福島県南部の太平洋側に位置する「福島県いわき市」といえば、フラガールでおなじみのスパリゾートハワイアンズが有名です。しかし、広大な面積を持ついわき市の魅力は、それだけではありません。世界の最新技術、小名浜の海の幸、そして日本最古の温泉。学んで食べて、疲れを癒す、いわき市でこんな穴場旅はいかがですか。
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日産自動車いわき工場で最新のモノづくりを見る
日産いわき工場は、日産自動車のエンジン専門組み立て工場。スカイライン、フェアレディZに搭載されているVQエンジンなどを生産しており、内部を見学することができます。
ビデオによる説明から、エンジンの組み立て工場内の見学、体験コーナーなど、充実した内容で約2時間。エンジニアの方による解説はとても分かりやすく、クルマ好きでなくとも十分に楽しめるでしょう。見どころは、流れ作業によるエンジン各部の最終組み付け。迅速な作業とチームワークは感動ものです。
お土産に非売品のミニカー付き。見学は、月曜日から金曜日までの午前と午後の各1回で、WEBサイトから申し込みができます。
- 日産自動車いわき工場
- 福島 / 工場見学 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット
- 住所:福島県いわき市泉町下川字大剣386番地地図で見る
- 電話:0246-75-1122
- Web:https://www.nissan-global.com/JP/PLANT/TOUR/VISIT/...
県下随一の観光スポット「小名浜港」周辺
日産いわき工場から東へ5km。小名浜港は、福島県最大の港であるとともに、ふくしま海洋科学館(水族館)アクアマリンふくしまや、アクアマリンパークもあり、年間250万人が訪れる県内一の観光地です。
アクアマリンパーク内、いわき小名浜みなとオアシス1号ふ頭にあるいわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」は、2011年3月の東日本大震災で被災して一時営業停止に。しかし、同年11月にリニューアルオープンし、現在は多くの人で賑わっています。圧巻なのは、地魚の市場。カニと干物の品揃えは抜群です。
- いわき・ら・ら・ミュウ
- 福島 / おみやげ屋 / 女子旅
- 住所:福島県いわき市小名浜辰巳町43-1地図で見る
- 電話:0246-92-3701
- Web:http://www.lalamew.jp/
小名浜七浜料理「まるかつ」の新鮮な海の幸に舌鼓
「いわき・ら・ら・ミュウ」には数多くの飲食店が軒を連ねますが、昔ながらの食堂で食べるランチは雰囲気が違います。
地元の方から紹介された「まるかつ」は、いわき七浜料理が自慢の老舗食堂。お刺身、焼き魚など新鮮な海産物を使った丼や定食がいただけます。
全長60kmに及ぶ7つの浜、「いわき七浜」で獲れた新鮮な魚は絶品です。このマアジの身の厚いことといったら!なお、福島県の漁連は97種(平成29年2月1日現在)に及ぶ漁獲物に対して放射性物質の検査を実施し、販売しています。
- まるかつ
- 福島 / 魚介・海鮮料理 / ランチ
- 住所:福島県いわき市 小名浜字小屋ノ内33-9 地図で見る
- 電話:0246-54-2476
- Web:https://www.marukatsu-onahama.jp/
日本最古の温泉のひとつ「いわき湯本温泉」
いわき湯本温泉の歴史は古く、平安時代にまでさかのぼるといわれています。かつて「佐波古(さはこ)の御湯」と言われたこの温泉地は、道後、有馬、那須温泉とともに日本最古の温泉のひとつに数えられています。駅から10分程度の場所には、温泉神社も。ちょっとひなびた温泉街は歩くだけでも楽しいです。
僅か230円の入湯料。源泉かけ流し、雰囲気満点の「さはこの湯」
湯本温泉に3つある公衆浴場の中でも、ひときわ風情が感じられるのが「さはこの湯」です。唐破風宮型造りの入口に、江戸末期の建築を模したレトロな建物が印象的。
入湯料は僅か230円。この金額で源泉かけ流しの温泉に入れるのですから、いわきの旅では外せません。浴場の扉を開けると、硫黄の香り。浴場は、檜風呂の「幸福の湯」と岩風呂風の「宝の湯」があり、男女日替わりで入れ替わります。朝8時から夜は10時までの営業で、時間を選びません。
- いわき湯本温泉
- 福島 / 温泉 / 女子旅 / 温泉地
- 住所:福島県いわき市常磐湯本町天王崎地図で見る
- Web:http://www.iwakiyumoto.or.jp/
- さはこの湯 公衆浴場
- 福島 / 日帰り温泉 / 穴場観光スポット
- 住所:福島県いわき市常磐湯本町三函176-1地図で見る
- 電話:0246-43-0385
- Web:http://www.iwakicity-park.or.jp/sahako/