青森県を代表する景勝地、奥入瀬渓流。美しい渓流やダイナミックな滝、神秘的なコケの絨毯など見どころ満載の観光地です。今回は訪れる度に新たな魅力と出会う、奥入瀬渓流をたっぷりとご紹介します。次のお休みは大自然のなかで、癒しの旅はいかがですか?
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究極の癒しスポット、奥入瀬渓流とは
- 出典:www.city.towada.lg.jp奥入瀬渓流散策MAP
奥入瀬渓流とは十和田湖から流れ出る奥入瀬川の、子ノ口(ねのぐち)から焼山まで続く全長約14kmの流れ。「三乱の流れ」や「阿修羅の流れ」など代表的な流れのほか、大小魅力の異なる滝、苔むした岩など見どころが沢山あり、十和田湖とともに国の特別名勝・天然記念物に指定されます。ベストシーズンは新緑の5〜6月や紅葉の10月頃。
ここは外せない!奥入瀬渓流の一押しポイント
三乱の流れ
焼山方面に程近い三乱の流れ(さみだれのながれ)は、3つの流れの合流地点で豊富な水量がありながら穏やかな流れが美しい場所。なかでも岩の上にムラサキヤシオが可憐に咲く、5月中旬は見物。
石ヶ戸
大きな一枚岩が巨木に支えられ、重厚な存在感を放つ石ヶ戸。奥入瀬渓流のなかで唯一休憩所が併設されており、蕎麦やラーメンなどの軽食やご当地スイーツなどで旅疲れを癒してくれます。
- 石ヶ戸休憩所
- 青森 / 休憩所
- 住所:青森県十和田市奥瀬字惣辺山1地図で見る
- 電話:0176-74-2355
- Web:http://www.oirase.or.jp/ishigedo/ishigedo.htm
阿修羅の流れ
こちらは奥入瀬渓流を代表する阿修羅の流れ。うっそうとした木々のなか阿修羅の如く、激しくうねるように流れる様は一見の価値があります。
雲井の滝
高さ20メートル、段壁から3段になって落下する雲井の滝。遊歩道から少し奥まった位置にありますが、近くまで歩けます。ぜひ間近で迫力ある滝をご覧になってみてください。
九段の滝
こちらは滝だけでなく、地層も見どころの九段の滝。積み重ねてきた歴史の重みを感じながら、涼やかな滝を楽しんでみてはいかが?
銚子大滝
奥入瀬渓流で唯一本流にかかる銚子大滝。高さ7m幅20mにも及ぶ、圧倒的な水量のダイナミックな滝がご覧になれます。
奥入瀬渓流を巡る、オススメの歩き方
トレッキング
見どころ満載の奥入瀬渓流を訪れるなら、カメラ片手にトレッキングがおすすめ。半日かけて美しい渓流や滝を巡れば、旅疲れも心地いいほど気分爽快になれますよ。焼山方面から入ると、ゴールする頃には大パノラマの十和田湖というご褒美も。
コケさんぽ
奥入瀬渓流は、2013年「日本の貴重なコケの森」に選定されたコケの宝庫。ルーペで覗く神秘的な世界を求めて、全国からコケ観察好きのモスガール(苔ガール)が訪れているそう。奥入瀬渓流館では可愛らしい「コケ玉作り体験」もできるので、コケさんぽのお土産にお一ついかがでしょうか。
サイクリング
木々のアーチをくぐりながら自転車で巡る渓流足ストサイクル 楽チャリもおすすめの歩き方。渓流沿いの奥入瀬渓流館、石ヶ戸休憩所、JRバス子ノ口の3ヶ所でレンタル・乗り捨てでき、便利で助かる存在です。電動アシストタイプもあり、体力に自信のない方も安心して利用できます。
バス
歩くのに疲れたときは、30分〜1時間間隔で運行するバスの活用もおすすめ。観光名所が集中している石ヶ戸、雲井の滝、銚子大滝停留所で下車すると便利です。
マイカー・レンタカー
あまり時間はないけど、渓流観賞を楽しみたいという方におすすめは車での観光。渓流沿いには焼山方面から奥入瀬渓流館、黄瀬川、石ヶ戸休憩所、銚子大滝、子ノ口と5ヶ所に駐車場があり、ドライブはもちろん、近辺を散策することも出来ますよ。紅葉シーズンには交通規制がかかるため注意が必要ですが、お好みの歩き方で奥入瀬渓流を存分に楽しんでみてくださいね。
- 奥入瀬渓流
- 青森 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / ツーリング
- 住所:青森県十和田市奥瀬字栃久保183地図で見る
- 電話::0176-51-6770(十和田市役所観光商工部観光推進課観光企画係)
- Web:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000339.html