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馬瀬の豊かな自然の中で【森のニンジャ】になろう!(マウンテンライフ飛騨)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:44都道府県

2019年6月10日更新

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写真:まき子

岐阜県下呂市にある “日本で最も美しい村” と言われる「馬瀬(まぜ)」は、とても澄んだ川の「馬瀬川」をはじめ、自然が豊か。空気も本当に“美味しい”んです。そんな大自然の中に溶け込んだアスレチックでスリル満点な「忍者ごっこ」をしてみませんか?小さなお子様から大人まで楽しめます!

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南飛騨にある【馬瀬(まぜ)】という村について

平成の大合併で下呂市の一部となった 旧・馬瀬村 は、岐阜県のほぼ中心=日本のヘソに当たる位置にあります。日本有数の美しさを誇る「東仙峡金山湖(とうせんきょうかなやまこ)の岩屋ダム」のすぐ北で、とても自然が豊か。

その東仙峡金山湖は「馬瀬川」の一部で、「馬瀬川」は馬瀬村の中央に流れています。村の土地の約95%が山林なので、豊富な木々と清流のおかげで本当に空気が美味しいんです。それに視界が超クリア!都市の淀んだ空気の中で生きていると、馬瀬村の空気の透明感はすぐに感じられるはず。

きちんと山林の手入れをしている村

近年は、高齢化に伴い、山林が荒れたままになっている問題(大雨で土砂崩れが起きるなど)を多く聞きますが、馬瀬ではキレイな馬瀬川を守るために、行政と村人と企業が協力し合い、木々の間伐 など山の手入れをきちんとし、川が汚れないよう 棚田で低農薬のお米づくり も行っています。

また、荒れた農村にならないよう、「草刈コンテスト」を行うなど、美しい集落を維持する努力もしているんだそう。だからこそ「日本で最も美しい村」と言われるようになったのですね。

その豊かな自然の光景をきちんと守っている姿が見直され、今では若い人たちも集まってきています。馬瀬川観光協会のホームページ を見ても、その雰囲気は伝わってきます。

そんな若い人たちが、馬瀬で「NPO法人馬瀬川プロデュース」を立ち上げ、「マウンテンライフ飛騨」を営業。今回は、「マウンテンライフ飛騨」が行っている、子供から大人まで人気の フィールドアスレチック「森のニンジャ」をご紹介します。

アドベンチャー体験や国際交流もできる【マウンテンライフ飛騨】

【マウンテンライフ飛騨】の事務所は、馬瀬川添いの「道の駅 美輝の里」のすぐ隣にあります。

事務所の屋内には、フィールドワークに必要な道具がいっぱいですが、遊び心も満載!

ブランコやハンモック、ボルタリング、その他おもちゃや本もたくさんの、憩いの場となっています。というのも、ここは「国際交流の場」でもあるからです。

オーナーは、アメリカの証券会社勤務を経て、フランスのアルプス山中に10年滞在。通訳ガイドをしながら、まさに “マウンテンライフ” を過ごしたんだそう。今現在、冬はニセコで外国人にスキーやスノーボードを教え、春になると馬瀬に戻ってきます。

山での遊び方はベテラン、また通訳案内士の資格も持っているので、「国際交流の場」として外国人のスタッフもたくさん集い、プチ留学体験もできます。

そんな【マウンテンライフ飛騨】のレクリエーションの中でも【森のニンジャ】は大人気!身長100cm以上のお子様はもちろん、大人も童心に帰って遊べるんです。

【森のニンジャ】大自然の中のアスレチック

事務所から車で5分ほど山中に行くと、こんなアスレチックが現れます!!(アクセス方法は最後に記載しています)

「どこに何があるの?」とも思えるくらい、自然に溶け込んでいるのですが、これが【森のニンジャ】。大自然の中に作られた大規模なアスレチックです。

馬瀬村では川や山を守るために間伐をきちんと行っているので、とにかく木材が豊富!そんな木材を有効に使っているのですね。

アスレチックのコースは2種類

コースは、大人用と小さなお子様用と2種類あります。

大人コース(身長130cm以上) 3,500円 ※高校生まで3,000円
ちひろコース(身長100cm以上) 2,000円

大人用のコースは「身長130cm以上から」とは書かれていますが、身長は“だいたい” 。それより ハーネス(命綱) の操作が自分でできることが大事です。120cmほどでも、ハーネスの操作ができるお子様であれば、保護者と一緒に上がることはできます。

身長が120cmに満たないお子様には「ちひろコース」があります。高さはおよそ大人の頭の高さくらい。コースに上がらない保護者の付き添いが必要です。

「100cm以上」とHPには書かれていますが、ハーネスがきちんと装着できる体格であれば参加できるので、100cm未満のお子様の場合もスタッフに相談してみてください。実際、筆者の息子が3歳児、95cmの時も参加させてもらえました。(上記写真参照)

アスレチックのすぐ下には清流も流れていて、マイナスイオンたっぷり、本当に空気が美味しいですよ〜!この森林では、魚の養殖や水力発電もあり、自然の魅力がたっぷり。

ヘルメット、ハーネスを装着

まずは、ヘルメットとハーネスを装着します。ハーネスは命綱。インストラクターさんの話をしっかり聞いて装着しましょう。

「ちひろコース」に上がる小さなお子様も、大人と同じ本格的なハーネスを付けます。装着はインストラクターさんがきちんと付けてくれます。

カバンやカメラは持って行けません

このフィールドアスレチックは、体全体を使って遊ぶため、カバンは車内へ。カメラやスマホを首からぶら下げたり、ポケットなどに入れて行くのはとても危険なのでやめた方が良いと思います。

そのため、自分で写真を撮りながらコースに参加するのは難しいので、今回は筆者の息子が参加した「ちひろコース」を参考に、【森のニンジャ】をご紹介します。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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