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会津若松で伝統工芸と絵心に触れる旅をしてみよう

取材・写真・文:

トラベルライター

2020年2月24日更新

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歴史情緒あふれる会津若松。古い街並みが残る城下町を、街歩きをするだけでも、とても楽しい時間を過ごせます。観る観光も楽しいけれど、会津を知って、思い出にもなる体験をしたい!という方にオススメの、伝統工芸体験をご紹介します。

この記事の目次表示

古い街並みと伝統が残る会津若松

会津若松は、鶴ヶ城や御薬園といった有名な観光スポットを巡るだけでなく、中心地である大町四つ角から七日町通りのレトロな街並みを、街歩きするだけでも楽しむことができます。

そんな街並みの中に、昔から受け継がれる伝統工芸品を扱うお店も数多く軒を連ねています。漆器や絵ろうそく、竹細工などいろいろな工芸品がありますが、今回は2つの体験についてご紹介します。

七日町通り
福島 / 町・ストリート
住所:福島県会津若松市七日町地図で見る

世界で自分だけの蒔絵器物

  • 出典:suzuzen.com引用元:鈴善漆器店 創業天保3年 店舗外観

会津の漆器づくりは、1590年頃に豊臣秀吉の名を受けて、蒲生氏郷公が産業として奨励したことにより根付き、蒔絵などの技法が生み出されたのだそうです。

蒔絵とは、器物の表面に漆で絵や模様・文字などを描き、その上に金や銀などの金属粉を撒いて器に定着させる技法です。

会津若松で、蒔絵体験ができる工房はいくつかありますが、今回は鈴善漆器店での体験をご紹介します。

好きな器物に絵付けをする

体験をする際、絵付けする器物を選ぶのですが、こちらのお店では器物の種類が豊富で、携帯鏡やスプーン、汁椀、梅型皿、など様々な器物から選ぶことができます。

普段使い出来る器物から、思い出の一品になりそうな器物までありますので、持ち帰った後の事を考えて選んでみてもいいかもしれません。

  • 出典:suzuzen.com引用元:鈴善漆器店 創業天保3年   職人さんの蒔絵絵付け

器を選んだら、次に、下絵を決めます。

下絵用の模様がたくさんありますので、絵が苦手な人でも安心して体験することができます。絵心のある方は、自分で好きな絵や文字を描いてみてください。

下絵を決めたら、線を器物に擦り付けて、うるし(代用うるし)で下絵をなぞります。使用する「うるし」は、かぶれない「代用うるし」を用いていますので、かぶれるのが心配な方でも安心してチャレンジできます。

下絵に金粉を定着させよう

下絵をなぞり終えたら、金粉を定着させます。様々な色がありますので、好きな色を使ったり、模様によって色を使い分けカラフルな蒔絵にすることも可能です。また、粉の使い方によっては、蒔絵をグラデーションにすることもできるそうです。

出来上がった蒔絵は、箱に入れてお持ち帰りします。7日ほど乾燥させたら、使うことができます。

  • 写真:トラベルライター蒔絵体験で作成した器物
  • 写真:トラベルライターお土産で購入したグラデーションが綺麗な蒔絵のペン

下絵を描く作業は難しいけれど、全体の作業はとても楽しい!です。体験で作ったものが、自分へのお土産にもなるので、興味のある方はぜひ体験してみてください。

鈴善漆器
URL:https://suzuzen.com/facility/taiken/
時間:1時間から
金額:1,900円より(器物により金額が異なります。)
人数:2名様より ※異なるグループでも可 ※団体様の受付も可能です
鈴善漆器
福島 / 体験・アクティビティ
住所:福島県会津若松市中央1-3-28地図で見る
Web:http://suzuzen.com/makie

手作りろうそくに自分オリジナルの装飾を

会津絵ろうそくの歴史は古く、約500年前に始まったそうです。江戸時代には、徳川綱吉公への献上品として贈られていたとか。

そんな歴史ある、「絵ろうそく」に自分オリジナルの絵を描ける体験があるんです。今回は、会津藩主御用達だった歴史あるお店、ほしばん絵ろうそく店の体験をご紹介します。

店内には、可愛い絵ろうそくだけでなく、実演の絵付けコーナーもあり、職人さんの絵付けを実際に見ることができます。

絵付けの前にろうそくの作り方を説明

絵付け体験を行う前には、絵ろうそく用のろうそくの作り方を説明してくれます。昔は漆の実から採取される蝋を利用してろうそくを作っていたそうですが、現在はハゼの実から蝋をとり1本1本手作りしているそうです。

昔ながらの方法で、ろうそくを作る工程は普段なかなか見ることができないため、大人だけでなく子供が見学しても勉強になるし楽しめる体験です。

自由に絵付けできるけど、意外に悩む?

見学を終え、全体の流れを説明してもらい、さっそく絵付け体験開始!

約14cmのろうそくに、絵付けをしていきます。見本のろうそくがあるので、それを見ながら好きに絵付けを行います。

好きに描いていいと言われると、何を描こうか悩んでしまいますよね。見本を参考にして、想像力を働かせて、小さなキャンパスに絵を描いていきます。

  • 写真:トラベルライター右が絵付け体験した絵ろうそく

描き上げたろうそくは、箱に入れてお持ち帰り。その際、作成した絵ろうそくの他に、見本用の絵ろうそくが1本お土産として貰えます。

ちなみに、絵ろうそくは、冠婚葬祭をはじめ、お願い事やお正月、お祭りなどでも使われるそう。特別な時に、自分が絵付けをしたろうそくを灯してみるのもいいかもしれません。

  • 写真:トラベルライターお土産で購入した可愛い絵ろうそく

また、毎年2月には絵ろうそくまつりも開催されていますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

普段はあまり馴染みがないかもしれない、ろうそくの歴史と職人の細かな手仕事に触れることができるので、いつもとは違った観光をしてみたい方にはオススメです。

ほしばん絵ろうそく店
URL:http://hoshiban.com/taiken.html
時間:40~60分程度
料金:1,870円
人数:2名さま〜
ほしばん絵ろうそく店
福島 / 体験・アクティビティ
住所:福島県会津若松市七日町3の33地図で見る
Web:http://hoshiban.com/taiken.html
会津絵ろうそくまつり
福島 / イベント・祭り
住所:福島県会津若松市追手町1−1地図で見る
電話:0242-23-4141
Web:http://www.aizu.com/erousoku/

体験を終えて

  • 写真:トラベルライター体験した蒔絵と絵ろうそく

今回は、2つの普段できない貴重な体験をご紹介しましたが、伝統工芸に触れると、日常で使う日本の物に目を向ける、きっかけになると思います。

みなさんも、ぜひ、旅先の伝統工芸に触れてみてはいかがでしょうか?

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※この記事は2017年8月18日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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