ロンドン
ロンドン観光
古い建物が残る街並みが美しく交通機関が発達

路線バスに乗っているだけで次々に観光名所が!ロンドンバス・ルート11

取材・写真・文:

Tamami Persson
シンガポール在住

2017年9月18日更新

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写真:Tamami Persson

なんと、ロンドンの路線バスには乗っているだけで有名な観光地を縫うように進むルートがあるのです!バス停を拠点に移動すれば迷わず観光地を回れるお助けツールに!また、乗りっぱなしで始発から終点まで所要時間約1時間(道路状況による)と、飛行機のトランジットや出張で時間はないけどロンドンを一通り見てみたい、などと言う方にはまさにぴったりです。11番バスに乗り2階の前席を確保してロンドン観光を簡単にお金をかけず楽しみましょう!

ダブルデッカーに乗ろう!

旅行の醍醐味のひとつに、現地の交通機関に乗る!ということがありますね。

しかし、バスに関しては「路線が複雑で」と、二の足を踏む方もいらっしゃると思います。ただ、今回ご紹介するルートは、乗り換えいらずで、しかも観光名所名がバス停名になっているところがほとんどなので、難しいことはありません。

ロンドンを走る路線バスの多くが2階建てのダブルデッカーで、しかも2011年から2017年まで製造された型のバスは「ニュー・ルートマスター」の愛称の、他ではちょっと見られないとても斬新なデザインです。地下鉄と違って車窓の風景が楽しめるバス。ロンドンを訪れた記念に是非バスに乗ってみませんか?

ルート11番でGO!

ロンドン中心部のイギリスの重要拠点を押さえて走るルート

今回ご紹介するロンドンバスのルート11番は、何度か若干の変更を加えながらも、なんと1906年から運行されている歴史あるルートです。

11番バスはロンドン中心部から少し西に寄ったフラムとロンドン東側のリバプールストリート駅の間を走るルートで、イギリスの政治経済を担って来た歴史的な建物の間をつなぐように走るルートです。そのため観光客にとっては路線バスに乗っているだけで観光名所を巡ることのできる大変便利なルートとなっています。

今回は、そんな東西に走る11番バスのルートの西側から東側に進みながら、主な見どころを紹介していきたいと思います。ちなみにこの11番バスは、映画『ダ・ヴィンチ・コード』で、テンプル教会で物語の鍵となる秘密に気づき、アイザック・ニュートンの埋葬されているウェストミンスター寺院へ向かう主人公たちが乗るバスとして登場します。

こちらに11番バスのバス停名一覧が載っています。また「Map view」のアイコンをクリックすると路線地図が表示されます。

車窓に続く超高級住宅街

東向きの11番バスの始点は、フラムブロードウェイ駅から150mほどの、Harwood Road にあるフラムタウンホールと言うバス停です。バスの行先名は「リバプールストリート駅」です。尚、フラムタウンホール前には、フラムタウンホール H、R、S、T の4つのバス停があり、11番バスが出るのは「フラムタウンホール R」ですのでご注意ください。

ルートの最初の部分、フラムキングスロードスローンスクエアベルグレイヴィアにかけては、超のつく高級住宅街です。バスの車窓からは現在のロンドンのお金持ちが、どのようなところに住んで、どのようなお店で買い物をするかが垣間見えると思います。

  • 写真:Tamami PerssonFulhamエリアにあるイタリア食材店 Luigi's Delicatessen
  • 写真:Tamami PerssonSloane Squareの超高級住宅街

その中で、キングスロードは60年代はモッズ、70年代はヒッピーやパンクなどのカウンターカルチャーの中心地となった場所です。

現在では若者のカルチャーの発信地という役割は終え、すっかり高級住宅街のショッピング通りとなっていますが、興味のある方は下車して、ヴィヴィアン・ウエストウッドの World's Endなど当時から現存するお店を訪れてみると、その時代に思いを馳せることができるかも知れませんね。

また、キングスロードには、展示に定評のある近代美術館のサーチギャラリーがありますので、興味のある方は降りて寄ってみても良いと思います。

フラムタウンホール R(バス停)
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Fulham, London SW6 4QP地図で見る
Web:https://tfl.gov.uk/bus/route/11/
ヴィヴィアン・ウエストウッド ワールズエンド
ロンドン / ファッション
住所:430 King's Rd, Chelsea, London SW10 0LJ地図で見る
Web:http://worldsendshop.co.uk/
サーチギャラリー
ロンドン / 博物館・美術館
住所:Duke of York's HQ, King's Rd, Chelsea, London SW3 4RY地図で見る
Web:http://www.saatchigallery.com/

ロンドンを代表する建造物が次々と!

