海の透明度がとくに増す「川平湾」や、冬限定の南十字星が眺められるかもしれない「石垣島天文台」、カヤックに乗ってマングロープ林の中を進む「吹通川 ヒルギ群落」など、冬の石垣島旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
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1. 川平湾
出典:tripnote.jpphoto by -TOMMY-さん
石垣島の北西部に位置する川平湾は、ドライブするならぜひ立ち寄りたい島随一の観光スポット。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で三つ星を獲得した絶景スポットで、”川平ブルー”と呼ばれる海の青さは、ほかとは比べものにならないほどの美しさです。近くにある川平公園の展望台からは、まるでポストカードような美しすぎる景色を楽しめます。
出典:tripnote.jpphoto by ayapopoponさん
遊泳は禁止ですが、透明度の高い川平湾をより楽しむなら、グラスボートがおすすめ。船の底がガラス張りになっており、色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が泳ぐ姿を見ることができます。
グラスボードは通年で運行していますが、とくに冬は海水温が下がってプランクトンなどが少なくなるので、より透明度が増した美しい海が眺められますよ。
基本情報
営業時間
- 見学自由
- グラスボート:9:00〜17:00 ※運航会社により異なる
定休日
なし
料金
- 見学:なし
- グラスボート:大人 1,300円 ※運航会社により異なる
駐車場
川平湾 海浜利用者専用駐車場(20台):無料
2. 石垣島天文台
国立天文台と石垣市が共同で建設し、2006年(平成18年)に設立されました。石垣島では本州では見られない星も見ることができ、観測できる星の数は日本一とも言われています。
石垣島天文台には有料で見学できる施設があり、九州・沖縄では最大の口径105cmの望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」のほか、併設する「石垣市星空学びの部屋」では、天体や星空の画像・映像コンテンツ、3Dメガネを使った立体映像が見られる4D2Uの鑑賞ができます。
このほか、土日祝のみで要予約にはなりますが「天体観望会」も開催。とくに12月から6月の半年は、本州では見られない南十字星を見ることができるので、冬の旅行にもおすすめです。
施設の見学時間なども限られているので、タイミングをあわせて訪れてみてくださいね。
基本情報
営業時間
- 開館日:水曜~日曜、祝日
- 施設見学:10:00~15:30(最終入館 15:00)
- 石垣市星空学びの部屋:15:30~16:15
- 天体観望会:土日・祝日のみ(要予約) 8月~5月 20:00~20:45、6・7月 20:15~21:00
定休日
月・火曜(月曜が祝日の場合は火・水曜が休館)、毎月第2木曜、年末年始
料金
- 施設見学:小学生以上 100円、未就学児 無料
- 石垣市星空学びの部屋:大人 400円、小中学・高校生 200円
- 天体観望会:大人 500円、小中学・高校生 300円、未就学児 無料
駐車場
8台:無料

- 石垣島天文台
- 石垣市・石垣島 / 天文台 / 星空鑑賞スポット
- 住所:沖縄県石垣市新川1024-1地図で見る
- 電話:0980-88-0013
- Web:http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/
3. バンナ公園
石垣島の中央に位置する、標高230mのバンナ岳にある広大な公園。園内は「バンナ森といこいの広場」「バンナスカイライン」「森林散策広場」「自然観察広場」「ふれあい子供広場」と5つのゾーンにわかれています。
石垣島は冬でも気温が18〜20℃程度あるため、外で散策したり遊んだりするのにも暑すぎず快適!子ども連れの旅行にはとくにおすすめのスポットです。
バンナ公園の一番の見どころは、各ゾーンに設けられた展望台です。なかでもとくに景色が良いと言われるのが、バンナスカイラインの頂上付近にある「エメラルドの海を見る展望台」。エメラルド色をした海とともに、石垣市街地、さらに遠くは竹富島や西表島など八重山諸島の島々を見渡すことができます。
基本情報
営業時間
- 公園:9:00~21:00 ※バンナスカイラインにある展望台は24時間利用可能
