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ジャパンレールパスの購入方法
世界中のほぼどこからでも購入できます。オンラインで購入することもできます。ですが、ここで購入できるのは、「引換券」です。この引換券をジャパン・レール・パスに交換する必要があります。交換できるのは、日本のJRの駅になります。引換券では新幹線等を利用できないので、ご注意ください。
また日本のJRの駅でも、ジャパン・レール・パスを購入できます。日本国内で購入する場合(引換券なし)、先に紹介した値段より1、2割ほど割高になります。引換券を海外から購入するほうがお買い得です。オンラインまたはエージェントを通じて購入してください。
引換券を購入する前に利用資格を再度確認!
引換券を購入し所持していても、利用資格を満たしていない場合、ジャパン・レール・パスをもらえません。購入時にパスポート等の利用資格をチェックされます。いま一度、利用資格を確認した上で、引換券を購入してください。
引換券の有効期間
引換券は世界中どこでも購入できますが、引換券は発行日から3か月間のみ有効です。たとえば、2020年1月25日に交換注文を購入する場合、2020年3月24日に期限切れになります。ちなみに先の写真は、ジャパン・レール・パスが2週間分発行され、2019年7月13日から同年7月26日まで有効であることを示しています。
座席指定もできます
同じく先のジャパン・レール・パスの下部に「指定席発行欄」があるように、ジャパン・レール・パスでも事前に座席を予約することができるので、大変便利です。
変更・追加予約もできます
ジャパン・レール・パスの期間中、必要な区間・日時等、事前にすべての区間を予約することもできますし、直前に購入することもできます。また通常の新幹線のシステム同様、変更も容易です。その際の追加手数料もかかりません。
JRパスがカバーするものとしないもの
電車
ジャパンレールパスは、JR6社が共同して発行しているパスです。一部の私鉄と一部の新幹線を除き、JRグループ全線ー新幹線、特急列車、急行列車、快速列車、普通列車が利用できるため、日本のほとんどの列車とバスをカバーしています。
ただしジャパンレールパスは、山陽、東海道、九州新幹線の「のぞみ」や「みずほ」などの一部の列車をカバーしていません。これらの列車を使用する場合、これらの列車が設定した基本料金を支払う必要があります。もしくは「さくら」、「ひかり」、「つばめ」、または「こだま」の列車で旅行する必要があります。
ちなみに東京モノレールも利用できます。
バス
JR北海道バス、JR九州バス、JR四国バス、JR中国バス、日本西JRバス、JRバス東北、JRバス関東、JR東海バスなどのJRのローカルバスを利用できます。 JRが運行する高速バスは含まれません。ローカルバスの有効性は常に変化しているので、わからない場合はバスの運転手にぜひ確認してみてください。意外と使えたりします。
フェリー
日本鉄道は、JR西宮島と呼ばれる無料のフェリーを1本のみ運航しています。 JRは他のフェリー、たとえば日本と韓国(博多と釜山)を運航していますが、このフェリーはJRパスの対象外です。詳しくはこちらをご覧ください。
おわりに
今回はジャパン・レール・パスの購入の仕方、使える条件、値段や旅行可能日数、使える新幹線のほか、含まれるバス、フェリーなどについて解説しました。外国人向けのものですが、外国人の友人のために購入する際などの参考になれば幸いです。