ドイツのベルリンのファストフードといえばカリーヴルストやケバブですが、実は立ち食いそばのヌードル屋台も人気です。アレクサンダー駅の地下鉄ホームにあるヌードル屋「SAMUI」よりその詳細を紹介します。
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ベルリンのヌードル屋台「SAMUI」の概要
「SAMUI」はベルリンの地下鉄アレクサンダー広場(Alexanderplatz)駅のU2線ホームにあるヌードル屋の屋台です。東南アジア中国系の焼きそばがやスナックが食べられます。
このようなアジア系ヌードルの屋台は実はベルリンには数多くあり、ドイツの定番ファストフードであるケバブやカリーヴルストとならぶほどの人気です。
なお、地上のアレクサンダー広場(Alexanderplatz)には、ベルリンのファストフードの名物である「歩くソーセージの屋台(Grill Runner)」もあります。
ベルリンのヌードル屋台「SAMUI」の様子
ヌードル屋台周辺
アレクサンダー広場駅の地下鉄のホームのキヨスクのようなところにあるのがヌードル屋台の「SAMUI」です。
ヌードル屋台の外観
アレクサンダー広場駅が人気な駅なだけあって、だいたいいつも人が並んでいます。アジア料理だからアジア人だけに人気というわけではなく、 ドイツ人のローカルの客が多いのも特徴です。
ヌードル屋台の厨房
ベルリンならどのアジアヌードル屋台でも、このようなスタイルで麺が調理されている様子を見ることができます。店員さんは1つの屋台につき1人で、アジア系移民の方であることがほとんどです。 なお、ヌードルは注文を受けてから炒め始めてくれます。
レジには調味料
ヌードル屋台のレジのそばには、プラスチックのフォークと調味料の「シラチャーソース(Sriracha sauce)」が置かれています。
欧米の超定番ソース「シラチャーソース」
シラチャーソースはタイ発祥の唐辛子のソースですが、現在では、アメリカの「Huy Fong Foods」が販売する赤いシラチャーソースが最も有名です。
なお、シラチャーソースは、アメリカやヨーロッパでは最も有名なソースの一つと言っても過言ではないほど人気のソースでです。欧米では、アジア系レストランだけでなく一般スーパーにもほぼ必ず置いてある調味料のひとつです。
ベルリンのヌードル屋台「SAMUI」のメニュー
メニューは写真付きでドイツ語で書かれています。メインは焼き飯(ライス)か焼きそば(ヌードル)で、具の肉はチキンかダックが定番です。サイドで春巻や寿司なども売っています。
チキンヌードル
紙でできたヌードルボックスの中に、焼きそばと揚げた鶏肉が入っています。麺にはほんのりしょうゆ味がついています。なかなかボリュームがあるのでこれひとつでお腹いっぱいになります。
なお、ヌードルボックスは欧米の中華料理屋にあるようなデザインで、日本とはまた違ったエキゾチックなイメージです
- チキンヌードル 5.50ユーロ(715円)
ベルリンのヌードル屋台「SAMUI」のおすすめポイント
「SAMUI」では、ドイツ人がアジア料理と聞いてまず思い浮かぶフォーマットのような「お手本のアジア料理」が味わえます。(米かヌードルに揚げた肉を添えてなんらかのソースをかけるのが、ドイツでよく見るアジア料理(特に東南アジア)という印象があります)
これらのヌードル屋台では日本とはまた違ったアジア料理が食べられるので、体験としても面白いですし、美味しいです。
ヌードル屋台はベルリンには多く、たいてい駅内部や周辺にあるので、興味のある人はトライしてみてください。
- サムイ(アレクサンダー広場U2線ホーム店)
- ドイツ / アジア料理
- 住所:alexanderplatz地図で見る
※記事内のユーロから日本円への換算は、1ユーロ=130円で計算しています。