茨城
茨城観光
史跡や自然景勝地が豊富な、国内一のメロン生産地

これまで気が付かなかった!茨城空港を使ってみたくなる理由6選

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:45都道府県

2018年4月26日更新

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写真:Sosyu Kikuchi

関東で利用者が多い空港といえば、千葉県の成田空港、東京都の羽田空港ですね。言わずと知れた二大空港ですが、実は茨城県にも魅力的な空港があるんです!そこで今回この記事では「茨城空港」のご紹介をしていこうと思います。たまには茨城空港を使ってもいいかもしれない!そう思える理由とはどんなものなのでしょう?さっそくみていきましょう。

この記事の目次表示

理由1 都心からのアクセスがよい

茨城空港ってどこにある?

茨城空港は、茨城県の南部、小美玉市(おみたまし)に位置します。メロンの生産量が日本一とされる茨城県ですが、小美玉市もメロンの産地として大変有名です。地図で表すと、茨城県のシンボルである霞ヶ浦の右上あたりに位置します。

アクセス方法

公共交通機関を使った行き方は、4種類あります。JR常磐線「石岡駅」より路線バスで35分、JR常磐線「水戸駅」より路線バスで65分、つくばエクスプレス「つくば駅」より高速バスで65分、JR「東京駅」より高速バスで100分となっております。

  • 写真:Sosyu Kikuchi茨城空港へのアクセス

特に常磐線「石岡駅」からは約30分程度で到着ということで、気軽に利用できます。筆者も石岡駅を利用して空港まで行きましたが、あっという間に到着でした。

  • 写真:Sosyu Kikuchi2016年新しくなった石岡駅
  • 写真:Sosyu Kikuchiステンドグラス風のデザインがオシャレ

石岡駅は、2016年4月に改装完了したばかりで、綺麗に整備されています。改札口は、ステンドグラス風の絵で華やかです。バスのロータリーも広々としています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi石岡駅発茨城空港行のバスターミナル
  • 写真:Sosyu Kikuchiかしてつバス

路線バスは、途中まで専用道路を走ります。専用道路はその昔、電車が通る線路が敷かれていたそうで、道が真っすぐなところから、その名残を感じることができます。

  • 写真:Sosyu Kikuchiバス専用道路は、昔線路だった

観光で行くならフリー切符を

もし茨城空港を観光目的で訪問される方がいらしたら、「かしてつバス1日フリー切符」(1,000円/1枚)がお得です。

石岡駅~茨城空港間のバス停なら、終日乗り降り自由です。土日祝日と、休校日期間(夏休み、冬休み、春休み)のうち一日、で購入可能です。バスの運転士さんに声をかけると、切符を出してくれます。

  • 写真:Sosyu Kikuchi1日フリー切符でバス乗り降り自由
  • 写真:Sosyu Kikuchi運転士さんに頼んで切符を受け取る仕組み
石岡駅
茨城 / 駅
住所:茨城県石岡市国府1-1-17地図で見る

理由2 吹き抜けの空間がオシャレ

空港に入ると、吹き抜けの空間に出迎えられます。建物の中央部分が吹き抜けているので、開放感があります。BGMもピアノやクラシック調のもので、居心地がよく、リラックスできる空間です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi二階からはこう見える
  • 写真:Sosyu Kikuchi開放感あふれる空間

入ってすぐ右手が、国際線チェックインカウンター、左手が国内線チェックインカウンターです。

  • 写真:Sosyu Kikuchi入って左側に国内線チェックインカウンター
  • 写真:Sosyu Kikuchi入って正面にエスカレーター
  • 写真:Sosyu Kikuchi入って右側に国際線チェックインカウンター

正面には、エスカレーターがあり、二階へと続きます。二階は、フードコート、お土産売り場、薬局、飛行機が見える送迎デッキなどがあります。

  • 写真:Sosyu Kikuchi2階のお土産販売コーナー
  • 写真:Sosyu Kikuchi茨城県内のイベントチラシなどがいっぱい
  • 写真:Sosyu Kikuchiお薬や東京土産も用意がある

