雪があまり降らない神戸ですが、六甲山では人工雪のゲレンデがある【六甲山スノーパーク】が毎年11月からシーズンオープン!神戸市内から車でたった30分、もちろん関西各地からもアクセス◎ ゲレンデの様子やレンタル施設、レストランなどをご紹介します。
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【六甲山スノーパーク】は人工雪だからシーズン通して安定!
六甲山と言えば、水が美味しかったり、ハイキングが人気だったり、自然豊かで四季折々の遊びができる山で、山頂付近には たくさんの楽しい施設 があります。
その中の1つ【六甲カンツリーハウス】は、春〜秋はバーベキューや自然を生かした遊びや農園体験のできる広大なパークですが、冬になると【六甲山スノーパーク】に大変身!
【六甲山スノーパーク】の特徴は、何と言っても「人工雪」!六甲山は標高932mなので、積雪がある時期でも50cmも積もらないほど。そこで、“人工雪でスキー場を作ってしまおう!”と1964年に開場されて以来、50年以上も続いている「雪のテーマパーク」のような場所です。
本当の雪山ほど広大なゲレンデではありませんが、毎年、関西で “最速” と言われる11月中旬にシーズンが始まり、3月末まで のロング営業でも 降雪量の心配は必要なし!
またアクセスも便利!山頂まで車でとても近く、公共交通機関も整っているので、いつも多くの来場者があるのですね。
今回は、六甲山スノーパークのゲレンデの魅力はもちろん、「初心者」の視点も織り交ぜながら、もっと具体的にご紹介します。
エントランスをくぐるとすぐに滑られるゲレンデ
エントランスには全く雪はなくても、中に入ればすぐにゲレンデが広がります。エントランスを入ってすぐはリフトを降りる地点なので、1本目はリフト券なしで滑り降りて行き、下でリフト券を購入することになります。
筆者が行った12月頭は、まだメインの「第1ゲレンデ」のみの営業で幅も狭かったのですが、随時拡大していくので、「第1ゲレンデ」と「第2ゲレンデ」と合わせて、幅は最終的には写真の倍以上になります。
人工雪を降らせているマシンもフル稼働!こうやってゲレンデを広げていくのか〜と感心してしまいます。
初心者にとっても優しい!
すでに慣れている人にとっては、いきなりゲレンデを滑れるとワクワクしますが、初心者にとっては怖いですよね。でもご安心ください!
【ウォーキングロード】で下まで歩いて行けます
「いきなり滑り降りるのは怖い」という方は、ゲレンデの下まで歩いて行ける【ウォーキングロード】があるんです!最終的にはこの道のすぐ脇まで人工雪のゲレンデになりますが、【ウォーキングロード】を利用すれば、下の緩やかな斜面で安心して練習ができます。
【ルーキーズパーク】もあります
【ウォーキングロード】のすぐ右手には【ルーキーズパーク】もあります。まさに「リフトの乗り降りですらまだ怖い!」という方向け!簡単に上まで歩いて登れますし、1月以降になるとムービングベルトも稼働します。
リフト1回券が安い!たったの150円!
たくさん滑りたい方は1日券がお得ですが、「まだそんなに滑れない」という人にオススメなのが【1回券】!なんと たったの150円!!
兵庫県のメジャーなスキー場での相場は、安くてもだいたい1回500円なのですが、それが150円というのは破格です。
「幼い子供連れファミリー」や「初心者を教える人」にも嬉しい♪
この150円の1回券、初心者に嬉しいだけではないんです。例えば幼いお子様連れのファミリー。
六甲山スノーパークには、小さなお子様も ソリ遊び などが楽しめる【スノーランド】がエントランスの右側に広がっているのですが、親だってスキーやスノーボードを楽しみたいですよね。
例えば、ママがお子様をスノーランドで見ている間、「ちょっとパパだけ滑ってくる!その後、パパとママと交代ね!」なんてことも1回150円であれば気軽にできます。
また、初心者の家族や友達にレクチャーする人も、一緒に教えながらだと、そんなに回数は滑れません。「1日券では元が取れないかなぁ」なんて時には1回券がピッタリです。
「速いリフト」と「遅いリフト」を使い分けよう
たくさん滑りたい人にも初心者にも嬉しいポイントは、まだまだあります。それが「低速リフト」。
「第1ゲレンデ」にある「A線」と「B線」の2本のリフトのうち、片方は通常ですが、もう片方が低速なのです。
日によって速度は変わるかもしれませんが、筆者が訪れた日は、A線は1秒1m、B線は1秒0.8mでした。
また、低速リフトのスタッフさんはとても親切で、小さなお子様をリフトに乗せたい場合は、係員さんが抱っこして乗せたり降ろしてくれるなどフォローしてくれます。
このようなお子様連れや初心者が乗るので、たまにリフトが止まることもありますが、ご愛嬌。のんびり行きましょう♪