日本三大菓子処と言われる金沢で、美しい上生菓子や落雁をつくってみませんか?そしてまた、石川県の郷土料理である押し寿し、かぶら寿司、じぶ煮をつくってみませんか?味わうだけでなく、自分でつくることで、金沢の文化をさらに感じることができます。旅行のスケジュールのひとつにぜひ、和菓子や郷土料理づくりをいれてみてくださいね。
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上生菓子
京都、松江とともに日本三大菓子処と言われる金沢。ひがし茶屋街などには町屋を利用したカフェやお茶処が多く、お茶と一緒に上生菓子をいただくのも、金沢観光の定番です。見た目にも美しい上生菓子を味わったら、ぜひ自分でもつくってみて♪職人さんからの手ほどきを受けながら上生菓子をつくるのは貴重な体験です。
石川県観光物産館
兼六園の近くにあり、観光客も訪れやすい「石川県観光物産館」。ここでは、金沢の老舗和菓子店の職人さんが、四季折々の上生菓子のつくり方を教えてくれます。3個は自分でつくり、職人さんがつくった1個と、計4個の上生菓子を持ち帰ることができます。
上生菓子づくり体験は約30~40分程度で、1名から参加できます。料金は税込1,230円(2016年1月現在)。ネットで予約できます。詳細はこちら。
- 石川県観光物産館
- 金沢市 / おみやげ屋 / 体験・アクティビティ
- 住所:石川県金沢市兼六町2−20地図で見る
- 電話:076-222-7788
- Web:http://kanazawa-kankou.jp/
越山甘清堂
金沢の伝統的なお菓子をつくり続ける、明治21年創業の老舗和菓子店です。ここでは、上生菓子2種類を2個ずつ、または金花糖の色付け2個(季節限定)の手づくり体験ができます。
上生菓子づくり体験は約40分程度で、料金は1,000円(2016年1月現在)。ネットで予約できます。詳細はこちら。
- 越山甘清堂本店
- 金沢市 / 体験・アクティビティ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所:金沢市武蔵町13−17地図で見る
- 電話:076-221-0336
- Web:http://www.koshiyamakanseido.jp/
村上製菓所(和菓子 村上)
明治44年創業、金沢ほか首都圏などにも店舗を展開する老舗の和菓子店。とくに「ふくさ餅」は金沢土産に人気です。またカラフルで可愛らしい「わり氷」は女性に人気のお土産。金沢の主要観光地にいくつか店舗がありますが、本社の菓子工場では、職人の指導により季節の上生菓子を3種類つくることができます。
上生菓子づくり体験は約60分で、受付人数は2人〜10人。料金は1,000円〜1,500円(2016年1月現在)。工場見学も可能です。
- 村上製菓所 本社店
- 金沢市 / スイーツ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所:石川県金沢市泉本町1-4地図で見る
- 電話:076-242-1411
- Web:https://www.wagashi-murakami.com/
落雁
茶の湯では薄茶点前に出される定番の干菓子、落雁。落雁は全国的につくられていますが、金沢では昔より茶の湯が盛んで、そのため落雁を看板商品に掲げる店舗が多くみられます。
森八本店
寛永2年(1625)創業と歴史ある和菓子店。森八がつくる落雁「長生殿」は日本三銘菓のひとつとされています。本店では、前日の午後3時までに予約をすれば、落雁づくりが体験が可能。体験のあとは、自分でつくった出来立てほやほやの落雁でお抹茶を一服、のこりはおみやげ用小箱に詰めてオリジナルギフトの出来上がり♪
料金は税込1,296円(2016年1月現在)で、体験料、お抹茶、おみやげ用小箱、金沢菓子木型美術館の料金も含まれています。毎回2名様~20名様まで。問い合わせフォームより予約できます。詳細はこちら。
- 森八本店
- 金沢市 / スイーツ / 和菓子 / カフェ・喫茶店 / 和菓子店
- 住所:石川県金沢市大手町10-15地図で見る
- 電話:076-262-6251
- Web:http://www.morihachi.co.jp/
せんべい
上生菓子や落雁のように甘さのあるものが苦手な方は、せんべい体験をどうぞ。
金沢彩匠
大正7年に創業したビスケットやクッキーの老舗メーカー北陸製菓が、平成9年にオープンした工場直営のお菓子処です。出来立てのお煎餅がいただけると観光客に人気で、ガラス越しに工場見学も可能。また店内の焼き釜を使って自分でせんべいを焼く体験では、できたてほやほやをその場で味わってもいいし、持ち帰ってもOK!
手焼き煎餅体験は、6枚入でひとり税込270円(2016年1月現在)です。