写真：旅田サトシ北陸を代表する城下町・金沢。金沢城を中心に大名庭園「兼六園」をはじめ、「金沢21世紀美術館」や「ひがし茶屋街」まで見どころ満載！今回は初めて金沢へ行く方でも十分満喫できるおすすめのスポットとお店を厳選してご紹介します。
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まずは金沢市内を周遊する路線バスに乗ろう！
写真：旅田サトシ城下まち金沢周遊バス（右回りルート）
金沢で有効に散策したい方には金沢市内の主要な観光スポットをまわる「城下まち金沢周遊バス」に乗るのがおすすめ。金沢駅から先にひがし茶屋街、兼六園方面に行く「右回りルート」と近江町市場、香林坊方面に行く「左回りルート」の2つの路線が走っており、15分間隔で運行しています。
またこの他にも、金沢駅から21世紀美術館や兼六園へ直行できる「兼六園シャトル」も走っており、金沢駅から約20分間隔で運行。近江町市場、香林坊を経由して約15分で兼六園へアクセスできるので、あわせて利用してみて。
散策のお供におすすめ！「北鉄バス一日フリー乗車券」
- 写真：旅田サトシ北鉄バス1日フリー乗車券
「城下まち金沢周遊バス」や「兼六園シャトル」を何回も乗車する方には、お得な一日フリー乗車券を買うのもおすすめ。金沢市内の利用可能エリア内であれば乗車できるほか、21世紀美術館や兼六園近くにある「成巽閣（せいそんかく）」など、一部の観光施設で提示すれば割引の特典を受けられます。
なお一日乗車券は周遊バスのほか、北陸鉄道グループの路線バス（※一部を除く）でも利用できます。ただし、周遊バスや兼六園シャトルでは必要ではないのですが、路線バスでは必ず乗車時に整理券を取って乗車しなければならないので、ご注意を。
＜電話番号＞076-237-5115（テレホンサービスセンター/8時～19時）
＜料金＞おとな（中学生以上）500円、こども（小学生）250円
＜主な発売箇所＞北鉄駅前センター （口バスターミナル1番のりば近く）、金沢駅東口バスターミナル北鉄グループ案内所、片町サービスセンター、北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店 、金沢市内の主要ホテル、旅館など
※バス車内では販売しておりません。詳細は公式HPでご確認ください。
＜URL＞http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/oneday
【1】日本三大庭園のひとつ！加賀百万石の大名庭園「兼六園」
- 写真：旅田サトシ兼六園内にある徽軫（ことじ）灯籠
まずは金沢のシンボル「兼六園」を散策しましょう！水戸「偕楽園（かいらくえん）」と岡山「後楽園」と並ぶ日本三名園のひとつで江戸時代、加賀藩5代藩主・前田綱紀（まえだつなのり）が金沢城の外庭として作庭された回遊式庭園。歴代藩主が時代ごとに手を加えて現在の形に整えられました。
見どころのひとつは二股の脚が特徴的な「徽軫灯籠（ことじとうろう）」。左右の脚の長さの違いが“破調の美”を生んでおり、国内はもちろん、海外からも注目されています。
- 写真：旅田サトシ瓢池・翠滝
また徽軫灯籠がある霞ヶ池とは対照的に緑に覆われた瓢池（ひさごいけ）には高さ約6.6メートル、幅1.6メートルの翠滝（みどりたき）を見ることができるほか、少し歩いたところには日本最古といわれる「噴水」があります。
- 写真：旅田サトシライトアップした唐崎松
さらに通常では夜間の入園はできませんが、季節ごとにライトアップが行われるのも見どころのひとつ。雪吊りが施された唐崎松が幻想的に輝く演出を楽しめます。なお、入口は金沢城公園近くにある「桂坂口」や金沢21世紀美術館の近くにある「真弓坂口」など、7箇所から入園できます。
園内にある茶店でひと休みしよう！
- 写真：旅田サトシ時雨亭
散策した後は園内にある茶店や御亭でひと休みするのもおすすめ。瓢池近くにある茶店「時雨亭（しぐれてい）」ではお茶とお菓子を堪能できます。
- 写真：旅田サトシ抹茶（季節の上生菓子付き・税込720円）
定番の抹茶は季節の上生菓子が付いてくるほか、干菓子がついた煎茶（税込310円）も味わうことができます。美しい庭園を眺めながら一息つけましょう。
- 兼六園 時雨亭
- 金沢市 / スイーツ / 和菓子
- 住所：石川県金沢市兼六町１−５地図で見る
- 電話：076-232-8841
- Web：http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/si...
