関東で利用者が多い空港といえば、千葉県の成田空港、東京都の羽田空港ですね。言わずと知れた二大空港ですが、実は茨城県にも魅力的な空港があるんです!そこで今回この記事では「茨城空港」のご紹介をしていこうと思います。たまには茨城空港を使ってもいいかもしれない!そう思える理由とはどんなものなのでしょう?さっそくみていきましょう。
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理由1 都心からのアクセスがよい
茨城空港ってどこにある?
茨城空港は、茨城県の南部、小美玉市(おみたまし)に位置します。メロンの生産量が日本一とされる茨城県ですが、小美玉市もメロンの産地として大変有名です。地図で表すと、茨城県のシンボルである霞ヶ浦の右上あたりに位置します。
アクセス方法
公共交通機関を使った行き方は、4種類あります。JR常磐線「石岡駅」より路線バスで35分、JR常磐線「水戸駅」より路線バスで65分、つくばエクスプレス「つくば駅」より高速バスで65分、JR「東京駅」より高速バスで100分となっております。
特に常磐線「石岡駅」からは約30分程度で到着ということで、気軽に利用できます。筆者も石岡駅を利用して空港まで行きましたが、あっという間に到着でした。
石岡駅は、2016年4月に改装完了したばかりで、綺麗に整備されています。改札口は、ステンドグラス風の絵で華やかです。バスのロータリーも広々としています。
路線バスは、途中まで専用道路を走ります。専用道路はその昔、電車が通る線路が敷かれていたそうで、道が真っすぐなところから、その名残を感じることができます。
観光で行くならフリー切符を
もし茨城空港を観光目的で訪問される方がいらしたら、「かしてつバス1日フリー切符」(1,000円/1枚)がお得です。
石岡駅~茨城空港間のバス停なら、終日乗り降り自由です。土日祝日と、休校日期間(夏休み、冬休み、春休み)のうち一日、で購入可能です。バスの運転士さんに声をかけると、切符を出してくれます。
理由2 吹き抜けの空間がオシャレ
空港に入ると、吹き抜けの空間に出迎えられます。建物の中央部分が吹き抜けているので、開放感があります。BGMもピアノやクラシック調のもので、居心地がよく、リラックスできる空間です。
入ってすぐ右手が、国際線チェックインカウンター、左手が国内線チェックインカウンターです。
正面には、エスカレーターがあり、二階へと続きます。二階は、フードコート、お土産売り場、薬局、飛行機が見える送迎デッキなどがあります。
理由3 混雑が少なくゆっくりできる
成田空港や羽田空港と比較すると、人が少ないです。その分食事をする場所の確保に手間取ったり、トイレに並ぶといった心配は全くありません。
バス利用の場合も、人が多くて乗れないかもしれない、という不安は抱かなくて良さそうです。
ちなみに2018年4月現在、国内線で札幌、神戸、福岡、那覇便が就航しています。国際線は上海、台北便(2018年3月26日~10月25日まで)があります。
理由4 茨城ならではのお土産が楽しい
自然食材系
空港でのお楽しみの一つといえば、ショッピングですね。茨城空港も茨城名物を多く販売しています。なかでも自然食材に注目です。
茨城といえば、納豆ですね!藁に包まれた納豆、切干大根と一緒に漬け込んだ納豆(そぼろ納豆)、その他様々な納豆製品があります。サツマイモも名物です。干し芋や芋ようかんなどが購入できます。
茨城空港がある小美玉市は牛乳も名物です。そのため、ヨーグルトやアイスクリームの種類が豊富です。
筆者もヨーグルト(321円/1個)を頂きましたが、その滑らかさと、ほどよい酸味を楽しむことができました。
また、値は張りますが、フレッシュトマトジュース(550円/180ml)などもあります。茨城で捕れたエビをおせんべいに練り込んだ本格エビセン(250円/1袋)にも注目です。こちらは、ガリガリとした歯ごたえが癖になり、大人のつまみにぴったりです。
きちんと系
ビジネス利用や親戚用に、しっかりめのお手土産が欲しい方も安心です。茨城の老舗和菓子屋のお菓子も用意されています。包装もきちんとしてあるタイプです。
特に「水戸の梅」は知名度が高いです。白あんを求肥で包み、紫蘇の葉でくるんだ風流な和菓子です。(800円/8個入、1,200円/12個入)
楽しい系
水戸のゆるキャラ「ねば~る君」関連商品も多数あります。茨城空港限定デザインのどら焼き(160円/1個)は、飛行機の中でつまむのにもいいかもしれません。
納豆せっけん(1,500円/1個)や、納豆ローション(1,800円/1本)など茨城ならではのユニークなグッズにも目が留まります。