パチリと写真を撮ってSNSにアップしたくなる、レトロデザインが魅力的な電車を紹介しています。古くから走っている電車、復刻された電車、観光用にデザインされた電車など、車窓を楽しむだけでなく、「この電車に乗ってみたい!」と電車に乗ること自体を楽しむ、そんな旅をしてみませんか?
この記事の目次表示
三陸鉄道36-R3(岩手)
岩手県の三陸海岸沿いをはしる三陸鉄道。そんな三陸鉄道を走るレトロな電車が「36-R3」です。ちなみに36というのは「さんりく」を文字ってつけられたもので、三陸鉄道を走る電車の車両は36-○とつけられています。
「36-R3」は南リアス線の看板車両としてクウェートからの支援を受けて2014年に誕生。現在は土休日に盛駅~釜石駅を走っています。この「R」というのは「レトロ」という意味で、R3のほか、北リアス線で運用している36-R1、R2があります。
☆三陸鉄道☆
http://www.sanrikutetsudou.com/
広島電鉄100形(広島)
広電の愛称で呼ばれる広島電鉄で運行されている車両のなかでも、大正形電車の100系と、ハノーバー電車の200系はとくに人気。現在は週末を中心に8号線(横川駅~江波)を走っており、広島を旅するときには記念に乗車してみたいですね。
☆レトロ電車 運行時刻表|広島電鉄☆
http://www.hiroden.co.jp/train/sharyo/retro.htm
南阿蘇鉄道MT-3010形(熊本)
立野~高森の間17.7キロを走る南阿蘇鉄道。途中、日本一長い駅名である「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があるので、この駅で降りて駅名が書かれた看板などと一緒に写真を撮るのも面白いですね。
現在運行している車両のなかでもレトロな車両として注目をあつめる「MT-3010形」は1999年の「くまもと未来国体」にあわせて1998年に日本宝くじ協会の女性を受け誕生しました。
またトロッコ列車「ゆうすげ号」も観光列車として人気があります。
☆南阿蘇鉄道☆
http://www.mt-torokko.com/
上毛電気鉄道デハ1010(群馬)
群馬県の赤城山の麓、前橋市と桐生市を25.4キロにわたって東西に結ぶ上毛電気鉄道。レトロな車両として人気の「デハ1010」は、上毛電気鉄道が昭和3年に営業を開始した当時に制作された6両のうちのひとつで、いま走る電車では日本最古の車両と言われています。
そんな「デハ1010」は貸切で利用することができます。1日1往復貸切運行で10万円。ビールにおつまみを持ち込んで軽く宴会するもよし、同窓会、サークル仲間など使い方はさまざま。
☆デハ101貸切運転|上毛電気鉄道☆
http://www.jomorailway.com/deha101_charter.html
☆デハ101臨時運行情報|上毛電気鉄道☆
http://www.jomorailway.com/deha101_extra.html
伊豆急行100系(静岡)
伊東〜伊豆急下田の間の45.7キロを走る伊豆急行。そんな伊豆急行のレトロな電車が「100系」です。「100系」は伊豆急行線が開業された1961年当時の車両で、2002年に引退をしたものの、現在はイベント列車などで使用されています。
2015年10月から2016年1月までは100系電車に乗車するツアー「レトロ電車ぶらり旅」も実施され、今後も乗車イベントの開催を逐一チェックして、イベントにあわせて伊豆を旅したい。