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ダルビッシュ選手のミュージアム!SPACE 11 DARVISH MUSEUM【神戸・北野】

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:44都道府県

2020年6月15日更新

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写真:まき子

プロ野球選手として日本を代表するだけではなく、アメリカのメジャーリーグでも活躍している【ダルビッシュ有】のミュージアムが、神戸は北野にあります。どんな楽しみ方ができるのか、また神戸とダルビッシュ有のご縁もご紹介いたします。

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【ダルビッシュ有】の軌跡(2020年6月時点まで)

プロスポーツ選手が個人的なミュージアムを建てるのは、今やそう珍しいことではありませんが、せっかく行くならやはりその選手のことを少しは知っておきたいもの。

もちろん、その選手の大ファンであれば調べるまでもないと思いますが、あまり知らない人に向けて、ダルビッシュ有 という野球選手について少しご紹介いたします。

  • 写真:まき子

ダルビッシュ有 といえば、アメリカのプロ野球の大舞台、MLB(メジャーリーグ)で活躍する投手として知られています。大阪は羽曳野(はびきの)市で生まれ、小学校から始めた野球でメキメキ頭角を現し、中学校3年生では「羽曳野ボーイズ」のエースとして全国大会ベスト8に導いたそう。

そして、2002年に 東北高等学校 に入学したあと、甲子園で大活躍したことで日本全国区の有名人に。高校3年生で、球速150km/h という、一軍のプロ野球選手並みのすごい記録も残しています。

当然、日本のプロ野球界では各チームが欲しがる期待の星となるわけで、2004年のドラフトでは1巡目で 北海道日本ハムファイターズ に単独1位指名され、入団した年から5勝をマーク。

そして、2011年のオフシーズンにMLBの テキサス・レンジャーズ に移籍することに。その後、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブスへと移籍していますが、テキサス・レンジャーズ時代で絶好調だった 2013年 に、【SPACE 11 DARVISH MUSEUM】という名のダルビッシュミュージアム が、神戸は 北野 にOPENしました。

【SPACE 11 DARVISH MUSEUM(スペース11・ダルビッシュ・ミュージアム)】で過去から現在までを知る!

  • 写真:まき子

北野 は異人館なども多くあり、神戸に訪れる観光客に人気のエリア。その中でもメインストリートの1つである 北野坂 に、このミュージアムがあります。

ミュージアム名にある「SPACE 11」というのは、ダルビッシュ選手が、日本ハム〜レンジャーズ時代、そして2020年6月現在所属しているシカゴ・カブスでも付けている 背番号#11 が由来です。2013年にOPENした時も、11月11日11時11分 に公開というこだわり。

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

なお、建物全体がミュージアムではなく、2020年現在では3Fのワンフロアのみ。3Fまでエレベーターで上がると、入場料を払うカウンターがあります。大人500円、中・高300円、小学生10円(税抜)です。

中に入ると、途端にダルビッシュ選手一色!どんな展示があるのか、もっと細かくご紹介します。

館内は4つのゾーニングで構成

  • 写真:まき子

館内にはたくさんの展示物があり、スクリーンもいくつかあります。そして、大きく分けて4つのコーナーに分けられています。

【1:FIGURE】超リアルで迫力満点なフィギュア

まず3Fでエレベーターを降りると目の前にババーン!と現れるのが、ダルビッシュ選手が勝利の雄叫びをあげている表情の 等身大フィギュア。第2回WBCの優勝シーンを再現したんだそう。

その背後に置かれているケースにはたくさんのボールが並んでいます。これは、メジャーでも 奪三振王 を狙うダルビッシュ選手が、三振を1つ奪うごとにボールを1球ずつケースに追加しているのだとか。

なお、この入口にあるフィギュアだけ撮影禁止です。

  • 写真:まき子

それ以外は撮影OKです。フロア中央にはテキサス・レンジャーズ時代のユニフォームで、今にも投球しそうな勢いのあるフィギュアが。

  • 写真:まき子

奥には、シカゴ・カブスのユニフォームを着たフィギュアが。これらは、“4Dフィギュアクリエイター” と称される 遠藤慎也 さんが手がけたもので、肌の質感、血管の浮き具合、ひげや腕の毛など…とにかく、ものすごいリアルです。

【2:HISTORY】小学生からメジャーリーガーへ羽ばたくまでの軌跡

  • 写真:まき子

ヒストリーゾーン では、小中学時代、高校時代、日本ハム時代、MLB時代と4つの時代に分けられており、メジャーリーガーとして羽ばたくまでの軌跡を伺うことができます。

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

当時使用していた道具やユニフォームなどを中心に、約100点もの展示品がディスプレイされていて、ムービーやパネルでも様々なシーンを見ることができます。

また、今は有名な選手であっても、たいていの場合、一般人に名前が知れ渡るのは甲子園で活躍してから。なので、ダルビッシュ選手の小中学生時代の一辺を見られるのは、なかなか貴重です。

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

上記2つの写真は、東北高等学校の時に身につけていたものや、2004.3.26 NO-HITTER 76th highschool Championship と書かれた記念ボールです。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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