり、とても気に入ってしまいました。一瞬引かれそうな組み合わせですが、勇気のある方は試してみてください。

2.ヴァナタリン【エストニア】

  • 写真:まきまき

続いてこちらもバルト三国のお酒です。フィンランドの南に位置する「エストニア」のヴァナタリン(Vanatallinn)です。ジャマイカ産のホワイトラムがベースで・オレンジ・レモン・シナモン・バニラなどがブレンドされた風味豊かなリキュールで、アルコール度数は種類によって40〜50パーセントあります。

原料を見ると甘くてまろやかなイメージですが、ストレートで飲むにはかなり濃厚です。ですが「エストニアのお土産といったらヴァナタリン!」というほど人気があるので、現地で一度飲んでみることをおすすめします。

ヴァナタリンはギフトショップやスーパーマーケットに売られていて、値段は種類によって9〜13ユーロ(約1,200円〜1,700円)。タイミングが良ければスーパーマーケットでセールになってる場合もあります。

3.ポルトワイン【ポルトガル】

  • 写真:まきまき

ポルトガルの宝石と言われる甘口のお酒「ポルトワイン」です。日本では「ポートワイン」と呼ばれているようですが、これはポルトガルの第2の都市「ポルト」から出荷されるワインであるため、こう名付けられています。

アルコール度数は20度前後と、普通のワインに比べるとかなり高く、こちらも甘く危険なお酒です。特徴としては封を開けた後でも長期保存が可能です。そのため寝酒に一口ずついただくこともできます。

ポルトの街にはポルトワインが安く飲めるレストランや、品揃え豊富な販売店もたくさんあります。お土産として持ち帰るのもいいですし、ポルトの美しい川を眺めながら飲むのも最高です。値段は高級なものからお手頃なものまでピンキリなので、ご自身の予算に合わせて選んでみてください。ちなみにレストランでは1杯2〜6ユーロ(約250〜780円)ほどで飲めると思います。

4.ベヘロフカ【チェコ】

  • 写真:まきまき

チェコといったらビールですが、実はベヘロフカ(Becherovka)というリキュールも有名です。ベヘロフカはチェコで最も有名な温泉地である「カルロヴィヴァリ」が産地であり、200年前から親しまれています。

ベヘロフカは30種類以上のハーブが使われ、胃腸にいいといわれています。アルコール度数は38度もあるのですが、ハーブの風味が豊かで甘みがあり、ストレートで飲んでもアルコール独特の嫌味が残りません。ジュースや炭酸で割っても合うと思うので、強いお酒が苦手な方でもいろいろ工夫ができそうです。

カルロヴィヴァリには博物館もあるようなので、歴史や原料などの知識を得るとより面白いかもしれません。ベヘロフカは日本でもときどき売られていて、750mlのボトル1本3,000円前後で買えるようです。現地の値段は場所によって様々ですが、チェコのTESCOでは1リットルボトルが1,900円ほどの値段だったので、やはりチェコのお酒はチェコで楽しむのが一番ですね。

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この記事を書いたトラベルライター

トラベルフォトグラファー
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