- 世界の昆虫館:10:00~17:00(最終入館 16:30)
定休日
なし
料金
- 公園:無料
- 世界の昆虫館:大人 200円、小・中学生 100円、未就学児 無料(保護者同伴)
駐車場
380台:無料

- バンナ公園
- 石垣市・石垣島 / 公園 / 夜景 / 遊び場
- 住所:沖縄県石垣市961−15地図で見る
- 電話:0980-82-6993
- Web:http://www.banna7.com/
4. 吹通川 ヒルギ群落・マングローブ林
ヒルギとはマングローブの種類のことで、「吹通川(ふきどうがわ)ヒルギ群落」は石垣島内最大のマングローブ群生地です。干潮時と満潮時では、景色が大きく変わるのが特徴。干潮時には歩いて散策しながらヒルギを間近に見ることができたり、カニやハゼなど様々な生き物に出会うことができます。
出典:tripnote.jp
「吹通川ヒルギ群落」でのお楽しみは、カヌーやカヤックによるツアー。様々な会社がツアーを企画しています。カヌーやカヤックツアーは1年中体験が可能ですが、冬は風が強い日の多い石垣島でも、マングローブ林のおかげであまり影響を受けず、肌寒さを気にせずに体験できますよ。
マングローブ林の中を進んで行く体験は、日本でもできるところが限られているため、ぜひ体験してくださいね。
基本情報
営業時間
- 見学:24時間
- カヌー・カヤックツアーは運行会社によって異なる
定休日
- 見学:なし
- カヌー・カヤックツアーは運行会社によって異なる
料金
- 見学:無料
- カヌー・カヤックツアーは運行会社によって異なる
駐車場
8台:無料
5. 玉取崎展望台
石垣島屈指のパノラマビュースポット!石垣島北東部の小高い丘にある屋根付きの展望台で、エメラルドグリーンの海を一望する絶景が楽しめます。駐車場から展望台までの遊歩道には、ソテツなど南国の植物もたくさん目にすることができ、道中もリゾート気分が味わえ楽しいですよ。
出典:tripnote.jpphoto by みみみーさん
360度のパノラマビューが広がる「玉取崎展望台」からは、石垣島の一面の星空も楽しむことができます。とくに冬は空気が澄んで、晴れた夜には満天の星空が広がります。南十字星はもちろん、天の川や流れ星を見られる可能性も。ただし、駐車場から展望台までは明かりがなく真っ暗なので、展望台まで行くなら懐中電灯も準備するようにしましょう。
基本情報
営業時間
24時間
定休日
なし
駐車場
20台:無料
6. 石垣市公設市場
近海で採れた鮮魚、石垣牛などの精肉、八百屋や惣菜店などが並び、石垣島の食生活の一端が感じられる市場です。ユーグレナモールというアーケード商店街の中にある市場なので、冬の天候が悪い日でも過ごしやすいのが嬉しいポイント。3階建ての建物の半地下になっている部分が公設市場となっています。
出典:tripnote.jpphoto by み_かさん
基本的には生鮮品の取り扱いが多いですが、2021年5月にリニューアルオープンしており、1階にはフードコート・イートインコーナーも登場!そーきそばや石垣島バーガーなど、ご当地グルメなども味わえる人気のスポットとなっています。石垣島食材なども眺めつつ、お土産選びもできるので、冬の観光にもぴったりですよ。
基本情報
営業時間
9:00〜20:00 ※変更になる場合あり
定休日
第2・4日曜 ※変更になる場合あり
駐車場
なし
7. とうふの比嘉
島豆腐製造所に併設されている超人気の食事処。朝6時30分から営業しているため、石垣島での朝ごはんにおすすめです。ここでいただけるのは、沖縄のご当地グルメ”ゆし豆腐”。豆乳ににがりを加えたのみの豆腐で、固まる前のおぼろ状態の柔らかくふわっとした食感が楽しめ、濃厚な味わいが特徴です。
できたてのゆし豆腐が味わえる「ゆし豆腐セット」は、素朴でやさしい味わいのゆし豆腐に、ふりかけご飯とお漬物、豆乳がセットになっています。そのほか、石垣島で定番の味噌汁仕立てで豆腐を味わう「ゆし豆腐の味噌汁セット」などもおすすめ。ちょっと肌寒い冬の朝に、優しい味わいのゆし豆腐はぴったりですよ。
基本情報
営業時間
6:30~15:00 ※なくなり次第終了
定休日
日曜
メニュー例
- ゆし豆腐セット:小 600円、大 700円、特 800円、超 1,200円
- ゆし豆腐の味噌汁セット:800円
- ぶっかけゆし豆腐:850円
- ゆし豆腐そば:小 600円、中 700円、大 800円
駐車場
30台:無料

















