- 兼六園
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- 住所：石川県金沢市兼六町1地図で見る
- 電話：076-234-3800（石川県金沢城・兼六園管理事務所）
- Web：http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/
【2】加賀百万石・前田家の居城跡「金沢城公園」
- 写真：旅田サトシ金沢城・石川門
兼六園の桂坂口から石川橋を渡ってすぐのところにある「金沢城公園」。加賀藩前田家の居城で建造物のほとんどは火事によって焼失しましたが、江戸時代後期に再建された「石川門」や「三十間長屋（さんじゅっけんながや）」など、一部の建物が現存されています。
- 写真：旅田サトシ金沢城公園「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」
また復元作業も順次行われており、平成13年には巨大な城郭「菱櫓（ひしやぐら）・五十間長屋（ごじっけんながや）・橋爪門続櫓（はしづめもんつづきやぐら）」、平成27年には「橋爪門」が復元され、中に入って見学できるようになりました。
櫓内では復元について紹介するコーナーや発掘された資料が展示しているほか、金沢市内の眺望を楽しめる展望スペースがあります。あわせて城郭には全国的には珍しい多種多様な石垣が積まれているので、チェックしてみて。
加賀藩歴代藩主の内庭「玉泉院丸庭園」
- 写真：旅田サトシライトアップした「玉泉院丸庭園」
さらに菱櫓から少し歩いたところには、3代藩主・前田利常（まえだとしつね）が作庭した「玉泉院丸庭園（ぎょくせんいんまるていえん）」があって散策できるほか、毎週金曜日と土曜日、祝前日の夜にはライトアップも行われ、幻想的な景色を楽しめます。
- 玉泉院丸庭園
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- 住所：石川県金沢市丸の内3地図で見る
- 電話：076-234-3800（石川県金沢城・兼六園管理事務所）
- Web：http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/...
- 金沢城公園
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- 住所：石川県金沢市丸の内1−1地図で見る
- 電話：076-234-3800（石川県金沢城・兼六園管理事務所）
- Web：http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
【3】モダンアートの体験も楽しめる美術館「金沢21世紀美術館」
- 写真：旅田サトシ金沢21世紀美術館
日本国内だけでなく、海外からの観光客にも注目される現代アートの人気美術館。館内外には9つの常設作品があって鑑賞者自身が自由に体感できるほか、世界が注目するアーティストの作品を企画展で鑑賞できます。
- 写真：旅田サトシスイミング・プール
人気のアートスポットは、2004年にアルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒが作った「スイミング・プール」。プールをのぞくと、水の下から水面を見上げる人がいて、不思議な感覚になるほか、展覧会ゾーン（有料）で水の下から見上げると、また違った雰囲気で見ず知らずの人との交流を楽しめます。
- 写真：旅田サトシ雲を測る男
また交流ゾーンでは、無料でモダンアート鑑賞を楽しめるのも見どころのひとつ。素手で物差しを掲げ、空に浮かぶ雲を測っているような「雲を測る男」や部屋の天井が四角く切り取られており、そこから空を眺める「ブルー・プラネット・スカイ」など、不思議な体験を堪能できます。
- 金沢21世紀美術館
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- 住所：石川県金沢市広坂1-2-1地図で見る
- 電話：076-220-2800
- Web：https://www.kanazawa21.jp/
