香港の人々と風水は切っても切れない密接な関係。生活の中にも風水を取り入れながら暮らしています。そんな香港には、風水学に基づいた建物や「気」の流れを重視した公園など、パワースポットがいっぱい。ここでは、そんな運気アップ間違いなしのスポットをご紹介します。たくさんパワーをもらって元気になりましょう!!
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香港上海銀行(HSBC)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Louisehui CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
風水学を駆使した建物のひとつが香港上海銀行のビル。「龍脈」という気の流れに沿って建つこの建物には、財運・金運アップを狙って、たくさんの観光客が訪れます。
建物の内部は気の流れを柱などで遮断しないよう吹き抜けの構造になっています。エスカレーターを並行ではなくわざわざ「ハ」の字に設置するなど、細部まで風水を取り入れた造りは見ているだけでも面白い!
また正面入り口には口を開いた阿吽と閉じた阿吽が対面に鎮座していますが、この像を触ると金運がアップするとの噂もあり、一緒に記念撮影をする人で賑わいます。
ザ・レパルス・ベイ(The Repulse Bay)
香港中心部からバスで35分ほどのリゾート「レパルス・ベイ」。その中で一番目立つ建物が「ザ・レパルス・ベイ」です。建物自体が波打つように造られており、なんと建物の真ん中には空洞が。これは山からの気の流れを海に通すためのものと言われています。気の流れを考えて建物に穴を開けるなんて、風水が生活に根づく香港ならではですね。
昔は高級ホテルだったこの建物、現在はサービスアパートメントやレストラン・ショップなどが入っています。
天后廟(Tin Hau Temple)
同じくレパルス・ベイのスポット。「天后廟」は香港に多数存在するお寺ですが、レパルス・ベイのお寺は海と漁民を守る神として多くの人に信じられています。
ここでの注目のスポットは海岸近くにある橋。「1度わたるごとに3日長生きできる」との言い伝えがあり、何度も渡る人も!たった3日間だけ?と言わず、ぜひ渡ってみてくださいね。
香港公園(Hong Kong Park)
1991年にオープンし、それ以降庶民のオアシス的な存在として愛されている香港公園。中環(セントラル)や金鐘といった都会のど真ん中にありながら、全くそれを感じさせない緑あふれる公園です。
この公園は風水で「龍脈」という気の流れの中にあると言われています。そのためビクトリア・ピークから流れ込む「気」の流れが、人工的に造られた滝と池の力で滞ることなくまわり続け、パワーチャージできるとされています。
公園内にはバード・ガーデン、温室、中国茶の喫茶店「樂茶軒」、お茶の道具の博物館「茶具文物館」、オープンテラスが人気のレストラン「L16カフェ&バー」などもあり、散歩をしながら運気アップしたいですね。とくに滝の裏側が香港公園一番のパワースポットなので、ここは絶対に歩きたい!
- 香港公園
- 香港 / 公園・動植物園
- 住所:19 Cotton Tree Drive, Hong Kong地図で見る
- Web:http://www.lcsd.gov.hk/en/parks/hkp/