ビクトリア駅

ロンドンの主要駅のひとつであるビクトリア駅を過ぎると、バスは段々とイギリスにとって重要な建物の多い地域へと入って行きます。有名な観光名所がルート上に現れて来るのはこの辺りからですので、滞在プランによってはここからバスに乗っても良いかと思います。

ビクトリア駅は大きな駅でバスはルートにより乗り場が分かれていますが、東向き11番は「Victoria STN/ Grosvenor Gardens S」というバス停から乗ります。Buckingham Palace Road沿い、Ferdinand Foch像付近になります(Grosvenor Garden Qというバス停とは異なりますのでご注意ください)。

ビクトリア駅
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Victoria St, London SW1E 5ND イギリス地図で見る
ビクトリア駅/グローブナーガーデン(バス停 S)
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:97 Buckingham Palace Rd, Westminster, London SW1W 0RP イギリス地図で見る

ウェストミンスター大聖堂

ビクトリア駅を過ぎてまず現れる歴史的建物は、石とブロックの織りなすストライプが特徴的なウェストミンスター大聖堂です。イングランドとウェールズにおけるカトリックの本山ですが、オープンは1903年と比較的新しい建物です。

  • 写真:Tamami PerssonWestminster Cathedral
ウェストミンスター大聖堂
ロンドン / 社寺・教会
住所:42 Francis St, Westminster, London SW1P 1QW地図で見る
Web:http://www.westminstercathedral.org.uk/

ウェストミンスター寺院、ビッグベン、ロンドンアイ

バスがさらに進んで行くと、ウェストミンスター寺院ビッグベンロンドンアイがいっぺんに視界に入って来ます!

  • 写真:Tamami Persson

ウェストミンスター寺院は、11世紀に建設されて以来改築を重ねて現在の姿になった大聖堂で、歴代の英国国王の戴冠式が行われたり、歴代の王や女王に加え著名な政治家や科学者などが、壁と床に埋葬された墓地としても有名な寺院です。

バスは右側にウェストミンスター寺院の側面を眺めながら進みます。

  • 写真:Tamami PerssonWestminster Abbey側面

ロンドンのシンボルとも言えるビッグ・ベンは、国会議事堂であるウェストミンスター宮殿に付属する時計台ウェストミンスター大時計の愛称、と思われがちですが、実は大時計の中の、時を知らせる鐘の最も大きなものにつけられている愛称なのだそうです。ビッグベンの時計台もバスの2階からとてもよく見えます。

  • 写真:Tamami PerssonBig Benの愛称で呼ばれていますが、英語での正式名は Elizabeth Tower。

尚、バスから姿は見えるものの、ロンドンアイ(1999年のオープン当時世界一の大きさだった大観覧車)は、テムズ川をはさんだ反対側にあり、バス11番は近くは通りません。

ウェストミンスター寺院
ロンドン / 社寺・教会
住所:20 Deans Yd, London SW1P 3PA地図で見る
電話:+44 20 7222 5152
Web:http://www.westminster-abbey.org/visit-us/language...
ビッグ・ベン(エリザベス塔)
ロンドン / 観光名所 / 建造物
住所:London SW1A 0AA地図で見る
ウェストミンスター宮殿
ロンドン / 建造物
住所:Westminster, London SW1A 0AA, UK地図で見る
Web:http://www.parliament.uk/about/living-heritage/bui...
ロンドン・アイ
ロンドン / テーマパーク・レジャー
住所:Lambeth, London SE1 7PB地図で見る
Web:https://www.londoneye.com/

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※この記事は2017年9月13日に公開した情報です。
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