理由3 混雑が少なくゆっくりできる

成田空港や羽田空港と比較すると、人が少ないです。その分食事をする場所の確保に手間取ったり、トイレに並ぶといった心配は全くありません。

  • 写真:Sosyu Kikuchiフードコート
  • 写真:Sosyu Kikuchiフードコート席からの眺めは抜群

バス利用の場合も、人が多くて乗れないかもしれない、という不安は抱かなくて良さそうです。

ちなみに2018年4月現在、国内線で札幌、神戸、福岡、那覇便が就航しています。国際線は上海、台北便(2018年3月26日~10月25日まで)があります。

  • 写真:Sosyu Kikuchi2018年4月現在の国内線スケジュール
  • 写真:Sosyu Kikuchi2018年4月現在の国際線スケジュール

理由4 茨城ならではのお土産が楽しい

自然食材系

空港でのお楽しみの一つといえば、ショッピングですね。茨城空港も茨城名物を多く販売しています。なかでも自然食材に注目です。

茨城といえば、納豆ですね!藁に包まれた納豆、切干大根と一緒に漬け込んだ納豆(そぼろ納豆)、その他様々な納豆製品があります。サツマイモも名物です。干し芋や芋ようかんなどが購入できます。

  • 写真:Sosyu Kikuchi納豆
  • 写真:Sosyu Kikuchi干し芋と芋ようかん

茨城空港がある小美玉市は牛乳も名物です。そのため、ヨーグルトやアイスクリームの種類が豊富です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi小美玉アイスクリーム
  • 写真:Sosyu Kikuchiおみたま飲むヨーグルト

筆者もヨーグルト(321円/1個)を頂きましたが、その滑らかさと、ほどよい酸味を楽しむことができました。

  • 写真:Sosyu Kikuchiおみたまプレーンヨーグルト
  • 写真:Sosyu Kikuchi14時間低温発酵させているというヨーグルト
  • 写真:Sosyu Kikuchi安心の無添加

また、値は張りますが、フレッシュトマトジュース(550円/180ml)などもあります。茨城で捕れたエビをおせんべいに練り込んだ本格エビセン(250円/1袋)にも注目です。こちらは、ガリガリとした歯ごたえが癖になり、大人のつまみにぴったりです。

  • 写真:Sosyu Kikuchiフレッシュトマトジュース瓶詰
  • 写真:Sosyu Kikuchi本格エビセン

きちんと系

ビジネス利用親戚用に、しっかりめのお手土産が欲しい方も安心です。茨城の老舗和菓子屋のお菓子も用意されています。包装もきちんとしてあるタイプです。

特に「水戸の梅」は知名度が高いです。白あんを求肥で包み、紫蘇の葉でくるんだ風流な和菓子です。(800円/8個入、1,200円/12個入)

  • 写真:Sosyu Kikuchiきちんと系のお土産は包装もしっかりだから安心
  • 写真:Sosyu Kikuchi銘菓「水戸の梅」

楽しい系

水戸のゆるキャラ「ねば~る君」関連商品も多数あります。茨城空港限定デザインのどら焼き(160円/1個)は、飛行機の中でつまむのにもいいかもしれません。

  • 写真:Sosyu Kikuchi水戸のゆるキャラ「ねば~る君」
  • 写真:Sosyu Kikuchi茨城空港デザインのどら焼き

納豆せっけん(1,500円/1個)や、納豆ローション(1,800円/1本)など茨城ならではのユニークなグッズにも目が留まります。

  • 写真:Sosyu Kikuchi納豆の化粧品

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この記事を書いたトラベルライター

大自然に魅せられて
江ノ島出身、現在は霞ヶ浦湖畔で暮らしています。自然に触れる旅が好きで、これまで国内45県、海外13か国を訪問。地域に根付く食と文化を探るのも楽しみの一つです。

▶よくある執筆ネタ
・湧き水、ネイチャースポット
・焼き芋、食文化、町の飲食店

▶Awards
・H30.10 環境保全茨城県民会議主催「いばらき自然環境フォトコンテスト」部門賞
・H31.01 羽田空港主催「私の旅する日本語2018」大塚製薬賞
・R01.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2019上半期」審査員特別賞
・R03.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2021上半期」SNSシェアトップ賞

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