今後、第2のバンガロールとして、世界でも有名なIT都市になるポテンシャルを持つ、南インドの大都市ハイデラバード。デカン高原の最頂部に位置し、テランガーナ州とアンドラ・プラデーシュ州の州都であるハイデラバードは、イスラム教の王国の中心として栄えてきた、歴史ある街でもあります。今回は、そんなハイデラバードのオススメ観光スポットを紹介します。
この記事の目次表示
【1】チャール・ミナール
まずご紹介するのが、ハイデラバードの象徴とも言うべき、チャール・ミナールです。チャール・ミナールとは、4つの尖塔という意味です。ハイデラバード旧市街の中心にあります。
外から見るだけでもいいですが、外国人は200ルピー(320円)を払って上のフロアに登ることが可能です。上のフロアからは、ハイデラバードの旧市街が見渡すことができますし、ハイデラバードについて学べるパネルも設置されています。
- チャール・ミナール
- インド / 建造物
- 住所:Char Minar地図で見る
- Web:http://www.telanganatourism.gov.in/partials/destin...
【2】メッカ・マスジット
チャール・ミナールのすぐ近くにあるメッカ・マスジット。ムスリム人口が多いハイデラバードで、一番大きいモスクです。約一万人の参拝者を収容できます。
- メッカ・マスジット
- インド / 社寺・教会
- 住所:Mecca Masjid地図で見る
- Web:http://www.telanganatourism.gov.in/partials/destin...
【3】ゴールコンダ・フォート
ゴールコンダ・フォートは、16、17世紀にクトゥブ・シャーヒー朝の王たちによって築かれました。煌びやかなものではありませんが、長い歴史を感じさせてくれる遺跡です!
入り口からどんどん上の方に登っていくのですが、その途中で後ろを振り返ると、下方にあるゴールコンダ・フォートの遺構が見渡せます。遺跡好きならばきっと好きになるであろう光景が、広がっていますよ!
周囲を約3kmにわたって取り巻く城壁だけでなく、象などの突進に備えて、煮えた油や鉛の塊を落とす仕掛けがあったりと、戦への備えも随所で見ることができます。この広大な砦は、クトゥブ・シャーヒー朝の当時の繁栄を私たちに教えてくれます。
筆者が訪れた日はたまたまヒンドゥー教徒のイベントがあったので、筆者含め、入場料が全員無料でした!(外国人は通常200ルピー(320円))ゴールコンダ・フォートは現在でも、市民の憩いの場となっているようです。
- ゴールコンダ・フォート
- インド / 遺跡・史跡
- 住所:Golconda Fort地図で見る
- Web:http://www.telanganatourism.gov.in/partials/destin...
【4】王たちの廟
ゴールコンダ・フォートを築いたクトゥブ・シャーヒー朝の7人の王の廟は、「王たちの廟」と言われています。四角い建物の上に玉ねぎのようなドームを持っています。廟の内部は、王の棺があるだけのシンプルな造りです。
- 王たちの廟
- インド / 建造物
- 住所:Qutb Shahi Tombs地図で見る
- Web:http://www.telanganatourism.gov.in/partials/destin...