相楽園を満喫！【旧ハッサム住宅】の内部も大公開（神戸）

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• 神戸の観光名所の一つ【相楽園】とは？
•    元は実業家「小寺さん」の家
•    「蘇鉄園」から「相楽園」に
• 神戸で唯一の「日本庭園」と西洋の影響を受けた「芝生広場」
•    四季折々の表情が豊かな「日本庭園」
•    西洋の影響を受けた「芝生広場」
• 相楽園にある3つの重要文化財
•    1. 戦火を免れた「旧小寺家厩舎」
•    2. 日本に現存する唯一の川御座船「船屋形」
•    3. 元は北野の異人館街にあった【旧ハッサム住宅】
•       1Fの応接室や食堂は煌びやかな雰囲気
•       2Fは落ち着いた雰囲気の寝室 ＆ 大震災後の修復の様子を展示
•       2本のガス灯は「外国人居留地」から
•       阪神淡路大震災で屋根から落下した煙突
•       ハッサムさんはどこへ？！
• 相楽園のその他の見どころ
•    樹齢500年近い「大クスノキ」
•    戦火を免れた荘厳な門
•    茶室の「浣心亭」
•    結婚式会場としても人気の「THE SOURAKUEN」
•    季節折々のイベント
• 最後に・・・

相楽園のその他の見どころ

相楽園には、これら重要文化財の他にも、いろいろ見所があります。

樹齢500年近い「大クスノキ」

• 写真：まき子

とてつもなく大きなこの クスノキ は、小寺氏がここに私邸を建てるずっと昔…なんと！室町時代（戦国時代） からある木だそう！当時、この辺りには 花隈城 があり（「花隈」は現在も地名で残っています）、その鬼門除けとして植えたと伝えられています。

戦国時代から…ざっと計算しても、樹齢500年近くはあると思います。戦火にも大震災にも耐えて、よく生きのびているなぁ…と、生命力に感心してしまいます。

戦火を免れた荘厳な門

• 写真：まき子

相楽園の 正門 は、とても年季が入っており、その佇まいも風格があります。聞けば、この正門も神戸大空襲で焼失しなかった建物の一つだとか！全てケヤキで造られており、瓦には、小寺家の家紋「庵木爪」が入っています。

茶室の「浣心亭」

• 写真：まき子

当時、小寺邸内にあった 茶室「浣心亭（かんしんてい）」は神戸大空襲で焼失、戦後に離れのあった、池の南側に新築されました。常時公開はしていませんが、ツツジが綺麗に咲く4月〜5月に、「つつじ遊山」という毎年恒例のお茶会イベントで一般公開されています。

結婚式会場としても人気の「THE SOURAKUEN」

• 写真：まき子

この辺りは山側なので、広い相楽園内も勾配があるのですが、その一番高い場所に「THE SOURAKUEN」という迎賓館があります。レストランやカフェもあり、結婚式の会場 としても大人気！目の前には、先ほどご紹介した日本庭園が広がっているので、会場から見える光景は素晴らしいと思います。

• 写真：まき子

相楽園内では、カメラマンさんがお付きの結婚式事前撮影もよく行われていますヨ。相楽園の純和風な雰囲気と和装がとても良く合います。

季節折々のイベント

• 写真：まき子

相楽園の中はとにかく自然豊か。季節によって、木々や花が見せる顔も変わります。そんな四季を私たちも楽しめるよう、年間を通して様々なイベントが開催されています。

• 写真：まき子

冬は「ボタンの花」や、七輪で焼く美味しいお餅の提供、春になりつつじが咲く頃には「つつじ遊山」、夏は夜になってから涼むイベント、秋は紅葉を楽しんだり「菊花展」も大人気。その他にも「相楽市」や「講座」など様々なイベントがあります。

入園料300円 はかかりますが、たった300円でこれだけ満喫できれば、大満足！イベント情報や、重要文化財の一般公開日については ホームページ に情報が載っているので、ぜひチェックしてみてください。

最後に・・・

この相楽園、神戸の華やかな観光地と比べれば、事前知識がなければ「ふーん」で終わってしまうかもしれません。でも、一つひとつの由来を知って行けば、きっと何倍も楽しくなると思います。この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。